平成くん、さようなら の商品レビュー
この本は平成の時代が終わるのと平成くんという名の青年が自ら安楽死を選ぶ物語。実際に存在する場所や企業が使われており、フィクションよりも実話を思わせる。また、安楽死という死に対するテーマを俯瞰して見ることができて、とても面白かった。
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8年前に友達に教えてもらって読んだ本 東京での憧れの生活が眩しくて好きだった 2人の会話には愛が溢れてて、最終話は涙無しでは見られなかった 久しぶりに読み返すととても読みやすい本 あれ、こんなに悲しい本だったっけ 終わりへとむかっていく過程が苦しい 人は本来1人なんだよね 夫...
8年前に友達に教えてもらって読んだ本 東京での憧れの生活が眩しくて好きだった 2人の会話には愛が溢れてて、最終話は涙無しでは見られなかった 久しぶりに読み返すととても読みやすい本 あれ、こんなに悲しい本だったっけ 終わりへとむかっていく過程が苦しい 人は本来1人なんだよね 夫婦だとかパートナーとか恋人、家族がいても 人生は自分のものでしかないんだなー いま失うことを怖くて考えられない程 愛している夫がいるけれども 私は別れを全く想像できない
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安楽死が合法化された日本という設定。 Googleホームが当たり前に稼働していて、やたらと合理的。 パラレル? 昭和に比べたら平成はかなり合理的なんだろうな、と思う。 人間の感覚とかも変わってきていると思う。 現実とSNSなんかとの付き合いの差がぼんやりしてきたり、日本人特有の?...
安楽死が合法化された日本という設定。 Googleホームが当たり前に稼働していて、やたらと合理的。 パラレル? 昭和に比べたら平成はかなり合理的なんだろうな、と思う。 人間の感覚とかも変わってきていると思う。 現実とSNSなんかとの付き合いの差がぼんやりしてきたり、日本人特有の?耐えるという風潮が随分弱まってきたり。 当然良い部分も悪い部分もあるわけで…。 読みながら平成の30余年に思いを馳せる。 結末云々ではなく、平成について考えさせてくれる1冊だった。 平成が始まった年は私にとてもある意味節目の年だった。 平成終わっちゃったなぁ… 時間の過ぎるのなんてホントあっという間。
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読むのに時間かけすぎたー、というのも、なかなか難しくて世界観掴むのに時間かかった。その世界観に最初は違和感感じまくりで、なかなか読み込めなかったんだよなぁ、、。 ただ、性で生死を感じる感覚とか、概念で死を理解するとか、瞬間的になるほどと思う機会は色々あって。 最終的に病気オチは拍...
読むのに時間かけすぎたー、というのも、なかなか難しくて世界観掴むのに時間かかった。その世界観に最初は違和感感じまくりで、なかなか読み込めなかったんだよなぁ、、。 ただ、性で生死を感じる感覚とか、概念で死を理解するとか、瞬間的になるほどと思う機会は色々あって。 最終的に病気オチは拍子抜け感あるけど、最終章?の書き方はうまいなって思った。 もう少し大人になったらもう1回読んでみたい。
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平成くんが生きていたのはデジタル化や簡素化、合理的でいることが良いとされる時代。 自分も無意識にその流れに乗って、抗わないことが善いとされる。 本当はもっと非効率的に泣いたり怒ったりできたら選ばなかったラストなんじゃないかと思う。 冒頭で本を閉じそうになったが我慢してよかった。
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安楽死を題材にした作品 平成くんの気持ち納得はできなくても少しわかる気はする。死というものについて考えさせられた。 最後は切ないし、悲しい、この表現が適切なのかな
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平成くんは安易に安楽死を求めているのではなく,事情があり,それが彼女との行為を嫌う理由でもある。猫の死も辛いのに恋人の死はなおさら耐え難い。残されたスマートスピーカーの声が虚しい。
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恋愛模様と安楽死についての内容、ただ男女と読み手の生活水準に大差があり、実用品について行けない私。ただ平成くんが令和の時代にも何処かで過ごしてればなと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
TVでの古市さんが面白いので読んでみた。 論理的なようで偏りもあり、なんかピュアな古市さんらしさ全開! 平成くんと付き合って新鮮な世界観に刺激され、その後分かりやすい男性と付き合って癒されるという流れが面白かった。
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安楽死をテーマに書かれた本の1つとして、ずっと読んでみたくて、やっと読めた。 話の最後の終わり方が悲しかった。 でもそういう生き方もありなのかもしれない。
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