きれいなシワの作り方 淑女の思春期病 の商品レビュー
村田沙耶香さんの小説を読んでいるととても独特な感性の持ち主だなと思っていたので、エッセイともなるとどんか奇抜な生活を送っているのかなと勝手に予想してしまった。しかし実に赤裸々に老いや見た目、生活のちょっとした面白エピソードが満載で良い意味で裏切られてとても良かったです。
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『変半身』が初めて読んだ村田さんの作品でした。 とても好きな本だったので、他の作品と一緒にエッセイも購入。 村田さんの印象が変わり、とてもユーモアのある方だと感じました。今後も追いたい作家さんです。
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私はまだアラサーでもアラフォーでもないけれど、「友達が減る季節」というお話しが本当にそうだよな〜とすごく共感できました。自分も既に価値観の違いや就職などの関係で友達が減ったけど、またきっとたくさんの出会いがあると信じようとこのエッセイを読んで感じました。また年を重ねた時、読み返し...
私はまだアラサーでもアラフォーでもないけれど、「友達が減る季節」というお話しが本当にそうだよな〜とすごく共感できました。自分も既に価値観の違いや就職などの関係で友達が減ったけど、またきっとたくさんの出会いがあると信じようとこのエッセイを読んで感じました。また年を重ねた時、読み返したいと思いました。
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とにかく暗い気持ちをとっぱらいたい、楽に読めてちょっと笑える本がいい!!! ということで恋人の本棚から勝手に拝借して読んだ本書。。。(この感想を見たら怪訝な顔をされそうなので一応明記しておく) 期待通り面白く、共感できて、著者の友達になった気分で楽しめた。 著者の自意識過剰ぶり...
とにかく暗い気持ちをとっぱらいたい、楽に読めてちょっと笑える本がいい!!! ということで恋人の本棚から勝手に拝借して読んだ本書。。。(この感想を見たら怪訝な顔をされそうなので一応明記しておく) 期待通り面白く、共感できて、著者の友達になった気分で楽しめた。 著者の自意識過剰ぶりを笑いながらも、自分もその節がある。誰もそんなとこ見てないよ!気にしてないよ!と言われそうだし、同じ悩みを抱える友達がいたら「気にしすぎ!」と言うと思うけれど、自分のことになると深刻だったりする。 これを書いている時の著者の年齢より自分は少し若いので、分かる分かると思う部分もあれば、 数年後にはこんなふうに悩むことになるのか…!とちょっとした心構えになったり。 いくつになっても、くだらないことについて真剣に悩みながら生きていくんだな、と思うと、年を重ねるのが楽しみになる。
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最初は分かる分かる…と思ったけど、後の方になるにつれ分からなくなった。あとがきを見たらお友達の方も同じように思っていた。 作者はたしかにちょっと変わっている。けど、なんでも話せて受け入れてくれる友達が複数人いて、彼氏がいたこともあるし、結婚願望も子どもを持つことに対する願望もある...
最初は分かる分かる…と思ったけど、後の方になるにつれ分からなくなった。あとがきを見たらお友達の方も同じように思っていた。 作者はたしかにちょっと変わっている。けど、なんでも話せて受け入れてくれる友達が複数人いて、彼氏がいたこともあるし、結婚願望も子どもを持つことに対する願望もある(流れに身を任せるというようなことを書いてあった)、案外普通かつ保守的な人だなあと思った。作者の作品はフェミニズムっぽいことや反出生っぽい内容が多いだけに、少しがっかりした。 この体験があの作品のああいう部分になってるんだなと分かるのはオタク心に嬉しかった。 作者の他の小説を読んで共感する人ほど、読むべきでないと思った。9年も前の本なので作者の思想も変わっているかもしれないけれど。
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私の思っていた村田さんのイメージと違った! 村田さんといえば、コンビニ人間や殺人出産など。いわゆる恋愛をテーマにした女性作家ではないし、変わった人なんだろうなぁと思っていたんだけど、実はこんなにゆるふわな感じの人だったのねー!? (ゆるふわは語弊があるかもしれないけど、とても女性...
私の思っていた村田さんのイメージと違った! 村田さんといえば、コンビニ人間や殺人出産など。いわゆる恋愛をテーマにした女性作家ではないし、変わった人なんだろうなぁと思っていたんだけど、実はこんなにゆるふわな感じの人だったのねー!? (ゆるふわは語弊があるかもしれないけど、とても女性的だってことだよ) このエッセイを書いていたとき、村田さんは30代半ば。 私自身は30代前半で子を生み、育てていたものの、20代後半の焦燥感はかなりあった方なので、その時のことを思い出した…。 これは悪口や批判ではなく、人間が自分の性別特有の焦りを抱いているときって、すごくイタいんだよね。 本人の心も、それを見守る周りも。 村田さんはとても個性的な小説を書く人だけど、こういう多くの人が持つ感情とか自意識過剰なところとかあるんだなぁって、親近感抱きました。 村田さんは元彼とのことを、コンビニ人間の話に昇華させたのでしょうか。コンビニ人間一度読んだだけなのでうろ覚えだけど…理不尽な男と同じ家にいるというモヤモヤを、元カレエピソード読みながら思い出した。 村田さんが音楽を聴いている時に小説のアイデアが浮かぶとか、コンビニでバイトをしていて同僚を尊敬しているとか、村田さんの創作活動に関係する記述は少しだけ(本当に少しだけ)あったのが、嬉しかった。
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あの「コンビニ人間」の著者、村田沙耶香がエッセイをということで、どんなことを日々感じたりしてるのかしら…と興味をもち読みました。 結果、かなり普通でありしかも陽キャよりであり、ちょっと肩透かしをくらいました。(勝手なイメージを抱いて勝手に期待していたので完全に私が悪い。) 女性...
あの「コンビニ人間」の著者、村田沙耶香がエッセイをということで、どんなことを日々感じたりしてるのかしら…と興味をもち読みました。 結果、かなり普通でありしかも陽キャよりであり、ちょっと肩透かしをくらいました。(勝手なイメージを抱いて勝手に期待していたので完全に私が悪い。) 女性であるゆえに迫る出産のリミット、「おばさん」らしく振る舞うこと、友だちとの会話も切実なものになっていく…というアラサー女性あるあると、美容に関するエピソード多めでした。 私も素敵に歳を重ねて、笑って読み返すことができたらいいなと思いました!
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コンビニ人間でハマった村田沙耶香さんのエッセイ。すごく楽しみにして読みました。 コンビニ人間もそうだけど、村田さんのイメージが作品からエキセントリックなのかなと感じていたので穏やかな雰囲気にびっくり。とともに、いまのアラサーの私にはめちゃくちゃ読みやすくささーっと流し読み。共感で...
コンビニ人間でハマった村田沙耶香さんのエッセイ。すごく楽しみにして読みました。 コンビニ人間もそうだけど、村田さんのイメージが作品からエキセントリックなのかなと感じていたので穏やかな雰囲気にびっくり。とともに、いまのアラサーの私にはめちゃくちゃ読みやすくささーっと流し読み。共感できないとすれば、出てくる友達友だちというキーワードで…ananで連載されていたと聞いてなるほど、と。ananのエッセイ、適度に毒があって、でも標準化されてていいよねと思った。
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村田沙耶香のエッセイ。三十歳女性に訪れる二度目の思春期をメインにしたトピックスが多め。村田沙耶香の独特な感性を感じられて面白かった。
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エッセイっていいなぁ。 日常の些細なところに気づけて楽しくなる。 村田さんの「自意識」が面白くて救われる。 自分の心と身体の変化にも 丁寧に向き合っていきたいと思った。
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