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きれいなシワの作り方 淑女の思春期病 の商品レビュー

3.8

139件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    52

  3. 3つ

    40

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2026/04/23

年齢と経験を重ね、それなりに世界を見る目は育ってきた気もするけれど上手におばさんするにはまだまだヒヨッコで、身体の変化も無視できなくなってきた。 そんな微妙なはざまで自意識が揺れ動くお年ごろのあれこれを吐露したエッセイ。 絶妙に痛々しいのが刺さる 「初めてでよく分かりません...

年齢と経験を重ね、それなりに世界を見る目は育ってきた気もするけれど上手におばさんするにはまだまだヒヨッコで、身体の変化も無視できなくなってきた。 そんな微妙なはざまで自意識が揺れ動くお年ごろのあれこれを吐露したエッセイ。 絶妙に痛々しいのが刺さる 「初めてでよく分かりませんでしたあ」では許してはもらえないという妙に切羽詰まった心情。 セクハラされる側だったはずの私たちが、いつのまにかしてるかも知れない側に立っている怖さ。 お酒に弱くなったことを実感するけれど、「飲める」女として誤魔化してきた数々のことを手放す不安。 「コンビニ人間」をはじめ、ちょっと倒錯した世界を描く村田沙耶香さんの内側は、想像よりずっと私だった。

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2026/04/06

村田さんめちゃめちゃおもろい人でした。 これは30代以上の女性は共感しかないのでは。私は20代で読みたかった…

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2026/04/05

8割くらい共感できた! 産む産まない問題や、昔のダイエットで今は痩せないとか、永遠に通販で物を探すとか、、あるあるで面白かった。 友達の愚痴について、傷つきながら生きてるから傷から膿が出る。それは懸命に生きてる証という下りにそういう捉え方があるんだ!といい気付きを得た。

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2026/04/04

世界99の上巻を読み終え、 えーと、このすごい作品はどんな人から生まれているの?(いい意味でパニック) ということで、エッセイ覗き見。 内容は、どれも貴重なよもやま話(大人独身女にこういう与太話ができる友達はあまりいない。) みんなの前でiPodを再生できない、SNSが下手、...

世界99の上巻を読み終え、 えーと、このすごい作品はどんな人から生まれているの?(いい意味でパニック) ということで、エッセイ覗き見。 内容は、どれも貴重なよもやま話(大人独身女にこういう与太話ができる友達はあまりいない。) みんなの前でiPodを再生できない、SNSが下手、のような恥じらいの感覚が私にはわかりみが深いすぎて、「先輩ついて行きます!」という気持ちに。 30代から40代の女性として身体に変化が生じること、それは「大人の思春期」(確かに) 思春期から大人の思春期まで、なにかと感じる女であることの緊張感。 本著では面白く描かれていますが、それらが世界99 のエッセンスだったのだ、と腑に落ちた気分。 世界99の合間にふぅと力を抜くのに併読をお薦めします。

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2026/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

節々に個性を出したいという欲望があって、 (丸文字ではなくカクカクの文字をサイン帳に書くぞ、とか)そこに共感するとともに、自分のこだわりへの執着がおもしろおかしく書かれている部分に何度もふっと笑ってしまった。 ・ダイエットに対して、自分の身体をコントロールする、という感覚を持っているのが村田沙耶香さんだなと思った 以下、読書メモ はじめての結婚願望 ・結婚願望があるか?という質問に対して、機会があればしてみたいと思う、という答え方 ・誰かと日常を共有してみたい モテモテ老人ホーム ・結婚できないなら老人ホームでモテたい、という発想 大人のパンチラ考 *堂々と、「私は素敵なものを見せてます!」とパンチラができる大人になりたい。 まだまだ子供の「一人でバー」 ・ノートに意味不明のことを書きながら飲むの楽しそうすぎる 夢でよく行くデパートのフロアガイド…よすぎる… メリットがない女 ・超共感。私はあなたといてとても楽しいけれど、あなたにとってはどうなんでしょう、何かメリット(私からあなたに与えられるもの)はあるんでしょうか?と思ってしまう。 著者の言うとおり「何もないけど、もし部屋で死んでたら気付くよ!」くらいのスタンスで丁度いいのかもしれない。 大人の恥ずかしいゴミ ・大人の玩具の捨て方は、ベランダでハンマーで叩き壊して捨てる、のが穏便らしい、笑う 鞄がもげる夏 ・もげるくらいの荷物量の多さ、てか、もげるという表現よ ストール無間地獄 *地引網に大量のヒトデがかかっている、というデザインのストールをどうやって着こなせばいいのか、過去の自分を問い詰めたい。 あとがき *老いていく身体を内側から見ることは、一生に一度しかない大切な観察記録のような気がするのだ。

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2026/03/02

2026年4冊目 非常にミステリアスな人だとおもったけど、意外に俗っぽく、女性らしさや年齢を人一倍気にしていておどろいたのでした 逆になんであんな小説が書ける…?

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2026/02/25

30を過ぎた辺りの女性あるあるをいくつものパターンでまとまっておりとても読みやすかったです 続編をぜひ読みたい

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2026/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

言葉にしてくれなくても、その痛みがそこにあるということ、それを抱えながら生きているということは、知っていたい。膿を抱えて生きる友達をどうすれば言葉で抱きしめられるのだろうと思いながら、何時間も話し続けているのだ。

Posted byブクログ

2026/02/14

2026.12 村田沙耶香さんの小説世界99をブクログで検索するときに出てきて、気になったので買ってみた。エッセイの文章も読んでみたかった。30代の私にはどれもすごく共感できて、ありがたかった。ここ最近の私は少し年上の女性の文章をよく読んでいる。人生の先輩(お姉さん)からのアド...

2026.12 村田沙耶香さんの小説世界99をブクログで検索するときに出てきて、気になったので買ってみた。エッセイの文章も読んでみたかった。30代の私にはどれもすごく共感できて、ありがたかった。ここ最近の私は少し年上の女性の文章をよく読んでいる。人生の先輩(お姉さん)からのアドバイスがほしいんだと思う。 === P16 皺を綺麗だと言ったのは理想論で、現実にそれが起きればこうして足掻いてしまうのかと、自己嫌悪に陥る。皺は美しいと思う。でも、皺を作らないような努力をしてしまう。どちらも本当の私の気持ちなのだという気がする。2つの価値観の間を揺らいでいる。 P18 人生で誰も味方がいない。結婚相手がいるっていうだけで、「家族』という味方がいる人生になれる。それだけでいい」という子もいた。 P21 彼は子供だったのだと思う。無条件の愛情を自分に注いでくれる人を探していて、それが「奥さん」なのだとじて疑っていなかった。 P27 年をとっても好きな服を着ていたい、というけれど、自分の好きな服自体がよくわからなくなってきてしまった場合はどうすればいいのだろうか。 P53 一人で過ごすその時間を好きでいたい。それでももし侘しいな、と思ったら、侘しさを味わうイベントにしたい。 P59 「孤独でなくなりたい。心から信頼できるパートナーが欲しい」 P94 こんな風に「メリット」について考えるだけで、自分が人間ではなくて「家庭」の歯車になっていくようで心がすさみ、「結婚」という概念そのものに対して疲れていく。 結婚していないのに結婚に疲れる。 P107 人間と人間として、私たちは互いの人生からフェイドアウトすることを選択するときがある。 P137 大人になるにつれて、昔より初めてのことに用心深くなっている気がする。多分、「大人だから迷惑をかけたくない」「若い子と違って、「初めてでよくわかりませんでしたあ』と許してはもらえない」という謎の切羽詰まった気持ちが私をそうさせているのだろう。 P152 私たちは話すことで、日常のいろいろな感情を昇華しているのだと思う。だから、友達と話す時間は、私にとってとても大切な時間なのだ。 P171 なので私は、ちゃんとプライドや前の職場でもらっていた立場を捨てながら働ける人になろうといつも心がけていた。 P179 「優しさの連鎖」と思って耐えた膝枕が、こんな悲しい結末を生むのなら、前後に揺れるしかない。 P183 「ちゃんとおばさんする」ことの難しさについて、このエッセイで書いたこともあるが、こんなときは、「ちゃんとおばさんになりたいなあ」と思う。 P206 「これ、ちょっと派手だなあ」と仕舞い込んでいる服を、あの服は、もう似合わないのではない、まだ似合わないんだ、と思いながら、未来を楽しみに生きていきたい。 P207 年齢を重ねるのは楽しい。どんどんいろんなしがらみから自由になっていけるのだと、今は思っている。

Posted byブクログ

2026/02/11

小説だけ読んでると想像できなかった村田沙耶香さんのお茶目さや可愛らしさが伝わった。 大人の思春期、とてもわかる。 物事を俯瞰してみれるあまり、自意識が強くなる。 この先の人生でも村田沙耶香さんの小説は読み続けるなと思った。そんなエッセイ。

Posted byブクログ