サブスクリプション の商品レビュー
事例が豊富であり多数の会社の統計もある。 サブスクリプションにより何を考えるのかが変わるのか、対象、プロダクト、ファイナンス、マーケティング、営業と、多数の軸で事例を通して論じている。
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世界中の企業が取り組んでいるサブスクリプションビジネスとは何かを紹介してくれる本。 ハードを作っている会社もサブスクリプションにしようとするのはすごいな。
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・これまでは、企業が物理的な製品を作って売る「製品の時代」。そこでのビジネスは相手の名前も知らないまま行われたが、今は「顧客の時代」。 消費者の関心は「所有」から「利用」へ移行しており、顧客は情報やサービスが状況に応じて提供されることを望んでいる。 ・今日、成功している企業は「...
・これまでは、企業が物理的な製品を作って売る「製品の時代」。そこでのビジネスは相手の名前も知らないまま行われたが、今は「顧客の時代」。 消費者の関心は「所有」から「利用」へ移行しており、顧客は情報やサービスが状況に応じて提供されることを望んでいる。 ・今日、成功している企業は「顧客から」物事を発想する。顧客との関係を継続し、彼らを互いにメリットを与え合うパートナーに変えて、定期収益がもたらされる構造を築く。この製品中心から顧客中心へのマインドセットの移行を「サブスクリプション・エコノミー」と呼ぶ。 ・サブスクリプションのビジネスモデルは、あらゆる業界に広がっている。 └エレキギターを作るフェンダーは、初心者が短い曲を30分程度でマスターできるよう指導する、定額利用のオンライン教育動画サービスにより顧客を惹きつけている。 └自動車業界では、月額料金を払えば、保険や保守など込みで様々な車種に乗れるサブスクリプションが提供されている。 └航空業界では、サーフエアが定額の月額料金で無制限に飛行機に乗れるサービスを提供している。 ・製品からサービスへの移行(サブスクリプション化)で、最大の利益を受けているのは製造業である。それは「モノのインターネット」(IoT)によるものだ。IoTにより大量のデータを集め、製品の改善方法を見つけ、システムとしての製品を売ることができる。つまり、バラバラの製品ではなく、顧客が望む「製品を使って実現できる結果」を提供できる。
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素晴らしい考え方。売るためにはどうすればいいかというのが一方的な考えではなく、顧客が中心にいて、顧客を満足させ続けるためにはどうすればいいか考えるのが仕事。 この考え方ほんまに浸透してほしい。
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サブスクリプションモデルについて理解を進める上で役立った。 これからのビジネスモデルとしては理解しておくべき1冊
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サブスクリプションビジネスは顧客の幸せの上に成り立つビジネスモデル、と著者が述べているようにユーザー至上主義が加速する現代で必要な知識本。自分自身も複数のサブスク顧客だが、解約(チャーン)させない努力は並大抵ではないのだろう。成熟期をいかに脱するか。
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IoT、AI、サブスクリプションという現在のビジネスの最先端の考えを学ぶに当たって、初学者にもわかりやすく書かれた本。ただし事例が多く冗長な印象。
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サブスクリプションという言葉は、どこかで聞いたことがあると思います。これは簡単にいうと月額課金である。これはただ月額であるサービスを提供するのではなく、常にサービスをアップグレードやダウングレードなどすることができるようなものを提供するものである。最近、このビジネスモデルを採用す...
サブスクリプションという言葉は、どこかで聞いたことがあると思います。これは簡単にいうと月額課金である。これはただ月額であるサービスを提供するのではなく、常にサービスをアップグレードやダウングレードなどすることができるようなものを提供するものである。最近、このビジネスモデルを採用する企業が増えてきています。例えば、アマゾンのアマゾンプライムやネットフリックスが有名である。これはBtoCであるので、私たち消費者に近くにありますが、それだけではありません。ソフトウェアをサービスとして提供するSaaS企業といわれる企業もこのサブスクリプションというビジネスモデルを提供している企業が多くあります。 ひと昔のビジネスモデルは、製品中心のビジネスモデルで、ある製品をどのようにたくさん売っていくかというモデルでした。しかし、サブスクリプションは顧客中心のビジネスモデルで、顧客が幸せにするためにはどのようにすればいいのかを考えていきます。どのようなドラマが見られるのかや、どんなことに興味があるのかなどを分析し、それに合うようなコンテンツや制作を行い、顧客に解約されないようにすることが求められています。 しかし、サブスクリプションというビジネスモデルをただ採用するというわけにはいきません。お金の計算の仕方が変わったり、営業の仕方など様々なことが違います。そのために、企業としてどうしていくのがいいのかを学ぶことができます。
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1.ずっと前からサブスクリプションってなんだろうと気になっていたので、購入しました。 2.Zuoraの創業者であるティエン・ツォさんが書いたベストセラーにも選ばれるほどの名著です。サブスクリプションとは、継続課金であると述べ、これからのビジネスには必須の条件としています。まず、...
1.ずっと前からサブスクリプションってなんだろうと気になっていたので、購入しました。 2.Zuoraの創業者であるティエン・ツォさんが書いたベストセラーにも選ばれるほどの名著です。サブスクリプションとは、継続課金であると述べ、これからのビジネスには必須の条件としています。まず、特定の顧客のウォンツとニーズを把握し、そこに向けて価値を創造していくことが目標です。そして次に、企業自体も変化をしていかなくてはいけないということです。サブスクリプションの仕組みと現代ではどのようにサブスクリプションを展開していかなくてはいけないのかが述べられているので、かなり重厚な一冊です。 3.モノ売ってOKの時代が終わり、継続的に顧客を創造する必要があり、そのための手段がサブスクリプションです。どの企業でも取り組んでいることなので、目新しさは感じませんでした。 著者がZuoraの創業者ということから、サブスクリプションの仕組みや必要性について細かく述べているので、かなり重厚な本ではありますが、外国人特有の話が突然脱線するということが少ないので、読む時間は多少軽減します。また、他の企業についても述べているので、参考になります。
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サブスプリクション企業の経営者が書いているため、自画自賛的な印象を受けた。 柔軟なサービス・課金体系を持つ月額サービスとの違いはよく分からないが、顧客を軸にサービスを提供するモデルで、そのためのインフラを整備するというのはなるほどな、と思った。
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