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サブスクリプション の商品レビュー

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85件のお客様レビュー

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2023/09/27

様々な事例とともに、サブスクリプションビジネスの意味や実態について説明した本。特に後半の、マーケティング、営業、会計、ITといった企業の根幹をサブスクビジネスにおいてはどのように位置付ければ良いかという部分は頭に入れておきたい。

Posted byブクログ

2023/09/10

今更ながらに目を通しました。 一番大事なポイントを私なりの言葉で書くと、「サブスクリプション=月額課金制ではなく、顧客ニーズに応え続ける継続サービス型ビジネスモデルである」ということでしょうか。 本書は前半で「サブスクリプション」モデルを分かりやすく解説し、後半では企業での導...

今更ながらに目を通しました。 一番大事なポイントを私なりの言葉で書くと、「サブスクリプション=月額課金制ではなく、顧客ニーズに応え続ける継続サービス型ビジネスモデルである」ということでしょうか。 本書は前半で「サブスクリプション」モデルを分かりやすく解説し、後半では企業での導入の仕方をマーケティング、営業、ファイナンシャル、ITなど部門ごとに解説しています。 翻訳書ですが読みやすいです。

Posted byブクログ

2023/07/18

ビジネス書だったが、かなり興味を持って読めて面白かった。サブスクリプションは思ったより奥が深い。定期収益という考えや、チャネルの考えは特に勉強になった。なによりも顧客と直でつながっているという状態に価値があると学んだ。

Posted byブクログ

2023/05/02

とても読み応えのあるビジネス書でした。本書はサブスクリプション・ビジネスを陰で支えているズオラ社のCEOが書いた本ですが、ビジネスパーソンが書いた本にしては、非常に深く、かつ包括的に書いてあって感銘を受けました。サブスクリプションというと新聞・雑誌などの定期購読をイメージしがちで...

とても読み応えのあるビジネス書でした。本書はサブスクリプション・ビジネスを陰で支えているズオラ社のCEOが書いた本ですが、ビジネスパーソンが書いた本にしては、非常に深く、かつ包括的に書いてあって感銘を受けました。サブスクリプションというと新聞・雑誌などの定期購読をイメージしがちですが、本書が述べているサブスクリプション・モデルとは、要は「デジタル時代の大規模ご用聞きモデル」と理解しました。サザエさんに出てくる三河屋の三平さんは磯野家のご用聞きですが、彼は磯野家の好みや家族構成などいろんな情報を知り尽くした上で、長期的に磯野家を「ロックイン」しています。定期的にお米やら味噌やらを言われなくても持ってくるだけでなく、追加で何が入り用かなどもマメに聞き込みます。 アナログ時代では、ご用聞きできる顧客数は限られていましたが、デジタル時代にはそれこそズオラなどのサービスを活用して仕組みさえ整えておけば、ものすごい数の顧客の「ご用聞き」ができるようになる、ということです。そしてそれは産業革命以来の製品中心主義から新たな時代の顧客中心主義へと180度の転換が必要になることを意味します。 本書が素晴らしいと思ったのは、本の後半で、企業の全機能が変わらなければだめだ、ということで、具体的にマーケティング、営業、財務、ITがどう変わるべきか、をかなり細かく示しています。多くの企業がデジタル・トランスフォーメーションに苦戦していますが、その最大の理由は、会社の一部の機能だけを変えようとするからです。その意味で本書は包括的な視点を強調しつつ、各機能を具体的にどう変革すべきかまで記載してあり、感銘を受けました。1点気になったのは、どうしても「サブスクリプション」という呼び名が最後まで違和感を持ったことです。著者が言いたいキーメッセージは「サブスクリプション」というワードだと伝わらないのではないかと思いましたので、もっと本質を突いた呼び名がある気はしました。

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2023/02/06

サブスクリプションモデルというのは、単なる価格体系の変化ではなく、製品開発もアジャイル的になり(永遠のベータ)、顧客との関係性も継続的なものになり、財務も安定的かつ予測しやすくなるよと。かつ、ITサービスにだけ適用されるものではなく、モノ売りのコト化のヒントにもなるものなのだよと...

サブスクリプションモデルというのは、単なる価格体系の変化ではなく、製品開発もアジャイル的になり(永遠のベータ)、顧客との関係性も継続的なものになり、財務も安定的かつ予測しやすくなるよと。かつ、ITサービスにだけ適用されるものではなく、モノ売りのコト化のヒントにもなるものなのだよと。

Posted byブクログ

2023/01/04

『サブスク』という言葉で色々なサービスが提供されつつある日本。日本ではサブスク=月額課金と受け取られがちだが、本書ではそれが大きな間違いであることを指摘している。 悲しい事に日本では言葉だけが独り歩きし、結局は中身は以前と変わらず、そして目新しいと思われた言葉が数年後には鎮撫化し...

『サブスク』という言葉で色々なサービスが提供されつつある日本。日本ではサブスク=月額課金と受け取られがちだが、本書ではそれが大きな間違いであることを指摘している。 悲しい事に日本では言葉だけが独り歩きし、結局は中身は以前と変わらず、そして目新しいと思われた言葉が数年後には鎮撫化してしまうというのがよくある話。 原書は2017年、翻訳版の本書は2018年。そこそこ増刷を重ねており淘汰の激しいビジネス書の中では息の長い本書である。つまりは世の中の消費者がサブスクを支持し、提供する側の会社もなんとかそれに追従している現れの一つなのかもしれない。 著者はアメリカのズオラの創業メンバー。日本よりは変化の激しいはずアメリカににおいても、サブスクのビジネスモデルが、従来のビジネスモデルと財務的にも戦略的にも考え方が大きく違い、会社の仕組みなりビションの共有の浸透などには相当の苦労があったようだ。 読めばなるほどと思える内容だが、実行はかなり困難。というのはビジネス書あるある。 しかし、モノからコトへ。所有から消費や体験へ。というのは、身の回りにはそれなりに浸透しているのは実感できる現代。 心して本書の考え方を取り入れていかないとホント未来はないかも。

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2022/09/17

サブスクという言葉で浸透してきたが、ブームというものは数年後に真贋をはっきりさせる残酷なものでもある。 成功例は多いが失敗例から学ぶことも重要。企業がどう模索してきたかも理解できた。 改めて供給者目線のビジネスを続けてきた企業は篩にかけられるのだろう、自分の会社もそのリスクは...

サブスクという言葉で浸透してきたが、ブームというものは数年後に真贋をはっきりさせる残酷なものでもある。 成功例は多いが失敗例から学ぶことも重要。企業がどう模索してきたかも理解できた。 改めて供給者目線のビジネスを続けてきた企業は篩にかけられるのだろう、自分の会社もそのリスクは大いにある、と自戒した。

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2022/08/23

今、自身の所属している会社が、このサブスクリプションモデルへの変革で苦しんでいる所なので、非常に生々しく実体験と重ね合わせて読めた。 しかしながら、2022年になり、これまでIT特にソフトウェアのビジネスモデルとして絶好調だった企業のビジネスの伸びが鈍化して来ているのをみて、この...

今、自身の所属している会社が、このサブスクリプションモデルへの変革で苦しんでいる所なので、非常に生々しく実体験と重ね合わせて読めた。 しかしながら、2022年になり、これまでIT特にソフトウェアのビジネスモデルとして絶好調だった企業のビジネスの伸びが鈍化して来ているのをみて、この先、どうなるのか?という興味も。 この本では、大きく、サブスクリプション・エコノミーの到来、サブスクリプション・モデルで成功をつかむというブロックがあり、その中でモノ売りからの脱却と、その中でもビジネスの内側で最も気になる営業体制、マーケティング、ファイナンスが語られている所が良いところ。 この本は時間を空けてもう一回、必ず読む。

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2022/02/26

・幸せな顧客がいてサービスを提供する幸せな企業がいる。両者は互いに強め合いら努力を続ける。その関係には始まりも終わりもない。 ・大企業の多くは動きが遅く、変わる気概が感じられらないのに対して、スタートアップ企業はものすごいスピード感で新たな取り組みを次々に実施している。ディスラ...

・幸せな顧客がいてサービスを提供する幸せな企業がいる。両者は互いに強め合いら努力を続ける。その関係には始まりも終わりもない。 ・大企業の多くは動きが遅く、変わる気概が感じられらないのに対して、スタートアップ企業はものすごいスピード感で新たな取り組みを次々に実施している。ディスラプターの彼らからは「大企業が眠っているうちに勝負をつけるから、彼らを起こさないでくれ!」と言われるが、大企業には彼らが敵だという認識すら持っていないケースも少なくない。

Posted byブクログ

2022/02/06

この本の評価の低さの原因になっているのは 1. 構成の雑さ(思い付きで書かれたまま編集されていない印象。 似たような話が随所に出てくる) 2. ターゲットの狭さ(前半部分はともかく、後半は自分が行なっているビジネスをサブスクリプション型に変換したいと思っている人に向けたもの) ...

この本の評価の低さの原因になっているのは 1. 構成の雑さ(思い付きで書かれたまま編集されていない印象。 似たような話が随所に出てくる) 2. ターゲットの狭さ(前半部分はともかく、後半は自分が行なっているビジネスをサブスクリプション型に変換したいと思っている人に向けたもの) 3. 翻訳の質(ビジネス書では一般的) だと思う。 サブスクリプションモデルに転換した事業例がかなり豊富に出てくるので面白い。

Posted byブクログ