探偵は教室にいない の商品レビュー
中学生にもいろいろな事情があるんだなと思いました。 日常の中で起きそうなことの話で読みやすかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
相応の学力は既にあり、同級生との学校生活も必要ないと言って、不登校の歩。 本当に必要ないのかな? 決めるのは早くないかな? 不登校だけど引きこもりではなくて、案外フットワークが軽いのがおもしろい。 結局、真史の相談対象だった他の3人にも直接会ってるし。 表紙の写真に趣がある ── 写真:Yuta Yamaguchi
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ミステリとして期待して読むと、少し期待外れかも。しかし、どのキャラクターも愛おしく、視点人物の主人公がとても可愛らしかった。中学生の心情がとても丁寧に、よく書けていると思う。子供の頃に好きだったジュブナイル小説みを感じた。
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真史は小学生ぶりくらいに幼なじみ、歩に会いに行った。彼はとても頭のキレるちょっと変わり者で、真史が気になった疑問や謎を解き明かしていく。 読みやすくて面白かったです。
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等身大の14歳の雰囲気が楽しめる日常の謎解きミステリー。キャラクターの個性も読んでいてすんなり受け入れられる。高身長バスケキャラと盛られた設定なのに、いい意味でうみちゃんが普通なところもいい。読後も爽やかで、道が続いている感じがひしひしと伝わってくる。 探偵役の鳥飼歩は、坂木司...
等身大の14歳の雰囲気が楽しめる日常の謎解きミステリー。キャラクターの個性も読んでいてすんなり受け入れられる。高身長バスケキャラと盛られた設定なのに、いい意味でうみちゃんが普通なところもいい。読後も爽やかで、道が続いている感じがひしひしと伝わってくる。 探偵役の鳥飼歩は、坂木司の鳥井真一(鳥繋がりかつ引きこもり探偵)と青崎有吾の裏染天馬(空気読まない天上天下唯我独尊的かつ、アニメキャラかスイーツかの違いはあるが、こだわり強い属性)を足して2で割ったよう。それでも独立色強く、嫌味がなく人間的でこんな子いそうだなというキャラ造形。
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海砂真史ちゃんの中学校で起こる些細な謎とそれを紐解く幼馴染鳥飼歩くんの話。ラブレターを入れたのは?、友達の様子が変、浮気?、家出の行方は?という謎に向き合う中学生たち。謎はあれど楽しそうな中学生活が微笑ましい。この子達の青春が眩しい。
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第28回鮎川哲也賞受賞作品。 「Love letter from…」「ピアニストは蚊帳の外」「バースディ」「家出少女」4話収録の連作短編集。 物語の舞台は北海道。同じ中学に通う14歳の海砂真史、栗山英奈、田口総士、岩崎京介の4人と真史の幼馴染で不登校の鳥飼歩が織りなす青春ミス...
第28回鮎川哲也賞受賞作品。 「Love letter from…」「ピアニストは蚊帳の外」「バースディ」「家出少女」4話収録の連作短編集。 物語の舞台は北海道。同じ中学に通う14歳の海砂真史、栗山英奈、田口総士、岩崎京介の4人と真史の幼馴染で不登校の鳥飼歩が織りなす青春ミステリーです。 特別大きな事件や出来事が起こるわけでもなく、日常生活で出会うささやかな謎を解いて行くストーリーはさらりとしていて深みはないけれど、どこか甘酸っぱい。 シンプルだけど丁寧に描かれた印象を受けた。中高生の方にもオススメの青春小説。
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かなりライトなミステリーという感じで読みやすかった。 それぞれの話の終わり方も潔いな、と思った。 主要キャラ5人がそれぞれ魅力的だった。
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わたし、海砂真史には、ちょっと変わった幼馴染がいる。幼稚園の頃から妙に大人びていて頭の切れる子どもだった彼とは、別々の小学校に入って以来、長いこと会っていなかった。変わった子だと思っていたけど、中学生になってからは、どういう理由からか学校にもあまり行ってないらしい。しかし、ある日...
わたし、海砂真史には、ちょっと変わった幼馴染がいる。幼稚園の頃から妙に大人びていて頭の切れる子どもだった彼とは、別々の小学校に入って以来、長いこと会っていなかった。変わった子だと思っていたけど、中学生になってからは、どういう理由からか学校にもあまり行ってないらしい。しかし、ある日わたしの許に届いた差出人不明のラブレターをめぐって、わたしと彼、鳥飼歩は九年ぶりに再会を果たす。 第28回鮎川哲也賞受賞作。 少年少女の恋と謎についての連作短編集。読みやすくて変なひっかかりもない、が、うーん。恋といっても本人たちがらみのことのわりに感情が揺さぶられているわけでもなく、他人事感がすごい。そこがまだ恋を知らない14歳、というキャッチコピーにつながるのかもしれないけど…あまりにも感情の連続性がないような。図書室のヤングアダルトには置いてありそうだけど鮎川賞なのか?という感想。とはいえ歩は好みの造形なので既刊の続編は読む。
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日常のミステリーなので共感しやすいです。ミステリーって聞くと苦手意識持ってしまう人もいると思うけれどミステリーは日常に溢れてますね。
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