アカガミ の商品レビュー
読んだ直後は現実離れした感じと薄気味悪さを感じて評価は3点位だったけど、コロナも合まって叫ばれる少子化と恋愛離れにこの物語が頭から離れない。 時間をかけてじっくり熟成出来る物語です。 どうか今の感想を持ち続けて未来にも読んでみて欲しい。
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極端に少子化が進んだ近未来の物語。 ミツキとサツキの2人の距離感がほほえましくて昔のピュアだった頃の恋愛を思い出した。 でもまぁなんとなくアカガミ制度は最初から胡散臭い感じでそういうことなんだろうなって雰囲気はあったけど最後はちょっと急ぎ過ぎたかなぁって感じがした。最後のサツキの...
極端に少子化が進んだ近未来の物語。 ミツキとサツキの2人の距離感がほほえましくて昔のピュアだった頃の恋愛を思い出した。 でもまぁなんとなくアカガミ制度は最初から胡散臭い感じでそういうことなんだろうなって雰囲気はあったけど最後はちょっと急ぎ過ぎたかなぁって感じがした。最後のサツキの込み上げてくる笑いで察してくれよってことなのかなぁ。
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2030年の日本でお見合いシステム「アカガミ」のお話でした 選ばれた二人が団地で暮らし、まぐわい、子を産み 子を育てる 食住を用意されていて良さそうと思ったが・・・ これはちょっと続編もありそうな予感も
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少子化問題から、過去を描く。 確かに現代の若者は、あまり恋愛をしないのかもしれない。 会社の若い子達を見ていても、そんな気配すら感じられない人ばかり。 この話はそんな若者たちを国がカップリングして出産まで導いていく。 それが、アカガミ。 応募すれば、自分だけではなくて家族もが生活...
少子化問題から、過去を描く。 確かに現代の若者は、あまり恋愛をしないのかもしれない。 会社の若い子達を見ていても、そんな気配すら感じられない人ばかり。 この話はそんな若者たちを国がカップリングして出産まで導いていく。 それが、アカガミ。 応募すれば、自分だけではなくて家族もが生活の補償をされる。 そして、妊娠した暁にはもっと手厚い生活が待っている。 ただ…その先に待っているものは… 戦争の時代の赤紙…やはりそれを彷彿とさせる… 2021.6.12
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生にも性にも興味を失った若者たちが蔓延る日本で 国が設立したお見合いシステム"アカガミ" 各々の理由で"志願"し出会ったミツキとサツキが 初恋をする描写が微笑ましい気持ちになりつつも そこはディストピア小説で、 生が貴重になったからこそ、は...
生にも性にも興味を失った若者たちが蔓延る日本で 国が設立したお見合いシステム"アカガミ" 各々の理由で"志願"し出会ったミツキとサツキが 初恋をする描写が微笑ましい気持ちになりつつも そこはディストピア小説で、 生が貴重になったからこそ、はみ出す事に容赦が無い 不穏な世界感。 産婦人科に勤める知人曰く、割とよくある事らしいので、 それくらい許してよ…と思うところもあるけど、 それが許されなかったからこその結末で、 他の方のレビュー通り、オチからの終幕が早すぎて 物足りなさはあるものの、オチ自体は好き。 なぜ"アカガミ"で、なぜ"志願"なのだろうと思っていたけど その名の通り、そういう事なのかな。 アカガミ的な志願は嫌だけど、現代もこれくらい手厚くしてくれたら少子化は解決しそうだし、政府のAI婚活でジワジワ現実味のある話になりつつある気もする…
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少子化問題を軸に2000年以降に生まれた若者たちが描かれています。 草食化が進み恋愛、結婚もしない、自殺者が増え平均寿命が40歳と言う設定です。 主人公は無作為に選ばれたミツキとサツキのカップル 終盤からドラマ化された「わたしを離さないで」にリンクする様な錯覚に陥りました...
少子化問題を軸に2000年以降に生まれた若者たちが描かれています。 草食化が進み恋愛、結婚もしない、自殺者が増え平均寿命が40歳と言う設定です。 主人公は無作為に選ばれたミツキとサツキのカップル 終盤からドラマ化された「わたしを離さないで」にリンクする様な錯覚に陥りました。 国が立ち上げた「アカガミ」と言う制度にはほぼリアリティーはなく、結末も少し拍子抜けした感じが残り残念でした。 テーマや内容自体は面白いのでもっと深く掘り下げて欲しかったです。
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生殖管理ディストピア〜いや、見方によってはユートピアか?と思いながら読んでたらラストがマジでディストピアで慄いた。そっちか。 * 多くの若者が恋愛を知らず、性を知らず、生そのものに対する興味を失ったまま生きている2030年、日本。 国が設立したお見合いシステム「アカガミ」に志...
生殖管理ディストピア〜いや、見方によってはユートピアか?と思いながら読んでたらラストがマジでディストピアで慄いた。そっちか。 * 多くの若者が恋愛を知らず、性を知らず、生そのものに対する興味を失ったまま生きている2030年、日本。 国が設立したお見合いシステム「アカガミ」に志願した主人公、ミツキ。 パートナーに選ばれたサツキとの暮らしを通じて、恋愛や性を知り、やがて家族を得る。 途中の恋愛描写がほのぼのきゅんとしすぎていて普通に和んだし、アカガミのサポートが手厚すぎてやっぱりユートピアでは、と思ったりした。 ラストは希望だけれど、絶望だなあ
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正直こういうありえないだろ!って設定の作品はあまり好みでは無いんですが笑、女として生まれてきた意味とか、生きる意味を見出せない若者の闇とか、やけにリアルなところもあって一気読みしました。 2030年の設定だったけど、こんな未来来て欲しくない
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
少子化対策として「アカガミ」に志願した人には至れり尽くせりの国の制度。 今から少し未来の若者の生き方が描かれているが、もう現実の今も、その若者達の恋愛観や結婚観に片足を突っ込んでる気がしてならない。 ミツキとサツキの、お互いを理解しようとする心情が何だか始まりは「アカガミ」でも可愛かった。 悲観的な終わり方でなくて良かった。 人を好きになること自体が分からずに、恋をした時の喜びや悲しみや切なさや寂しさを感じ取れない、感じ方すら分からない、この本の若者達は決して小説だけの話ではない·····気がしました。
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窪さんにしてはハズレ。 もっと深いところまで行ってほしかった。 ログの謎とか、真相に辿り着けないもどかしさが苦手。 日本の未来、こわい。
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