仕事にしばられない生き方 の商品レビュー
大きなものに飲み込まれてしまいそうな時は、あらゆる電源を一旦オフにすること。携帯を置いてSNSを忘れてパソコンからも離れる。仕事や人間関係からも、一切離れて、自分を見つめ直す時間を取り戻す。時間に追われていると、人は端楽的な思考から離れることができません。 プリニウスを読んでみ...
大きなものに飲み込まれてしまいそうな時は、あらゆる電源を一旦オフにすること。携帯を置いてSNSを忘れてパソコンからも離れる。仕事や人間関係からも、一切離れて、自分を見つめ直す時間を取り戻す。時間に追われていると、人は端楽的な思考から離れることができません。 プリニウスを読んでみたいと思いました。 私たちは、機械でもなければ、ネジでもない。お金が全てでない価値観と無数の選択肢、ありとあらゆる可能性について考えることを薦めている。 内容が濃い。濃すぎる人生談から考えさせられることがあります。 これを読んでいて、私も大都会は神経をすり減らしそうで向かないかなぁと思いました。逆にリスボン、今はどうかわからないけれど、ゆったりしていて、世間て見られ方を気にしなくていいような生活に憧れます
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ヤマザキマリさんの人生は、面白いなぁ。 自叙伝は、自慢話やら独白やらで、つまらないものも多い中(すいません)彼女は俯瞰して見て、他人事のように振り返り、言葉にするのが上手い。 そして、後半の、テルマエロマエ事件(と言って良いのかな?)の真相。 実写化って、色々あるよね… セクシー...
ヤマザキマリさんの人生は、面白いなぁ。 自叙伝は、自慢話やら独白やらで、つまらないものも多い中(すいません)彼女は俯瞰して見て、他人事のように振り返り、言葉にするのが上手い。 そして、後半の、テルマエロマエ事件(と言って良いのかな?)の真相。 実写化って、色々あるよね… セクシー田中さんの事件を思い出して、ちょっと悲しくなっちゃった。
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再読であるが、新鮮な気分で楽しめた。 内容を忘れていたわけではなく、むしろ他の本でも読んだ記憶のあるエピソードもあったくらいだ。ただ、それを踏まえても読んでいて楽しかったんだよね。たまに読み返したくなるのは、だからだと思う。 テルマエ・ロマエで売れて、マンガの注文が来る...
再読であるが、新鮮な気分で楽しめた。 内容を忘れていたわけではなく、むしろ他の本でも読んだ記憶のあるエピソードもあったくらいだ。ただ、それを踏まえても読んでいて楽しかったんだよね。たまに読み返したくなるのは、だからだと思う。 テルマエ・ロマエで売れて、マンガの注文が来るようになり、必死でそれにこたえていく中で体調を崩したり、家族との関係がぎくしゃくしたりという時期が出てくる。そのあたり、今の、コロナ禍以降の停滞、変化の激しい日本のきしみを、先取されているような気がした。 今まで、そういうものじゃない?で終わっていたことが、世界では通用しない。あるいは、それはどこででも通用しないものだったのだ。ただ強いもの、言い換えれば世間とか慣習と呼ばれるものに、個が押しつぶされて、がまんして成立していたシステムだったんだろうね。 日本の、というとおおげさだけど、自分の仕事まわりですら感じられるキシミが感じられるような気がして考えさせられる。ただ、そこで刺激された思考というのは、決してネガティブなものじゃなくてさ。相手は巨大な世間という思い込みのかたまりなんだけど、そこに対しても、なにかやっていく道はあるんだよ、と元気をもらえた気がするんだよね。そこがヤマザキ氏の本を読む魅力だと思う。
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「国境のない生き方」と内容が似通っているものの、後半以降で仕事に関する視点へとシフトされる。 働けない程の困窮状態から働きすぎて倒れてしまうところまでの振り幅で人生を歩んできた作家が、苦境に対して、粘り強く生きた証を書いている。 仕事に対して悩んでいる人が読む指南書ではない。...
「国境のない生き方」と内容が似通っているものの、後半以降で仕事に関する視点へとシフトされる。 働けない程の困窮状態から働きすぎて倒れてしまうところまでの振り幅で人生を歩んできた作家が、苦境に対して、粘り強く生きた証を書いている。 仕事に対して悩んでいる人が読む指南書ではない。ヤマザキマリさんがどんなふうに生き抜き、今だからこそ世の中をどう見ているのかが分かる本。
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ヤマザキマリの肝の据わり具合の理由が伺える一冊。 俯瞰という言葉がキーワードかと思う。 今の彼女(この本は2018年初版だが)にたどりつくまでに経験したいろんなことの質と量に、ただ圧倒される。それはとても「もし自分だったら」とかいうありがちな仮定すらさせないほどの人生。そういう道...
ヤマザキマリの肝の据わり具合の理由が伺える一冊。 俯瞰という言葉がキーワードかと思う。 今の彼女(この本は2018年初版だが)にたどりつくまでに経験したいろんなことの質と量に、ただ圧倒される。それはとても「もし自分だったら」とかいうありがちな仮定すらさせないほどの人生。そういう道を通ってきた人の言葉は、本当に信頼できる気がする。 勝手に正解を決めるな。道を外れることを恐れるな。
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よく聴いているラジオに著者がゲストで出ていて、話の内容も話し方も面白かったので、読んでみた。 自分の人生を綴りながら、お金や仕事について書いている。 一見、破天荒な人生である。14歳で1ヶ月も海外1人旅とか、17歳で絵画を学びに渡伊とかは、普通の親の元に生まれていたらできなか...
よく聴いているラジオに著者がゲストで出ていて、話の内容も話し方も面白かったので、読んでみた。 自分の人生を綴りながら、お金や仕事について書いている。 一見、破天荒な人生である。14歳で1ヶ月も海外1人旅とか、17歳で絵画を学びに渡伊とかは、普通の親の元に生まれていたらできなかったことだろう。そこで多様な価値観を受け入れる人生観ができて、語学が身について人生の幅が広がって現在に至るのだから、良くも悪くも親ガチャはある。 組織に雇われて働いたことしかない者からしたら、働き方の考え方についてはそのまま同意できる訳でもないが、広い視野を持つことは必要である。
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ヤマザキマリ氏による、お金と仕事にまつわるエッセイ。 ヴィオラ奏者である母のこと、貧しかったこども時代、イタリア留学、恋人の借金返済地獄、鬱、妊娠と出産、別れと再婚、タレント的な活動、漫画家デビュー、テルマエロマエの大ヒット、映画化原作料と炎上、過労による休止、最新作プリニウスの...
ヤマザキマリ氏による、お金と仕事にまつわるエッセイ。 ヴィオラ奏者である母のこと、貧しかったこども時代、イタリア留学、恋人の借金返済地獄、鬱、妊娠と出産、別れと再婚、タレント的な活動、漫画家デビュー、テルマエロマエの大ヒット、映画化原作料と炎上、過労による休止、最新作プリニウスのこと、夫と息子のこと、などなど。 もともとパンクが好きだったという著者。人と同じが嫌だという考えもあり、とにかく波瀾万丈の生き方である。それだけで、まずおもしろく読める。 また、どん底を経験したからこそ言える力強い励ましと、俯瞰的で楽観的な見方。恥ずかしい思いや惨めな思いをしなければ人は学ばないという話も、実感がこもっていて読ませる。 3時間くらいで読める文量。
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言語化できないようなグレーゾーンが 日本にはたくさん存在していて そのグレーゾーンにおける心情が すごく鮮明に書かれていた。 人間味溢れる文章から、 なんでも白黒はっきりつければ 言いわけではないと感じた。
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マリさんの経歴は、特殊な感じするけど、それは、家系から来ている、よう マリさんみたいな生き方したいな 楽しくいきたいね、 人生暇つぶしやから
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力強い物語?エッセイです。 疲れたとき、ヤマザキマリさんのエッセイを読むと、自分ってまだまだだな、と勇気を与えられます。
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