仕事にしばられない生き方 の商品レビュー
漫画家として身を立てるまで、イタリアで絵の修行をしたり、札幌でTVのレポーター含め何でも屋をしていたり、こんな波乱万丈の人生を送られていたとは。夢を追い続けたくても、生きるためにはお金が必要で、他の仕事をすると夢のための時間が奪われて…という芸術家として生きていくことの難しさ、ジ...
漫画家として身を立てるまで、イタリアで絵の修行をしたり、札幌でTVのレポーター含め何でも屋をしていたり、こんな波乱万丈の人生を送られていたとは。夢を追い続けたくても、生きるためにはお金が必要で、他の仕事をすると夢のための時間が奪われて…という芸術家として生きていくことの難しさ、ジレンマみたいなものを垣間見た気がする。作品に人気が出たら出たで、難しさはあって、私の好きなテルマエ・ロマエのヒットの裏にもたくさんの苦悩があったのだな…。 ヤマザキさんの様に、経済的な安定だけじゃなく、自分の人生で大切にしたいものを守って図太く生きていきたいと思った。
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ヤマザキマリさんの仕事やお金に対する考え方があふれていて、勉強になった。疲れたら風呂に入ってゆっくり休もうという呼びかけがいいなと思い、ヤマザキマリさんの代表作「テルマエ・ロマエ」を読んでみたくなった。
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ヤマザキマリさんの著書は4冊目。 「働くこと」「働き方」について読みながら改めて考えました。 著者の生き方や考え方に気づきや刺激をもらえたし、共感することも多かった。 かなりハードな働き方をしてきた実体験をもとに語られる文章が響いてくる。 「テルマエ・ロマエ」が生まれた裏話、...
ヤマザキマリさんの著書は4冊目。 「働くこと」「働き方」について読みながら改めて考えました。 著者の生き方や考え方に気づきや刺激をもらえたし、共感することも多かった。 かなりハードな働き方をしてきた実体験をもとに語られる文章が響いてくる。 「テルマエ・ロマエ」が生まれた裏話、作品が大ヒットしてマリさんに何が起こっていたか…。 自身のこと、家族のこと、その苦悩や異常な状況についても綴られています。 いつものことだけどマリさんの本を読むと付箋だらけになってしまう。 本作でもいっぱい刺激をもらいました。 『もっと俯瞰して、考えよう。人生にはこういう時代もある。そしてそれはきっと無駄にならない』 『人生なんて本当にあっという間ですから、やるべきことを優先して、どんどんやっていかないと、やりたいと思った時には、時間切れになってしまいます』
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ヤマザキマリさんの波乱万丈な人生経験に基づく人生観が述べられている。 社会の既成概念のなかで、他者からの承認に依存するのではなく、自分で考え自分の価値観で生きていくていうこと。 とても難しいことだけれど、彼女だからこそ力強く響く。 自分の足で立って生きていくのだという勇気をくれる...
ヤマザキマリさんの波乱万丈な人生経験に基づく人生観が述べられている。 社会の既成概念のなかで、他者からの承認に依存するのではなく、自分で考え自分の価値観で生きていくていうこと。 とても難しいことだけれど、彼女だからこそ力強く響く。 自分の足で立って生きていくのだという勇気をくれる。
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今の仕事を辞めようか、悩んでいた。 仕事内容は自分に合っていないと思うけれど、周りの人たちが良い人たちだから、なんとなく辞めるのは悪いんじゃないかと思っていたけれど、、、 そんな自分の背中を押すような言葉が文中にあり、「そうだよね、自分に合う場所はきっとある。」と思えた。
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自分を俯瞰して見る。誰もがお金持ちになりたくて生きているわけじゃなく、それぞれの人に、自分が望んでいる幸せのかたちがある。
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ここしかないと思い詰めるから、 嵐が来ようが、どしゃぶりになろうが、 我慢するしか選択肢がなくなって、 つらくなるのであって、なんか違うなと思ったら パッと離れたっていい 義理堅い人だと お世話になった人たちを裏切るみたいで、自分だけ離れるなんて申し訳ないと思うかもしれない。で...
ここしかないと思い詰めるから、 嵐が来ようが、どしゃぶりになろうが、 我慢するしか選択肢がなくなって、 つらくなるのであって、なんか違うなと思ったら パッと離れたっていい 義理堅い人だと お世話になった人たちを裏切るみたいで、自分だけ離れるなんて申し訳ないと思うかもしれない。でも、あなた自身が生き生きとやりたいことをやっていたら、周りも納得するはず。そうなったら、また、改めてご縁ができるかもしれない。 人間というものは、自分の価値観が全てだと思い込んでいるうちは、それ以外の価値観は間違っていると思うから、とにかく偉そうになるし、下手すると、自分が傲慢になってることさえ気づけません 人生なんて本当にあっという間ですから、 やるべきことを優先して、どんどんやっていかないと、やりたいと思った時には時間切れになってしまいます。どんなにお金持ちだろうと、人生の残りの時間は買えません。
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この本は「仕事にしばられない生き方」というタイトルから仕事に関する本だと思って読みましたが、マリさんのあとがきによると 「私がお金とどのようなつき合いを今までしてきたかという内容」だそうです。 マリさんの仕事遍歴ももちろん書いてありますが、内容としてはお金とのつき合い方だったよ...
この本は「仕事にしばられない生き方」というタイトルから仕事に関する本だと思って読みましたが、マリさんのあとがきによると 「私がお金とどのようなつき合いを今までしてきたかという内容」だそうです。 マリさんの仕事遍歴ももちろん書いてありますが、内容としてはお金とのつき合い方だったようです。 仕事は十六歳でチリ紙交換のアルバイトを始め、十七歳で留学したフィレンツェでは、似顔絵描きのアルバイト露天商の売り子、観光客相手の店で日本人相手の通訳。 二十九歳で未婚でデルス君を出産されてからは日本に帰国してイタリア語の講師、イタリア料理の紹介など十足のわらじ。そして十二歳年下のベッピーノと結婚されてエジプトのシリアへ。漫画家としてデビューし『テルマエ・ロマエ』の映画が大ヒットし興行収入59億円でも、原作料は100万円のみだったとか。 それから漫画の仕事をやりすぎて倒れられたことも。 これでは、普通の人がやろうと思ってもなかなか難しいことばかりで、体験談としてはすごく面白いけど、全然参考にはならないと思いましたが、最終章の「仕事とお金にしばられない生き方」にはわかりやすく参考になる言葉がいくつかありました。 ・好き嫌いよりまずはやってみる。 ・必要なのは、潮目を読む力。「自分にはこれしかない」とあまり思いすぎると、せっかくいい波が来ているのに見逃してしまうこともある。 ・やってみたけど「あ、違うよ」「これじゃなかったな」ってことだってあるかもしれない。そうなったら我慢ばっかりするんじゃなくて、また次に行けばいい。「きっとどこかに自分に合っている場所がある」って諦めないで、手足を動かしていればなんとかなるもの。 ・病気になることもあれば、突然事故に遭うことだってあるかもしれない。本人の意志とか頑張りでは、どうにもならないことがあるのが生きていくということ。 ・大きなものに飲み込まれてしまいそうな時は、あらゆる電源をいったんオフにすることをお勧めします。携帯を置いて、SNSを忘れて、パソコンからも離れましょう。仕事や人間関係からも一切離れて、自分を見つめ直す時間を取り戻すこと。時間に追われていると、人は短絡的な思考から離れることができません。物事を大きく俯瞰して見つめ直すためには、周りに左右されず、自分でプロデュースできる時間が必要なのだと思います。その時間があれば、仕事やお金とのつき合い方もきっと変わってくるはず。
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自分を俯瞰で客観視することが、何においても必要なのかなと思った。心に残ったのは、キューバの人達がお金はなくても明るく月明かりの下で踊る美しい光景の話。
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ヤマザキマリさんのテルマエの頃からしか知らず、色んな経験をされてきたんだな。それで仕事にしばられないってすばらしい!
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