1,800円以上の注文で送料無料

沈黙のパレード の商品レビュー

4.2

460件のお客様レビュー

  1. 5つ

    153

  2. 4つ

    219

  3. 3つ

    59

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

変わったものだなー

地方の行事を利用しての余りにも切ない殺人計画。 湯川も街の食堂に行くなど随分こなれた様ですね? 介護しているのにも驚きました。

のんのん

待ちに待ったガリレオの最新作

ガリレオこと湯川教授による科学的推理劇場の最新作。歳月の経過により人間が丸くなったガリレオによる、科学的推理に人間味のスパイスを加えた待望の一作。つまらないはずがありません。もぅ、期待通り。

東濃鉄道

2024/09/05

ダラダラと読んでて読み終わるのが遅くなった 登場人物が苗字で出て来たり下の名前だったりであれ?誰だったけと何度も前のページで確認したり笑 犯人は読み始めてすぐにわかった怪しいとおもったんだよなー 改めて東野圭吾間違いなし

Posted byブクログ

2024/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ガリレオシリーズの安定の面白さ。 タイトルの「沈黙」は蓮沼だけではなく彼女のことも指していたのかなぁと想像。そして沈黙を貫いて罰を受けてしまった人、沈黙を破って前に進むことができた人という対比もしていたのかもしれない。 容疑者Xの献身との繋がりも少しだけ出てきて、満足な一冊でした。

Posted byブクログ

2024/06/28

ガリレオシリーズ長編! やっぱり長編シリーズは面白いんだけど長いなあと正直なってしまう… けど後半から謎が解き明かされて、人間ドラマがみえるのが長編のいいところ! そしてやっぱり後半からはページをめくる手がとまらない!!! 今回も湯川先生の過去の事件や友人のことにも触れ...

ガリレオシリーズ長編! やっぱり長編シリーズは面白いんだけど長いなあと正直なってしまう… けど後半から謎が解き明かされて、人間ドラマがみえるのが長編のいいところ! そしてやっぱり後半からはページをめくる手がとまらない!!! 今回も湯川先生の過去の事件や友人のことにも触れていてシリーズで読んでて楽しいところがちらほら。 このガリレオシリーズって最後の1ページくらいがめちゃくちゃいいんだよなぁ 容疑者Xの献身からなんとなくギクシャクしてる感じだったけどやっぱり親友思いな熱い湯川先生! よい!!!!

Posted byブクログ

2024/06/19

福山雅治さん主演のドラマや映画でも人気のガリレオシリーズの一つで、この作品も映画化されています。 ドラマはエンタメ色が強くポップですが、映画や原作小説はシリアスな重厚感があります。 殺人事件により幼い少女の命が奪われます。その数年後に今度は才能ある歌手志望の若い女性が遺体となっ...

福山雅治さん主演のドラマや映画でも人気のガリレオシリーズの一つで、この作品も映画化されています。 ドラマはエンタメ色が強くポップですが、映画や原作小説はシリアスな重厚感があります。 殺人事件により幼い少女の命が奪われます。その数年後に今度は才能ある歌手志望の若い女性が遺体となって発見されます。 どちらの事件も同じ男が容疑者として逮捕されますが、一つ目の事件は無罪、次の事件は不起訴でした。 容疑者が黙秘を貫いたため、証拠不十分で罪を免れたのです。 冤罪はあってはならないことですが、その一方で、大切な人を突然奪われた人たちの悲しみや怒り、そして誰も罰を受けないという理不尽な苦しみにやりきれない思いがしました。 人は多面的で複雑で愚かでもあります。 加害者だった人が被害者になることもあるし、善良なはずの被害者にも加害性が潜んでいます。 明るくて華やかで賑やかなはずの「パレード」、でもこの物語のタイトルは「沈黙のパレード」です。 その「沈黙」に秘められた謎を、ガリレオこと物理学者の湯川教授が、友人の草薙刑事、内海刑事たちの元で検証し紐解いていきます。 事件に関わる人々の心の動き、実験によるトリックの解明、そして意外な真相へ向かっていく展開、東野圭吾ミステリーはどれをとっても安定的におもしろいと改めて思いました。

Posted byブクログ

2024/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3年前突然に失踪した並木佐織の死体が、静岡県のゴミ屋敷の火災で発見された。 容疑者として逮捕されたのは、23年前の本橋優奈(12歳)殺人事件で逮捕され、徹底黙秘を決め込み無罪を得た男、蓮沼寛一だった。 今回の並木佐織殺人事件でも、徹底的に黙秘を貫き釈放を勝ち取る。 限りなく黒に近い蓮沼を許せず、並木佐織の一家をはじめ、父の並木祐太郎の営む料理店「なみきや」に集まる常連客、戸島修作、新倉夫妻、高垣智也たちや優奈の叔父である増村栄治は、本作の舞台となる東京都菊野市パレードが開催される日に、巧妙なトリックを使って、蓮沼をこの上なく苦しめ罪を自白させようとするが、結果的に蓮沼を殺してしまう。 天才物理学者湯川学によって、謎が解き明かされていくのだが、最後の推理、新倉留美と並木佐織のエピソード(蓮沼も絡んでくるが)が突然すぎてガテンがいかない。 読みやすいので、結構厚みのある本書もスラスラ読める点は良いかな。

Posted byブクログ

2024/04/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テレビで映画を視聴後。湯川、内海、草薙はもう完璧に脳内でそのビジュアルで見えているから、映像化ってすごいね。事件は入り組んでいて、最初は読み進むのが面倒くさいなって思うのだけど、そのうちページを進む手が止まらなくなり、最後まで面白く読ませてしまうのは、さすが東野さん。事件の背景は同情の余地があるし、(『容疑者Xの献身』『聖女の救済』『禁断の魔術』なんかでもそう思ったけれど)自分がその立場だったらどうするだろうと考えさせられる。ラストの湯川と夏美の会話に、湯川の人間味を感じる(もとからそうだったのか、だんだん変わってきているのか)。

Posted byブクログ

2024/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おもしろー!そこが繋がっていくのね、とさらっと読み流していた増村が一気に重要人物になった。あんなに手がかりがない中で過去に気がつくとは常人ではない。 沙織が、最初のイメージ通りの聖人ではなかったのが、過去の人は美化されるのかなと。 どんでん返しもあり、救いもありで悲しい最後だった。 留美のことはどうやって気がついた?

Posted byブクログ

2024/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ガリレオシリーズ初体験。湯川も草薙も話し方や仕草が目に浮かぶ。ドラマから入ったからかもしれないが、ハマり役。 ストーリーは古畑テイスト。裏表紙や序盤に出たオリエント急行というワードで全体像はあらかた見えた。 物事を客観的に論理的に見るってこういうこと。科学に限らず、仮説を立てて検証するというプロセスをやってみたい。 最後のどんでん返しは…別になくてもよかったかな…できたら関係者のキズはトータル浅い方がよかった。 奇しくも今日テレビでやるらしい。読みかけだったので残りを一気にいった。

Posted byブクログ