叙述トリック短編集 の商品レビュー
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2024/5/16 私はトリックをあんまり気にしない勢なので、感想としては「写真部の話よかったな」でした。 あとはところどころ違和感のある表現があって「ここが多分フェアに叙述トリックやってるとこなんやろな」と思いながら読んでた。 叙述トリックは「ハサミ男」が好きで好きで、おそらくこれが私の叙述トリック生涯NO.1であろうとかれこれ20年以上思ってるからもう9割がたそう。 また久しぶりに読み返そうかな。
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わかりやすいものから騙された!なものまで叙述トリック満載でした。 個人的にはキュンキュンする話があって良かった。叙述トリックと知っているので、上手くいなかいオチなんじゃないかとヒヤヒヤしたけれど、上手くいって本当に良かった。 読者への挑戦状を読んでからしばらく間をあけて読んでしまったので、最後はもう「あー、そんなこと言ってたな……」ってなっちゃったので一気読み推奨(笑)
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※この短編集はすべて叙述トリックが含められています。 似鳥ック炸裂!!叙述と分かっていても騙される快感を是非。
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似鳥鶏さんの他の作品で、気持ちよく騙されたので今作を購入。 ネタバレになるので詳しくは言えませんが、短編集となっていますが初っ端から最後までまるっと騙されてました。 どうしても普通にミステリーを読んでいる感覚でいるので、不意にそう言えば叙述トリックなんでした、と騙された後に気付か...
似鳥鶏さんの他の作品で、気持ちよく騙されたので今作を購入。 ネタバレになるので詳しくは言えませんが、短編集となっていますが初っ端から最後までまるっと騙されてました。 どうしても普通にミステリーを読んでいる感覚でいるので、不意にそう言えば叙述トリックなんでした、と騙された後に気付かされる。 「なんとなく買った本の結末」 一番騙されにくかった話でしたが、一番好きな話。 「閉じられた三人と二人」 いきなりぶっ飛んだ展開かと思いきや… と中身は言えませんが、ネタバレ後の再読も楽しめそうです。
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確かに上手くミスリードしてあるので、読者にとってはフェアである作品です。 少し苦手な書き方でした。 終始挑発的な感じ?(叙述トリック短編集なので、「読者への挑戦状だぁっ!さあ解いてみろ!!」的な感じなのですが、、、ちょっと怖いなぁと、、なんだか上司に怒られている口調みたいな感じに...
確かに上手くミスリードしてあるので、読者にとってはフェアである作品です。 少し苦手な書き方でした。 終始挑発的な感じ?(叙述トリック短編集なので、「読者への挑戦状だぁっ!さあ解いてみろ!!」的な感じなのですが、、、ちょっと怖いなぁと、、なんだか上司に怒られている口調みたいな感じに受け取ってしまいました。。)
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騙されるなと身構えながら読了。 平和なトリックたちはあの手この手で惑わせる。 俯瞰して冷静に分析するのも楽しいけど、どぶんと飛び込んでがっつり騙された方が楽しいのかも(笑)
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誰かが死ぬ、だとかのミステリーではなく、わりとのほほんとした短編集。 叙述トリックのための物語なので真相は「あ、なるほどたしかに」的な感じ。でも、のほほん。 ミステリーのしかけが好きな人は手にとってもよいのではないでしょうか。
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ミステリー小説を読んでみたいけど、怖いシーンが出てくるのが苦手!という人にオススメしたい一冊。 はじめから終わりまで一切気が抜けず、複数ある違和感を丁寧に説明してくれるミステリー小説初心者にありがたい作品です。 作者さんの知識量がすごく、この言葉を使うと上から目線のように感じてし...
ミステリー小説を読んでみたいけど、怖いシーンが出てくるのが苦手!という人にオススメしたい一冊。 はじめから終わりまで一切気が抜けず、複数ある違和感を丁寧に説明してくれるミステリー小説初心者にありがたい作品です。 作者さんの知識量がすごく、この言葉を使うと上から目線のように感じてしまうかもしれませんが、感心しながら読んでいました。
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一つ目の話から、叙述トリックが盛り盛りすぎる。 二つ目以降は比較的オーソドックスな叙述トリック。 自分自身は小説を読む際に映像を浮かべながら読むタイプだが、叙述トリックと知って読むと、どうしても映像に違和感を感じる部分が出てきてひっかかりを感じてしまった。叙述トリックと知らずに読んだ方が(当たり前かもしれないけど)驚きは大きく、カタルシスはある。 チャレンジングな小説として、なかなか楽しめる趣向ではあった。
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サクッと読めるがしっかりとひっくり返る。 はじめから色々とヒントをくれていますが、そんなの読んでる途中で忘れるのが普通ですよね。 似鳥鶏さんの作品は初めてですが、一度動画でご本人のインタビューを拝見したことがあります。 その時の優しそうでユーモアがある姿がそのままこの作品に反映...
サクッと読めるがしっかりとひっくり返る。 はじめから色々とヒントをくれていますが、そんなの読んでる途中で忘れるのが普通ですよね。 似鳥鶏さんの作品は初めてですが、一度動画でご本人のインタビューを拝見したことがあります。 その時の優しそうでユーモアがある姿がそのままこの作品に反映されてるなと思います。 心情をしっかりと書きながらツッコミながらボケながら読めるのですごく楽しめました。 脚注はすごくツボでした。
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