叙述トリック短編集 の商品レビュー
叙述トリックである事事態作者が 有利だと思うのですが 挑戦状を渡されたヒントまでもらって これは騙されないぞと思って読みました 6遍読み切って互角だったんじゃないかと まぁまぁ良しと思って最後の3ページで 初めから罠にかかっていた事に… なかなか面白かったです
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連作短編集 あとがきまで作品になっている。 感想としては 物語的に面白いというより読者を騙す点を重要視してるようでそこが少し残念な気がする。 一遍づつの謎解きがあり、あとがきの前の章で全編を通してのトリックが隠されてるところが面白い。 あとがきは完全に独立した編になっている。
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普段はトリックを疑わずに読むので、この本は考えながら読むのが楽しかった ただ、叙述トリックという名の理不尽がいくつかあって、なんだかなー
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冒頭の挑戦状から、かなり細かい表現まで気にして読みました。 読みながら納得できるトリックもあれば、これは分かってもやや頭を抱える結末もありました。 物語が登場人物の誰の目線で書かれているかも分かりやすいほうが逆に全体を俯瞰して見れますね。 いずれの物語にしても主要登場人物を魅力的...
冒頭の挑戦状から、かなり細かい表現まで気にして読みました。 読みながら納得できるトリックもあれば、これは分かってもやや頭を抱える結末もありました。 物語が登場人物の誰の目線で書かれているかも分かりやすいほうが逆に全体を俯瞰して見れますね。 いずれの物語にしても主要登場人物を魅力的に感じるか、または精神衛生上受け入れがたいと思う人が居ない描写のされ方をしていることが、後味の良さに繋がっているのかなと思いました。
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分かってて読んでるんだからそこに文句を言うのは間違いってのは重々承知してるんだけど、叙述トリックと最初から分かって構えて読んでしまって新鮮な驚きが無いのはやっぱり残念。 話自体はどれも普通に面白い。 けどやっぱり叙述トリック集という企画は無理があるのかなぁ。。。
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まぁ悪くはないんだけどね。叙述トリック自体がそんなに好きじゃないからなぁ。恋愛ネタが一番よかったかな。タネはすぐにわかったけど写真の描写とかが素敵だった。まさか、全員違う人だとは。こんなうっとうしいのが5人もいたらホントいやかも(-_-;)。
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そういうトリックの小説だと分かっていて読んでみたが、なんだか「えー!あー確かにーうーん」ってなる。なんというか分かっていて読んだけど、ちゃんと読めばそうだけど後出しジャンケンみたいな?面白かったといえば面白かった。だけど、なんとなーく理不尽な感じがした。勝手に理不尽だろ思っている...
そういうトリックの小説だと分かっていて読んでみたが、なんだか「えー!あー確かにーうーん」ってなる。なんというか分かっていて読んだけど、ちゃんと読めばそうだけど後出しジャンケンみたいな?面白かったといえば面白かった。だけど、なんとなーく理不尽な感じがした。勝手に理不尽だろ思っているのはこっちだけど。 2019.10.19 挫折…
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似鳥鶏の本はこれが初めて。多弁な感じの文体や明るい雰囲気は好みのテイスト。他の本はどんな感じか読んでみよう。いつもトリックを考えながら読んだりしないが、本書はそういう趣向なので多少考えながら読んでみた。短編集というより連作といったほうがいいですね。結局あまり悩まずそのまま楽しみました。あとがきは余計だったが。
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文章そのものの書き方で読者を騙す『叙述トリック』は、しばしアンフェアと言われてしまう。それを先に宣言し、さらにはヒントまでもつけて書かれた短編集。 「特殊なことを完全に勘違いさせるように書かれているよね」というのは腹が立つが、「しまった、気が付かなかった」というのは悔しくなるのが叙述トリック。さて、これは・・・ 以降ネタバレあり 『ちゃんと流す神様』人知れずトイレのつまりを直し掃除までしたのは誰か? 確かに読んでいて、所々引っ掛かりを覚えるけれど、それが何を意味しているのか気付かなかった。というかこれを当てるのは無理じゃないか? 『背中合わせの恋人』好きになったのは、顔も知らない彼女、顔しか知らない彼。写真をめぐる犯人探し。 人物を思い違いしているのは分かったけど、誰とまでは分からなかった。 『閉じられた三人と二人』閉ざされた山荘で一人、また一人・・・ なんじゃそのトリック・・・的なクローズドミステリーと見せかけた状況当て。映画はテキトーでも面白かった。 『なんとなく買った本の結末』崖の上から石を落とされ殺された男、容疑者にはアリバイが・・・ アリバイトリックはすぐに分かった、と言うか私世代にはトリックにもならない。引っかかるはずの部分は逆に全く違和感ないし、時代が違うのも当たり前すぎて。ただ移動電話ではなく公衆電話かなと思ってた。何故ならあの時代の移動電話(ノラさんが持ってるやつね)って、通信料バカ高いんですよ。中学生がおいそれと借りられる代物ではなかったです。 ※ここらへんで同一の登場人物もう1人いない?ってなる。 『貧乏荘の怪事件』貧乏学生遼の部屋から無くなった物、容疑者は住人全員! 日本人のカタカナ名前に弱いという特性(私だけ?)を見事に突かれた。ちなみに『海参』とは干しなまこでした。 『ニッポンを背負うこけし』各地で悪戯をする人物を捉まえろ! 読み始めてすぐ探偵別人?で他の章に戻る。やはり全てに登場する人物ってもう1人いる女の子だよねってなる。最初のヒントもやっぱりズレてる気がする・・・で、その犯行は無茶だわ。 『あとがき』なるほど、ヒントのズレはこのトリックのための仕掛けだったのね。だから目次がああなってたのか!最初の最初から叙述トリックは始まっていたのだ。
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旅のお共として。ほんとはその前に読み切りたかったんだけど。似鳥鶏らしい、ちょっとふざけた感じ。最後のあとがきのトリックは途中で気付いた。「ニッポンを背負うこけし」は本当にふざけてる。でもこれも途中で気付いたけど。でも面白かった。
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