下町ロケット ヤタガラス の商品レビュー
いやいや、、、 これは、本当に時間泥棒だわ(笑)。安定の池井戸ワールド全開。佃製作所をめぐる、社会の構図が凝縮された展開。 仕事が手につかないくらい、続きを読みたくて読みたくて仕方ないくらい、面白かった。
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「下町ロケット」シリーズには、登場人物一人ひとりに対する作者の深い愛情を感じます。 前作「ゴースト」で佃製作所を去った殿村が、今作ではキーマンとなって再登場。ロケット事業を追われた帝国重工の財前も、今度は農機具という新分野で再び佃製作所とタッグを組みます。人と人とのつながりが思...
「下町ロケット」シリーズには、登場人物一人ひとりに対する作者の深い愛情を感じます。 前作「ゴースト」で佃製作所を去った殿村が、今作ではキーマンとなって再登場。ロケット事業を追われた帝国重工の財前も、今度は農機具という新分野で再び佃製作所とタッグを組みます。人と人とのつながりが思わぬ化学反応を起こすのが、このシリーズの妙味といってもいいかもしれません(とはいえ「ゴースト」で前科を負った弁護士があっさりライバル会社に雇われる展開は、愛情というよりキャラの使い回し感がありましたが……)。 一方で、効率を重視するあまり人を粗末にする仕事のやり方がどんな結果を生むのか、シリーズを通して随所で語られてきたテーマがいちばん重く響いてくるのが本作でしょう。 パターン化していた明快な正義vs悪の構図を避けようとしてか、佃製作所側に悪玉の1人・的場をつかせるちょっと複雑な構成。うーん、このシリーズにそういうのは求めてないんだけどなー。スカッとさが足りない幕切れでした。
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ドラマで話は知ってるのでなかなか読みたい気が起きなかったけど、本は本でやっぱり池井戸さんの話は面白い。
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年末年始休みで、ゴースト、ヤタガラス読み切ること出来た。やっぱり池井戸シリーズは、文書で読む方が、臨場感やギリギリの緊張感を感じるな。ドラマとは違う。年始からいい感覚になれた。今年もビジネス頑張ろうという気になれた。
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- ネタバレ
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自分のプライドや社員の思いを大事にすることばかりで、本当にやるべきことを忘れてしまう。 それに気づかないか、わかっててもそうしないのが普通だけど、そこでちゃんと気づいて実行できるのがさすが佃さん。 結末がハッピーエンドだから安心して読めた。
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下町ロケットシリーズ第4作。 ゴーストの直後から始まる話、ずいぶん読む間は開いてしまったがいわば3作目の下巻のようなもので、しっかり伏線も回収し、楽しく読むことができた。
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今の日本の農業が直面している問題。 高齢化、後継者不足、離農問題なとなど。 本書で描かれている無人トラクターがあれば、問題解決の糸口になるのか。 非常に興味深い。 そして、やはりいつもの池井戸潤のストーリーだが、読み込んでしまう。 やはり、池井戸潤は面白い。
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ジリジリ憤る事態からの見事な逆転劇は、ホント痛快。的場や反藤間勢力は次回作の布石ですか? まあ近い将来、こんなスマート農業が確立する事を期待します。
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まぁ、ドラマで見た通りなんだけど、最後の6台での大規模救済はオリジナルだったのね。全体的に本の方があっさりしてるからうっとおしさはうすい。でも、佃の説教は本でもちょっとうっとおしいかも(笑)。実際には無人ロボットでどこまで農業が変わるのかねぇ?
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