夢胡蝶 の商品レビュー
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あらすじだけ読むと吉原を舞台にした彦弥と遊女の恋愛話なのかしらと、この火消の話に濃い恋愛話は入れてほしくないなと思いながら読み進めたんですが、いつもの感じにやっぱり泣いて熱くなっての繰り返しでした。「あちきには何も残りんせん」という遊女時里の言葉が哀しい。苦界に生きる女や男の悲哀を利用した火付けには許せませんでした。一ツ橋め。みんな幸せになってほしいな。田沼様も辛い立場ですね。現実と思いがなかなか重ならないのはままあることで…。平志郎をかわいがる新之助かわいい。小唄の矢吉、見所ありますね。これからも登場してほしいけど吉原火消だからな~。
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業火の中での出会いと約束・・・ 男と女どちらの思いがより強いのか。 吉原で連続する火付けとその謎にぼろ鳶達が挑む。 いつもの台詞がちと違う、それもまた良し。 それにしても『ぞっとする』か・・・
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