夢胡蝶 の商品レビュー
久々のぼろ鳶!今回の舞台は吉原。吉原内で起こる連続放火事件を解決するために吉原に乗り込んだ源吾たち。しかし、今回の主人公はなんと言っても彦弥!花魁を放火から助け出すところから始まり、最後も彦弥で終わります。花菊と彦弥との約束は叶うのか、どうなのかが、この巻ではすごく気になって読み...
久々のぼろ鳶!今回の舞台は吉原。吉原内で起こる連続放火事件を解決するために吉原に乗り込んだ源吾たち。しかし、今回の主人公はなんと言っても彦弥!花魁を放火から助け出すところから始まり、最後も彦弥で終わります。花菊と彦弥との約束は叶うのか、どうなのかが、この巻ではすごく気になって読みました。今後、田沼との関係もどうなるかが気になりますし、まだまだ読まないと。
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うん!!文句なし!!おもしろかった。今までのシリーズで1番好きかも。彦弥大活躍、素敵(*≧∀≦*) 舞台が吉原というのもかなり興味深かった。花魁言葉もつい真似しちゃう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
吉原という閉ざされた檻の中で、運命を受け入れて耐える遊女の悲しさ。その売上から上納させる幕府と、火事に遭って免税されることを願う忘八の醜さ。 そんな構図の中で、火付の下手人を追い、鮎川を突き止める。 そこで、鮎川を単なる悪役にしない作者の設定。 同じ因縁を持つ彦弥が、ぼろ鳶を放れて、鮎川を追う彦弥の思い。泣けた。 それにしても彦弥、かっこいい。花菊じゃなくても惚れてまうやろ〜。(^。^)
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今回は火消しに対する熱い情熱よりも、男としての人に対する優しさが中心でした。 別の作家さんの作品で吉原が舞台になっているシリーズを読んでいますが、それを通して得た吉原に関する知識によって情景がとても良く分かり、一層楽しめた気がします。 これまで軽い印象が強かった彦弥の格好良さを堪...
今回は火消しに対する熱い情熱よりも、男としての人に対する優しさが中心でした。 別の作家さんの作品で吉原が舞台になっているシリーズを読んでいますが、それを通して得た吉原に関する知識によって情景がとても良く分かり、一層楽しめた気がします。 これまで軽い印象が強かった彦弥の格好良さを堪能できる作品でした。
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今回も一気読み。いやーもう息もつかせぬスピード感、美しい情景、火消したちの魅力。もうたまらん。今村翔吾に「ぞっとする」!
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ぼろ鳶組6冊目。 シリーズの中で今のところこの巻が1番好きかも。 尻上がりに面白くなるシリーズは稀有だと思う。 今回の舞台は吉原。 彦弥がメイン。これを読んだら彦弥推しにならざるを得ないのでは…。 組のみんな個性的で好きだが、今回の彦弥は特別にかっこいいと思った。いい男だ。 男...
ぼろ鳶組6冊目。 シリーズの中で今のところこの巻が1番好きかも。 尻上がりに面白くなるシリーズは稀有だと思う。 今回の舞台は吉原。 彦弥がメイン。これを読んだら彦弥推しにならざるを得ないのでは…。 組のみんな個性的で好きだが、今回の彦弥は特別にかっこいいと思った。いい男だ。 男もいいけど、この作品の女性たちも、主役の源吾の妻深雪を始め、みんな良い。 次が楽しみ。
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吉原を舞台に、色男彦弥が魅せてくれました! 彦弥の生い立ち、女好きの理由、花菊との出会い。 キュンというより、切なくて読んでいてちょっと胸が苦しくなりました。 終章の花菊が、泣けるくらい可愛らしかった。 花菊とはこの先進展があるのかな? あって欲しいなー、そしてどうにか上手くい...
吉原を舞台に、色男彦弥が魅せてくれました! 彦弥の生い立ち、女好きの理由、花菊との出会い。 キュンというより、切なくて読んでいてちょっと胸が苦しくなりました。 終章の花菊が、泣けるくらい可愛らしかった。 花菊とはこの先進展があるのかな? あって欲しいなー、そしてどうにか上手くいって欲しいなーと思いつつ読了(*´-`)
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近所のスーパーで「ほうぼう」を発見。 暖かい深海に住み、あまり店頭に出回らない魚というイメージだったが、今は温暖化で入荷量が増え、そうでもないらしい。 浜育ちのカミさんも、「久しぶりにみた。子供の頃、母親が鍋料理にしてくれた。あらから いいダシがでる」と言っていた...
近所のスーパーで「ほうぼう」を発見。 暖かい深海に住み、あまり店頭に出回らない魚というイメージだったが、今は温暖化で入荷量が増え、そうでもないらしい。 浜育ちのカミさんも、「久しぶりにみた。子供の頃、母親が鍋料理にしてくれた。あらから いいダシがでる」と言っていた。 ******************************* どハマり中の火喰鳥シリーズ第6作「夢胡蝶」を読む。 寝る前には読書をすることが多いが、いつもすぐ眠くなる。30分保てばいいほうだ。ところがこの本を読むと面白すぎてついつい夜更かししてしまう。 今回は吉原が舞台。花魁の悲哀が描かれる。彼女達を敬う火消の活躍。ぐいぐい引き込まれて続きが気になっておいそれとは眠れなくなる。 それにしてもこのシリーズ、回を重ねる毎に、緩みが出るどころか益々面白くなる。作家の今村翔吾はまだ38歳ととても若い。 これからこの作家はどんな作品を書いてどうなっていくのか、個人的に今一番気になる作家だ。
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さぞや女性層が待ち望んだであろう彦弥メインの本作。 彦弥らしくアクロバティックな描写と目まぐるしい展開で構成されている。 近しいところの表と裏の顔を描いた作品でもあり、面白くないことは無い。 …のだが、黒幕の扱いがどうも腑に落ちない。ハッピーエンドすぎやしないか?
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「ぞっとする」は感覚的にはわかるよね。dopeとかヤバいみたいな使い方。彦弥さんをフィーチャーした一作。彼のいい男ぶりがすごい。この二人の恋はかなり障害が大きいとは思うけど。
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