医者の本音 の商品レビュー
帯にあるようにここまで書いていいのか気になった。 ひとりの外科医の根性論的なところもある。全ての外科医が彼のようにストイックでいられるわけではない。外科医の働き方改革を一刻も早く期待してしまう。 大学病院や製薬会社の関係や薬手帳のことなど基本的な医療現場のことを知れてよかった...
帯にあるようにここまで書いていいのか気になった。 ひとりの外科医の根性論的なところもある。全ての外科医が彼のようにストイックでいられるわけではない。外科医の働き方改革を一刻も早く期待してしまう。 大学病院や製薬会社の関係や薬手帳のことなど基本的な医療現場のことを知れてよかった。非常に文章が洗練されていてわかりやすい。 深みはないといったらない。医療関係者であれば当たり前のことをなのだろう。私のような一般人にとってわかりやすかった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
これを立ち読みしたという知人(医療関係者)は、特段驚くようなことは書いていないと話していた。自分も同様の感想を持っている。 ただ、それは自分も医療関係者だからかなと思う。そういうギャップを埋めることも、医療関係者として今後やっていく必要があると、思わせてくれた。
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表層的な部分での意識の統一,あるいは擦り寄りを目指す.お互いに敬意を払えば,表層的な部分での問題点は解決だが,医師を含む日本の医療制度はそろそろ限界,破綻しやしませんかね.
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【権威を手放した医者⁈】 私は「権威」が嫌いである。 「先生」と呼ばれる権威が特に嫌いである。 特権意識丸出しで失言(というかそれこそ本音)によって逃げまくる政治屋なんかはその典型である。 医者も「先生」と呼ばれる職業の一つである。 個人的にはコミュニケーション不全を起こしてい...
【権威を手放した医者⁈】 私は「権威」が嫌いである。 「先生」と呼ばれる権威が特に嫌いである。 特権意識丸出しで失言(というかそれこそ本音)によって逃げまくる政治屋なんかはその典型である。 医者も「先生」と呼ばれる職業の一つである。 個人的にはコミュニケーション不全を起こしている「先生」に対して苦情を言ったことがある。直後に他の先生に交代していたなぁ(笑) 介護職の現場では「ロクに人の話を聴かない奴ら」として、連携どころか敵対し「現場を知らないくせにグダグダ言うな」とむしろ上から目線でモノを言ってしまう対象でもある。 著者の中山氏は「権威」を手放した医者だと感じる。 権威を手放した医者に何が残るのか? 責任、勇気、使命… 茨の道ではないだろうか。 内容は、医療関係者以外の人がTV、新聞、雑誌、インターネット等で知った「点」の情報が「線」になるので腑に落ちるものである。 この書のターゲットは医療関係者以外なのは大前提なのだが、医療関係者にも届くことが前提として書かれている。 この書に不快感を感じる医者には当たりたくない、中山氏の様な「覚悟」がある医者に出会いたいものである。 これからの医者のスタンダードとして中山氏のネット記事、書籍を追っていきたい。
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