医者の本音 の商品レビュー
この春、息子が医大生になったので、よく分からない実情を知ろうと読んだ。 医学部に入ったと喜んだのも束の間、息子にはこの先イバラの道が待っているのがよく分かった。 医師になってからの心構えも含め、息子にも読ませようと思った。
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泣くな研修医シリーズの著者による著作ということでKindleで読了。 若手の現役医師の意見を知れて良かった。 外科医の多忙さ。 リアルだと思う。
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全体的にすらすらと楽しく読みすすめることができました。 著者の言うように、まだ若い現役医師が本音を語るところに一読の価値があると感じます。特にガンの告知をうけたときに患者がしたほうがよい質問、は別途メモをとってしまいました。また飛行機の中でのお医者様コールはそこまでリスクが高いも...
全体的にすらすらと楽しく読みすすめることができました。 著者の言うように、まだ若い現役医師が本音を語るところに一読の価値があると感じます。特にガンの告知をうけたときに患者がしたほうがよい質問、は別途メモをとってしまいました。また飛行機の中でのお医者様コールはそこまでリスクが高いものとは知らず、認識を改めました。
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位置No.1320 たとえばレストランのクチコミサイトはたくさんあり、 私もよく使いますが信頼の足るものが多いです。 一方、 病院は同じ治療のために、 あちこちの病院にかかる人はまずいませ ん。 ラーメンをひと月に何度も食べる人はいますが、 虫垂炎の手術を毎月受ける人はいません...
位置No.1320 たとえばレストランのクチコミサイトはたくさんあり、 私もよく使いますが信頼の足るものが多いです。 一方、 病院は同じ治療のために、 あちこちの病院にかかる人はまずいませ ん。 ラーメンをひと月に何度も食べる人はいますが、 虫垂炎の手術を毎月受ける人はいません そらそうだ・・・ 「先月の虫垂炎の手術はよかったけど、今月の手術はいまいちだったなあ~」←こんなのは怪しいですもんね。 病院の比較サイトがなかなか充実してこないのはなんらかの圧力があるのかな???とは思っていましたが、確かになかなか本人が比較できるようなものではないですしね。難しいですねえ。 「泣くな研修医」もよんでみよう・・・
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赤裸々に書かれていた。裏側が見れてなかなか面白いとはおもうけど、まぁそれだけかな。医師も色々激務で大変だなぁって思った。
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患者としての視点しか持っていない私には面白い話でした。 病院の待ち時間が長い理由。たくさんのお薬。短い診察時間。幅広くお話が聞けます。 「後医は名医」という言葉にも納得しました。 良い医師、良い患者という事に興味があるようでしたら「賢い患者」「医療にたかるな」をオススメします。...
患者としての視点しか持っていない私には面白い話でした。 病院の待ち時間が長い理由。たくさんのお薬。短い診察時間。幅広くお話が聞けます。 「後医は名医」という言葉にも納得しました。 良い医師、良い患者という事に興味があるようでしたら「賢い患者」「医療にたかるな」をオススメします。 看護師さんのちょっとした世間話が聞きたい方は「ナース裏物語」をどうぞ。 あと個人の目標ですが「死ぬ時は安く安らかに」。
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医者にはなりたくないなと思ってしまった。 自分の選択で人の死が左右されるというのが毎日のようにやってくる。自分なら精神がもたないだろう。
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医者への素朴な疑問を解決してくれて、医者に対して少し親近感が湧く本。改めて、医者側と患者側には、大きな認識の違いがあることを教えてくれた。そして、医者もヒトで人智を超えたことは出来ず、患者の悩みを解決するために日々努力されていることが理解できた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
語り口調でスラスラと読んでいけた。医師の現実は辛いのだと突きつけられた。女医さんの未婚率は35%、かなり衝撃的。外科医がウラで何をしているのかが何となくわかった。病院は待つし医師は冷たいし、薬を安く貰える以外にいいことないと思っていたけれど、医師がも人間であり、常に患者に親身になれるわけではないよね、と納得した。
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医者について、現役の外科医師である著者が本音で語った本。 タイトルからして暴露本っぽいけど、中身はそれほどセンセーショナルな内容ではなかった。けど、現役の医者がこういうことを書くのって確かに勇気いるのかもなと思うこともあった。 まあでも、なかなか面白かったように思う。ようは、医者...
医者について、現役の外科医師である著者が本音で語った本。 タイトルからして暴露本っぽいけど、中身はそれほどセンセーショナルな内容ではなかった。けど、現役の医者がこういうことを書くのって確かに勇気いるのかもなと思うこともあった。 まあでも、なかなか面白かったように思う。ようは、医者も一人の人間なんだし、こういうふうに考えてると知れたら確かに接し方も変わるかもしれない。一日何回も風邪の患者がきたら、「風邪ですね」という言い方が冷たい感じになってしまったり。それだけじゃないけど、本当、大変だろうなと思う。 なお、医者に袖の下を渡してくる患者というのはよくいるらしい。著者は受け取らないタイプらしいけど、結構な割合でもらったことがある医者はいるのだとか。まあ、公務員でもないしね。自分はしないけど、命の恩人と考えたら礼ぐらいしたいと思う人はいそうな気がする。個人的には、受け取ってもいいんじゃないかと思わなくないけど。 後、薬を7種類以上処方すると、むしろ病院の収入は減るということは初めて知った。今通ってる皮膚科に初めて行ったときは、確か7種類以上の薬を処方されたきがするけど、収入的にはマイナスだったのか(それから肌の調子がすごいよくなったので、ずっと通い続けてる)。 なお、外科医は手術中に患者が眠っている時には会話しているらしい。手術の解説以外にも、今朝のニュースの話をすることもあるのだとか。手術にはある程度リラックスした状態でやったほうが集中力が持続するからとのこと。後、手術中は音楽を流すことも多いのだとか。このへん、医療ドラマの手術シーンとけっこう違うのかなと思った。 後、医者はアルバイトをするという話もちょっと面白かった。まあ、アルバイトといっても医者しかできないバイトだそうだけど、意外な話で面白かった。 飛行機のドクターコールでは手を上げたくないというのはそりゃそうだろうなと思う。インセンティブもなければ、飛行機内の設備じゃ判断も難しいし、判断ミスすれば最悪訴訟されかねないのだとか。このへん、難しいだろうなと思う。 なお、著者の予想ではあるけど、今後の多死社会を考えると、延命を最優先する医療は終わるだろうとのこと。これはつまり、高額療養費制度を使って延命するのは、あまりにも負担が大きいということらしいのだけど、確かにそういわれてみればそうだよなと思う。高額療養費制度については、今後改正されて高額な延命治療については対象外とかなりそうな気がする。
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