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the four GAFA の商品レビュー

3.7

181件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    60

  3. 3つ

    53

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    3

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2018/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「四騎士が世界を作り変えたことによって、ビリオネアになるにことは簡単になったが、ミリオネアになることは難しい時代となった。」 「バランスのとれた生活をしたいのなら、20代から30代のうちはバランスのことなど考えるな」 「世界をつかむのは大物ではなく、すばやいものだ。ライバルたちより短い時間で進歩することを目指す。そのために必要なのは、才能ではなく忍耐力だ。」 「企業のライフサイクルによって求められるリーダーシップの種類は違っている」 消費者として、GAFAの恩恵を受けられることはメリットでしかないが、ビジネスマンとして、GAFAという存在はデメリットになりかねないと思った。GAFAが世界を少数の成功者と多数の農奴 からなる世界に作り変えてしまった という主張は全くその通りだと思う。 所々うとうとしながら読んでいたので、卒業前に読み直したい!(特に前半)

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2018/12/16

‪今年の流行語大賞にもノミネートされた一冊。前半の四騎士の分析にはやや主観というか私怨が混ざっている気がしなくもないが(特にグーグルの章。ニューヨーク・タイムズ役員時代のエピソード自体は面白かった)これらの企業が世界を牛耳っているのは間違いない。それを受けての第7・8・10章は冷...

‪今年の流行語大賞にもノミネートされた一冊。前半の四騎士の分析にはやや主観というか私怨が混ざっている気がしなくもないが(特にグーグルの章。ニューヨーク・タイムズ役員時代のエピソード自体は面白かった)これらの企業が世界を牛耳っているのは間違いない。それを受けての第7・8・10章は冷静な分析で個人レベルにも活かせる内容だと思う。それにしても「モテたい!」という感情と学歴社会は世界共通なんだなぁ。‬

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2018/12/15

Google、Apple、Facebook、Amazonのビジネスの根底にあるものがわかりやすく説明されているのが素晴らしい。これからデータがビジネスの肝になってくるのだろうが、4社(少しAppleは遅れているが)はこの分野で圧倒的な位置を占める。アリババ、テンセントも中国国内に...

Google、Apple、Facebook、Amazonのビジネスの根底にあるものがわかりやすく説明されているのが素晴らしい。これからデータがビジネスの肝になってくるのだろうが、4社(少しAppleは遅れているが)はこの分野で圧倒的な位置を占める。アリババ、テンセントも中国国内においては、同じく圧倒的だが、今の中国企業に対する米国の措置をみても、なかなか両社はグローバルなレベルではデータを支配することは難しいだろう。 もはや我々が思っている以上に、遥かに我々のデータは収集され、生活、嗜好は把握されている。そんな世界でどう生きていくか。GAFAのサービスとどう付き合っていくか。利便性が上回るなら、データを提供し続けていくのもよいだろう。プライバシーを把握されることが気持ち悪く感じるなら、距離を置くのもいいだろう。本書は、それを考えるきっかけになる。

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2018/12/02

最近は株価的には雲行きが怪しいGAFA。富の集中・雇用の創出を含め、マイナス面が知れる。膨らみすぎた株価は下がるかもしれないが、GAFAのうちF以外は企業としてはこれからも持続的に成長しそうと個人的には思う。

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2018/11/24

GAFAとはから始まり、それぞれの会社の生い立ちやビジネスモデル、これから目指しているところなど書いてある。 この4社を軸に展開されていき、次の5社目はどこになるか?そのための条件とは?が書いてあり面白かった。 G:Google A:Apple F:facebook A:ama...

GAFAとはから始まり、それぞれの会社の生い立ちやビジネスモデル、これから目指しているところなど書いてある。 この4社を軸に展開されていき、次の5社目はどこになるか?そのための条件とは?が書いてあり面白かった。 G:Google A:Apple F:facebook A:amazon 今のこのタイミングで読んでおくべき本。

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2018/11/18

この本を読む以前はGAFAをサービスを通じてぼんやりとしたイメージでしか捉えていなかったが、それぞれの会社の戦略が(少々誇張されているが)わかりやすく解説されている。 それぞれについて語るのはここでは避けるが、サービスを受ける我々として、あの機能はこういうポリシーから繋がってい...

この本を読む以前はGAFAをサービスを通じてぼんやりとしたイメージでしか捉えていなかったが、それぞれの会社の戦略が(少々誇張されているが)わかりやすく解説されている。 それぞれについて語るのはここでは避けるが、サービスを受ける我々として、あの機能はこういうポリシーから繋がっているのか、と気づく事もしばしば。 最近ではこの四騎士が欧州のGDPRの動きをトリガーに互いに攻撃しあうような雰囲気が出てきた。この本を読んだからには、背景を理解しながら報道を見ていこうと思う。

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2018/11/18

Google, Amazon, Facebook, Appleという現代社会の覇権を握っている巨大企業の頭文字を取った「GAFA」という呼称は、2018年に入って至る所で見聞きするようになった。このGAFAの「四騎士」がどのようにして勢力を拡大してきたのか、現時点でどれ程の力と影...

Google, Amazon, Facebook, Appleという現代社会の覇権を握っている巨大企業の頭文字を取った「GAFA」という呼称は、2018年に入って至る所で見聞きするようになった。このGAFAの「四騎士」がどのようにして勢力を拡大してきたのか、現時点でどれ程の力と影響力を保持しているのか、そして未来に向けてどのような布石を打っているのか、俯瞰的に把握することができた。著者の主観的(かつ批判的)な論述も随所に出てくるが、GAFAの正体を多角的に知るという意味においても参考になるだろう。

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2018/11/05

2018年8月2日付でApple社時価総額は一兆ドルを超えて同年9月4日付でAmazonもそれに続いた。Googleも遅かれ早かれそれに続くであろう。一方で2018年10月15日付でSearsはChapter11を申請した。本書が予見する四騎士らはどこまで高みに向かうのか、はたま...

2018年8月2日付でApple社時価総額は一兆ドルを超えて同年9月4日付でAmazonもそれに続いた。Googleも遅かれ早かれそれに続くであろう。一方で2018年10月15日付でSearsはChapter11を申請した。本書が予見する四騎士らはどこまで高みに向かうのか、はたまたMicrosoftやYahooのように自重で収縮していくのだろうか。興味深いところだ。 本書の内容としては序盤のAmazonや「NEXT GAFA」の分析は大きなInsightが得られるが、GFAや他の章は的外れで抽象的な分析が多い。(Appleの教育事業参入の提案を書く必要があったか?) 400ページ超の書籍だがさらっと読めるので、GAFAの動向や将来戦略を知るには読んでおくと良いかもしれない。

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2018/10/29

誰もが知る企業を、四騎士だったり、神、宗教、怪物、巨人と表現していて、それぞれの特徴を絶妙な捉え方で分かりやすく表現していると感じた。Facebookの競争相手を資金で使って買収していく企業戦略や、Amazonの世界最大の店を目指す崇高なビジョン、顧客に面白い体験をさせられるかな...

誰もが知る企業を、四騎士だったり、神、宗教、怪物、巨人と表現していて、それぞれの特徴を絶妙な捉え方で分かりやすく表現していると感じた。Facebookの競争相手を資金で使って買収していく企業戦略や、Amazonの世界最大の店を目指す崇高なビジョン、顧客に面白い体験をさせられるかなど、ただただすごいと思う内容が多かった。 それぞれが何億人ものデータを持っていて、そのデータをどう使っているかが興味深かった。こういう行動をしている人は、次にどういう行動をするのか、何を買うのかというパターンが分かるようになるので、AIを利用して提案力を向上させることができることが分かった。当社のサイトでも、何個か製品をクリックしたら、こちらの製品をお探しではないですかと提案するポップアップが出たり、悩みを入力して検索したら、関連する製品一覧を表示させることもできたら面白いと思った。 四騎士の共通点は、差別化された製品、ビジョンへの投資、世界展開、ビッグデータを扱うスキルなどということを知った。 豊かさの定義は、不労所得が生活費を上回った状態というのがシンプルで分かりやすかった。 規模やスケール感が違う企業だが、考え方でマネできることはマネしていきたい。

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2018/10/25

面白い。 ビジネスにおいて、狙うべきは、人々の脳、心、性器のいずれ、という考え方が特に面白かった。 脳、つまり、理性なので、経済合理性の追求。比べて最安を提供する。google、amazon 心。つながり。Facebook 性器。他者よりすぐれていることをアピールする。高級感。a...

面白い。 ビジネスにおいて、狙うべきは、人々の脳、心、性器のいずれ、という考え方が特に面白かった。 脳、つまり、理性なので、経済合理性の追求。比べて最安を提供する。google、amazon 心。つながり。Facebook 性器。他者よりすぐれていることをアピールする。高級感。apple ストーリーがあることで、安い資金を得る 良い人材のいる大学近くにいる地の利 主力商品自体の魅力 ユーザーの情報をとり、分析する リアルなもので差別化。 ユーザー体験をすべてコントロール下におく グローバルで展開することによる規模感

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