ものの見方が変わる 座右の寓話 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
■感想 示唆トレーニングとして読みました。寓話を読み、それがどんな教訓か言葉にした上でチェックしてました。 ■要諦 ・問題に対する見方を変えてみる ある問題に遭遇した時、二つの対処方法がある。一つは原因追求思考、二つめは解決探索思考である。 ・悪意のない適切な嘘は知性の表れであり、心の健康を保つのに役立つ。 ・もっともっとの落とし穴 欲望と欲求。欲求は生理的。欲望は身体的ではないので歯止めが効かない。節度ということ。 ・幸運を取り逃がすケース3つ 1 幸運だと気付かない、2 ぐずぐずして置いていかれる、3 勇気が欠如しているケース ・願望ではなく、意志をもとう 目標が簡単に叶うのは地獄。内的目標を主、外的目標を従とする。浅田真央、トリプルアクセルに一言。なんでもっと簡単に飛ばせてくれないのか。願望は知も力もないままに欲することであり、努力に結びつかず、非活動的である。過去や未来に関するもの。一方、意志は知っていること、できそうなことへの欲望。活動的で、生産的。 ・緩やかさと記憶、速さと忘却には、緩やかな関係がある。思い出そうとする時、ゆっくり歩く。 ・今日が人生最後か、と思って生きて、質を上げる。 ・孔子 死の意味を理屈で知ることはできない。理屈でそこから逃げるのでなく、正面からぶつかって心情に素直になる。 ・愚痴より負け惜しみの方がマシ。逃した魚は大きいと、言うより、逃した魚は食べ頃ではなかったと言うということ。 ・なるようになるは、「なすことをなせ、そうすればなるようになる」
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とてもためになる感 皆さんが書いてるように、いつでも手元に置いて、読んでていたい。いろいろ参考になっているが 例えば 後悔は過去をかえようとすること 反省とは、未来をかえようとすること 過去の出来事を客観的に振り返り、そこから教訓を得て、より良い未来を作っていくことだけだ
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定期的に読み返したい本。 話のネタにも使える。 特に、今の自分には以下の寓話が響いた。 ・吊るされた愚か者 ・カエルの登山
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寓話をたくさん読めるのは面白いけど、著者の考察の部分でかなり科学アンチ感が強くてたまに嫌になる。。。
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物事の見方、捉え方、反応仕方が、様々な寓話を用いて、例示し、書物や著名人の発言を引用して解説している。
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寓話とそれに対する筆者の考えがつらつら書かれている本。思いっきり主観だし、当たり前じゃんと思うことも正直多かったけど、いくつかの考えは自分にとってためになるかなと思えるものもあった。
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ものの見方は変わらなかったが、いろんな寓話の解釈を読んで、じつにいろいろ考えさせられた。 若い人が読むと、生きていく上できっと役に立つと思われました。
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教訓や真理は一見わかりにくいのですが、このような物語のかたちで読むことでその教えをすんなりと受け入れることができました。
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キャリアカウンセラーでもある戸田さんの本。古今東西の「ことわざ」から仕事や生き方を見直すという発想は非常によかったが、私自身にはあまり参考になる寓話が少なかったのが残念。
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寓話から学ぶことは時代を超えてもいくつもあると思う。 個人的には「人間万事塞翁が馬」の格言が好きかな。
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