「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明 の商品レビュー
結論が目新しいわけではないけど、イノベーターのジレンマ的なものが好きな上級労働者に対して、緻密に誠実に積み上げていってる一冊というか。
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18/06/30読了 イノベーションのジレンマを読んでひっかかっていたことを解いてくれた本。ありがとうございます。更に、問いを立てることの重要性、をいまいちど認識させてくれた。
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感想を書きました。 http://ryukius-hitties.hatenablog.com/entry/2018/06/10/174548
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全体として、ビジネスの実務上に即役立つ新しい地検はなかった。イノベーションのジレンマの復習になってよかった。 メモ P47 製品の特性に関するもの/工程に関するもの p49 前進的 iincremental/ 急進的radical P64 垂直差別化(誰の目にも明らかな分かりやすい品質の違い) 水平差別化(多種多様な違い。イメージやブランドも含めて) P71 抜け駆け=先制攻撃 P73 勝者総取のゲーム・・・絶対やれ P84 複占/寡占 完全競争・不完全競争(出方によって勝ったり負けたり) P89 ベルトラン競争(価格による不完全競争) P99 大企業病、わかっちゃいるが、どうにもならない ・人や組織の惰性(予算、人員編成、組織内の勢力図等)新事業部が発言力や政治力を持ちえない P101 2010 ブロックバスター破産 P103 インテル ムーア氏、あっさりとメモリ事業から撤退 because 新事業の方が利益率が高い+利益率を反映した操業ができる優れた末端の仕組み+割り切りの早い経営者 P107 大企業の強み= ・カネがある ・人 ・技術 ・信用 ・ブランド P114 シュンペーター(1912) イノベーション分類 新たな製造方法 新たな原材料 新たな製造方法 新たな市場と買い手 新たな産業組織 P129 相関はデータの中に、因果は頭の中にある P250 なぜ「イノベーションはたいして儲からないのに手間ばかりかかる」のか。=>旧製品と新製品の代替性が高い+需要を共食いするから #全く違う客層を狙えばそうではない 既存企業が鈍重なのは、能力ではなく、意欲・努力が欠如している p275 既存企業のサバイバルが最重要事項である場合、新規企業と同じように考え行動する ①いかに新部門を育てるか →むり? ②新部門を買ってくるのはどうか? →ありかも? シスコ #DMM、日本電産 ③旧部門を社員ごと切る? ④生き延びるためには一旦死ぬ必要がある ⑤経営陣と株主(私たち、機関投資家)の”最適”はちがう P287 経営陣の判断の背景 彼ら自身が路頭に迷いたくない。 彼らにも誇りと未練がある。自分の子どもたちと、自分自身の老後のために、ここで職を失うわけにはいかない ★損切と創業:本質はこれだけ。
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