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探偵AIのリアル・ディープラーニング の商品レビュー

3.5

89件のお客様レビュー

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2018/11/24

どれだけ学習させるかとかフレーム問題とかAI素人にもわかりやすくて楽しかった。何年後かにはこんなこともできないのか、と驚かれるような時代が来るのだろうか。

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2018/10/18

人工知能AIの探偵と犯人の対決という今時っぽい内容。有効な部分もあれば、課題もあるという部分をうまく使ってミステリー仕立てにしていると感じた。

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2018/10/06

推理小説の形式でありながら、AIについても学べて2倍お得。各話ともに、そして一冊の本としてもよくまとまっていて大満足。らいちシリーズのテイストがなくても論理とキャラで読ませる。表紙も可愛いと思ったらVOFANさんでGOOD。続きのありそうな終わり方でまたこの世界の本を読みたい。

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2018/09/23

「人工知能の探偵と犯人」といういかにも現代的な題材をライトミステリに持ち込んだだけで勝ちの作品。 そういう意味で「出オチ感」が強く、実際に読み進めるとその設定がふわふわとしすぎていて作品にマッチしていないように感じられます。 フレーム問題や中国語の部屋、チューリングテストなど興...

「人工知能の探偵と犯人」といういかにも現代的な題材をライトミステリに持ち込んだだけで勝ちの作品。 そういう意味で「出オチ感」が強く、実際に読み進めるとその設定がふわふわとしすぎていて作品にマッチしていないように感じられます。 フレーム問題や中国語の部屋、チューリングテストなど興味をひく要素は多いが、「後期クイーン問題」だとか古典ミステリのタイトルが突然出てくるなど、読者層とそれはちょっと違うんじゃないの? と余計なことを考えてしまいたくなるのもマイナス。

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2018/08/16

探偵AIと犯罪者AIが開発され、お互いに競い合わせる事でバージョンを上げていった。 しかし犯罪者集団に犯罪者AIが盗まれてしまう。主人公は残された探偵AIと事件を解決しながら犯罪者AIを追いかけるが、肝心の探偵AIがフレーム問題を起こしてしまう。 AIの問題点がよく分かるようにな...

探偵AIと犯罪者AIが開発され、お互いに競い合わせる事でバージョンを上げていった。 しかし犯罪者集団に犯罪者AIが盗まれてしまう。主人公は残された探偵AIと事件を解決しながら犯罪者AIを追いかけるが、肝心の探偵AIがフレーム問題を起こしてしまう。 AIの問題点がよく分かるようになっておりミステリ要素も絡めてコミカルになっている。探偵AIにしても犯罪者AIにしても完璧ではなくミスをするのが面白い。次巻も出そうなので楽しみ。

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2018/08/08

実体を持たないAI探偵とその開発者の息子が犯人と対決する連作短編集。ミステリーではお馴染みのネタとAIならではの問題を取り込んでオリジナリティー溢れる本格ミステリーに昇華させているところが魅力的ですし、AI探偵が古今東西の本格推理小説や漫画から学んで推理の腕を上げていく設定は連作...

実体を持たないAI探偵とその開発者の息子が犯人と対決する連作短編集。ミステリーではお馴染みのネタとAIならではの問題を取り込んでオリジナリティー溢れる本格ミステリーに昇華させているところが魅力的ですし、AI探偵が古今東西の本格推理小説や漫画から学んで推理の腕を上げていく設定は連作短編の体裁に合っていて秀逸な出来。推理小説としてもキャラ小説としても読み応えありで、是非とも続編を読みたいです。

Posted byブクログ

2018/08/04

ディープラーニング型のAIの特徴とか弱点とかをうまく活かしてミステリーに仕立ててると思う。ただ、スマホでAIを稼働させると、むっちゃ熱くなって、あっという間に電池がなくなりそう。

Posted byブクログ

2018/07/22

AIモノの作品の入門として良いかもしれない。これで作中紹介されている瀬名秀明の『デカルトの密室』に興味を持ってバトンが回ると良いなと個人的には思う。 内容としては人工知能が探偵であり犯人であるからこその展開は面白い設定だった。フレーム問題や中国語の部屋、チューリングテストなどの取...

AIモノの作品の入門として良いかもしれない。これで作中紹介されている瀬名秀明の『デカルトの密室』に興味を持ってバトンが回ると良いなと個人的には思う。 内容としては人工知能が探偵であり犯人であるからこその展開は面白い設定だった。フレーム問題や中国語の部屋、チューリングテストなどの取り入れ方がうまく、わくわくさせる。 事件の緩さや敵の小物感などイマイチな部分も多いが続編を意識したゾッとするような伏線もちらほらあり、今後に一応期待はしたい。 何より読みやすく、興味本位で軽く読めるのが嬉しい。旬な内に読みたい作品。

Posted byブクログ

2018/07/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ペンネームの通り、柄刀一氏がお好きなのでしょう。かの名作「密室キングダム」の中の一作を思い起こさせる「不気味の谷2」が特に良かったです。 内外の本格好きの心をくすぐるキラーワードやシチュエーション満載でした。 次作も期待。

Posted byブクログ

2018/07/17

‪早坂吝『探偵AIのリアル・ディープラーニング』読了。ベースとなるアイデアは我孫子武丸「プロジェクト:シャーロック」に類似していてこちらの方がラノベテイストでキャッチーだけど好みが分かれるところか。人工知能を巡る哲学問題がモチーフになっているけれど…推理が早いのは小気味よいですね...

‪早坂吝『探偵AIのリアル・ディープラーニング』読了。ベースとなるアイデアは我孫子武丸「プロジェクト:シャーロック」に類似していてこちらの方がラノベテイストでキャッチーだけど好みが分かれるところか。人工知能を巡る哲学問題がモチーフになっているけれど…推理が早いのは小気味よいですね。‬

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