フーテンのマハ の商品レビュー
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自称フーテンのマハが何故旅好きになったのか。これまでの旅先でのエピソードにはじまり、デビュー作誕生秘話や父親とのエピソードなど、細かい章に分かれて書かれているのでさらっと読みやすい。本の営業をしていた父親とマハさんの話は、タイトルを失念してしまったがマハさんの短編集の中で似たシチュエーション(父親に与えられた図鑑がきっかけで美術関係の仕事をする女性と、元営業の高齢な父親が海外に行っている間に亡くなってしまって〜)の話があったと記憶している。これが元だったんだなぁ (読書メーターからの転記)
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私よりちょっと?姉さんなマハさん。リアルな先輩方々から聞く話とか、学生時代を思い返したりしながら読んだ。 旅の話、美味しいものの話、美術の話盛りだくさん。 小説とは全く違うフーテンな著者の姿が魅力的。
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ナガラシリーズとゴッホのたゆたえを また振り返りたくなった。 移動フェチ分かるわあ、、 青森の木村さんのりんごとつゆ焼きそばも気になる
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小説家歴より長いフーテン歴。美味しいものを求め、イケメンとの出会いに心踊らせ、アートに想いを馳せながら世界中を大移動。そして、小説家の始まりは旅で出会った幸せでした。軽快なマハさん節を堪能し、私も旅に出たくなりました。
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旅好きのマハさんならではの旅エッセイ 旅仲間の千鈴さんとともに巡るぼよグルだったり、芸術家の生きた証を辿る旅だったり、最後のお父様のお話では涙したりもして旅に自分も出てるような感覚になる1冊 マハさんの文章は温かく、友達みたいに「この旅のさ ー」と話してくれているみたいな感覚で...
旅好きのマハさんならではの旅エッセイ 旅仲間の千鈴さんとともに巡るぼよグルだったり、芸術家の生きた証を辿る旅だったり、最後のお父様のお話では涙したりもして旅に自分も出てるような感覚になる1冊 マハさんの文章は温かく、友達みたいに「この旅のさ ー」と話してくれているみたいな感覚で読めるので今回もあっという間に読めてしまった
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原田マハさんの旅エッセイ。 「ハグとナガラ」もそうだったけれど、原田マハさんの楽しそうな旅の様子がとっても好きです。 特に作家デビューとなった「カフーをまちわびて」のきっかけとなった出会いのところがとても素敵です。 そういう何かに導かれるような出会い、私にもあったのかな。 そん...
原田マハさんの旅エッセイ。 「ハグとナガラ」もそうだったけれど、原田マハさんの楽しそうな旅の様子がとっても好きです。 特に作家デビューとなった「カフーをまちわびて」のきっかけとなった出会いのところがとても素敵です。 そういう何かに導かれるような出会い、私にもあったのかな。 そんな大きなことでなくても旅にはたくさん忘れられない思い出があって、思い返すだけで幸せになったり温かい気持ちになったり。 旅したいな〜。
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マハさんの小説が好きなのでエッセイも読んでみました。終始ゆったりした雰囲気の旅をされていて一つ一つのエピソードにほっこりしましたし、自分の理想的な生き方だな〜と感じました。 最後のお話はそれまでののんびり旅とは一変、お父様との別れを綴られていて切なくもあたたかい気持ちになり、読みながら涙が滲みました。最後にあの話を入れることで、本として締まるので流石だなと感じる1冊でした。
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-弘前のリンゴの冷製スープ- 是非一度、味わってみたい。 -鉄舌エピソード- 願わくば熱々のコロッケをフーフーしないで食べてみたい。 -NYの地下鉄で、中国系のおっちゃんから買った電池5パックのエピソード- お店で読んでたんですが、声を出して吹き出し笑いしました。 -夜のル...
-弘前のリンゴの冷製スープ- 是非一度、味わってみたい。 -鉄舌エピソード- 願わくば熱々のコロッケをフーフーしないで食べてみたい。 -NYの地下鉄で、中国系のおっちゃんから買った電池5パックのエピソード- お店で読んでたんですが、声を出して吹き出し笑いしました。 -夜のルーブル- ズルい。と思ってしまうくらい憧れます。行ってみたい。 製作エピソード。マハさんにしか描けない物語はこうやって産まれたんですね。少し、垣間見れたような気がします。
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旅はいいぞ〜 ってなる本。 原田マハさんみたいになんにも目的を決めず、旅したい。 毎月一回は必ず会っていた友人が、家庭の事情で長野に引っ越した。 それから一年に2回ほど長野に遊びに行っている。 縁もゆかりも無い土地だったけど、友人がいる、というだけで親しみを感じる土地になった。 また別の友人の地元・秩父に家族ぐるみで旅行したときもそう。 一回も行ったことのない土地だったけど、知らない土地じゃないみたい。 それはなんだか嬉しいこと。
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マハファン垂涎「マハのマハたる所以」が横溢。エッセイなのに、リズムよく読める。読み進めるほど、人となりが解ってきて、マハ感が高まる。特に「猫舌の反対」のエピソードは笑み無く読めない完成度。単に温度への耐久機能だけでなく「ぬるい珈琲」への怒りまで登場し、まさに、マハ感MAX。結局、...
マハファン垂涎「マハのマハたる所以」が横溢。エッセイなのに、リズムよく読める。読み進めるほど、人となりが解ってきて、マハ感が高まる。特に「猫舌の反対」のエピソードは笑み無く読めない完成度。単に温度への耐久機能だけでなく「ぬるい珈琲」への怒りまで登場し、まさに、マハ感MAX。結局、マハ感にやられて、マハマハになったところで、マハ感って何だ?
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