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キネマトグラフィカ の商品レビュー

3.4

59件のお客様レビュー

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2024/11/09

平成元年入社な6人のお話。 世代的にドンピシャな人には時代背景がアリアリと思い浮かんで読んでいて楽しいだろうなぁと感じた。 自身は少しズレた時期に社会人になったのでピンと来るよりも読み進めるのが苦行!?というかノルマとして読む感覚で終盤まで読み進めることになった。 最終章の読書感...

平成元年入社な6人のお話。 世代的にドンピシャな人には時代背景がアリアリと思い浮かんで読んでいて楽しいだろうなぁと感じた。 自身は少しズレた時期に社会人になったのでピンと来るよりも読み進めるのが苦行!?というかノルマとして読む感覚で終盤まで読み進めることになった。 最終章の読書感で読み進められる一冊であればまた全然違った感覚だっただろうなぁ。 続編もあるようなので、自分の年代が重なるようであれば手に取ってみたい。

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2024/09/06

映画の世界、今やデジタルだけど、昔の映画はこうして上映されてたのかと思うと映画一本一本が重厚に感じた。 いつもに比べてなぜか入り込みにくかったけど、最後の女性2人のやり取りはどちらも気持ちがわかって惹きつけられた。

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2024/08/03

読みながら苦しくなってしまいました…。 1990年代入社の旧態依然の会社が登場していますが、自分が経験していないのに苦しさがつきまとい、本当に苦しかった。 大変な思いをした大人が作った社会をがんばって引き継ごう!と思いました…!

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2024/03/05

お勧めしてもらった古内一絵さんの作品を読んでみました。 平成元年に映画会社に入社した6人の男女が25年後に再開して、回想していく物語。 こういう現在から回想していくストーリーって、結果が既に決まってるせいか、なんかすごく心揺さぶられます。

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2023/09/30

古内さん、映画会社で勤務されていたとは知らなかった。 その頃の体験をヒントに書かれたそうで、リアルな描写が多かった。 仕事の裏側が見られたようで面白かった。 平成時代が丸々舞台になっているけど、こんなに昔だったっけ?という位、時代を感じた。(ポケベルとか、18mmとか) 働き方...

古内さん、映画会社で勤務されていたとは知らなかった。 その頃の体験をヒントに書かれたそうで、リアルな描写が多かった。 仕事の裏側が見られたようで面白かった。 平成時代が丸々舞台になっているけど、こんなに昔だったっけ?という位、時代を感じた。(ポケベルとか、18mmとか) 働き方も、女性蔑視や長時間労働など問題多数で、今の時代がかなりましだと思えるほど。 映画好きでも、この会社はちょっとキツいなと思った。

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2023/08/11

老舗だが売れ筋ではない映画会社に 同期入社した6人の男女の物語。 そのうちのひとりが 会社を辞めて経営していた映画館の 閉館を機に集まることに。 すでに半数が違う場所で生きていて 社内に残ったものにもいろいろなことがあった。 最後の上映を前にして 彼らの胸に去来する26年前の ...

老舗だが売れ筋ではない映画会社に 同期入社した6人の男女の物語。 そのうちのひとりが 会社を辞めて経営していた映画館の 閉館を機に集まることに。 すでに半数が違う場所で生きていて 社内に残ったものにもいろいろなことがあった。 最後の上映を前にして 彼らの胸に去来する26年前の 〝全国フィルムリレー〟の思い出とは。 うわ〜。 なんか、もろ同世代やん。 バブルで浮かれている時代に就活して 働き出したらすぐ下降線で まだまだ上下も男女も、ちっとも均等じゃなくて。 一章ごとに語り手が変わるため はじめの人物の持っていた情報で 苦手なヤツっぽい仲間も 本当は違うことを考えてたのがわかったりします。 あと、映画業界の特殊事情も ちょっとだけ裏がのぞけますよ〜。

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2023/03/10

2023/03/09 読了。 図書館から。 著者作初。 映画館で映画を見ることが、 今はもう贅沢な様に感じているのだけど、 そこにしかない空気感や特別感があったんだなぁ…と。 お仕事小説。 6人が主で熱量は人それぞれだけれど、 同じ思い出が共有できるのは、同期っていいな…と...

2023/03/09 読了。 図書館から。 著者作初。 映画館で映画を見ることが、 今はもう贅沢な様に感じているのだけど、 そこにしかない空気感や特別感があったんだなぁ…と。 お仕事小説。 6人が主で熱量は人それぞれだけれど、 同じ思い出が共有できるのは、同期っていいな…と。

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2022/09/13

同期の6人、全く異なるタイプだけど、不思議とそれぞれに共感する部分があった。どんな人でも抱えているものがあって、みんな頑張っているんだな。

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2022/08/16

映画業界には全然詳しくなく、重いフィルムを運んでいたとか、初耳のことがいろいろ。加えて、私は彼らより少しあとの世代なので、時代背景的に、わかるところとへぇーというところがあり、ちょっと面白かった。 私にはハマらなかったけど、すごく楽しめる人もいるかも。

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2022/07/12

平成元年に新卒だった6人が30年後に集結する。 若手時代に特に印象的だったケヌキリレーのエピソードを思い返して、それぞれの立場や仕事への思いなどを振り返る…エモエモエモな小説でした。 咲子のように女性が職場で男性と肩を並べて働くこと、麗羅のように忖度せずに正しいことを発言するこ...

平成元年に新卒だった6人が30年後に集結する。 若手時代に特に印象的だったケヌキリレーのエピソードを思い返して、それぞれの立場や仕事への思いなどを振り返る…エモエモエモな小説でした。 咲子のように女性が職場で男性と肩を並べて働くこと、麗羅のように忖度せずに正しいことを発言すること、栄太郎のように会社組織で自分をすり減らすより自分らしく働ける環境に身を置くこと。 ここ30年で大きく変わってきた価値観が分かりやすくストーリーに落とし込まれてた! 地方映画館や映画にかかわる仕事の変遷についても知れた。

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