ドロシイ殺し の商品レビュー
アリス殺し クララ殺し に続く3冊目、ドロシィ殺し 今回はオズの魔法使いの世界! ビルは相変わらず。。笑 いつか彼が不思議の国に帰れる日は 来るのだろうか 今回も楽しく読めました
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アリス殺し、クララ殺しに続くメルヘン殺しシリーズ第3弾。作者の他の作品を読んでいたらニヤリとするようなキャラなども登場しますが、知らなくても問題なく読めます。このシリーズは1作目があまりにも出来が良くて、どうしてもインパクトが弱く感じてしまいます。シリーズ物なので1作目から読みま...
アリス殺し、クララ殺しに続くメルヘン殺しシリーズ第3弾。作者の他の作品を読んでいたらニヤリとするようなキャラなども登場しますが、知らなくても問題なく読めます。このシリーズは1作目があまりにも出来が良くて、どうしてもインパクトが弱く感じてしまいます。シリーズ物なので1作目から読みましょう。
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今までで一番わかりやすかった。 また、ビルの会話にも慣れてきてこれもこのシリーズの魅力のうちの一つだと思えるようになってきた。
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メルヘン殺しシリーズ第三段目。 前作の【クララ殺し】はやや複雑だったが、今作は割と分かりやすく、スラスラ読めた。【人獣細工】や【玩具修理者】等、小林泰三の他作品が出てきたりとファンをニンマリさせるサプライズもあり。 他レビューに【アリス殺し】との時系列を気にしている人もいるが、そもそも時系列など存在せず《別の世界線》だと私は解釈した。 【クララ殺し】→【ドロシイ殺し】の時系列なのは明確だが、この世界線に【アリス殺し】の事実は無い。 何故なら【アリス殺し】はレッドキングの夢第一段(メルヘン殺しシリーズの中で)であり、【クララ殺し】【ドロシイ殺し】はレッドキングの夢第二弾なので、そもそも見ている夢が違うのだ。 ビル含め、不思議の国の者たちは実際には存在せず全員レッドキングの夢の中の住人なのでレッドキングが眠りから目覚める度に消え、新たに眠りにつく度に生まれ変わる。 【アリス殺し】の最後にレッドキングが眠りから目覚め、また眠りについたので【アリス殺し】に出てくるビルと【クララ殺し】【ドロシイ殺し】に出てくるビルは別のビルなのだ。 因みに【クララ殺し】【ドロシイ殺し】の間にレッドキングは目覚めてないのでこの二つの物語のビルは同じビルである。 まぁ、中身が同じなのでややこしいけれど。 では何故ビルが不思議の国からホフマン宇宙、そしてオズの国へ飛ばされたのかはまだ謎だが… 小林泰三さんがもう亡くなっているので、その謎は分からないままかもしれないなぁ。もっと読みたかったけれど。 ところで、やっぱり井森は亜理が好きなんだなあ。早くビルがアリスに逢えますように。 次はティンカーベルか。早く読みたい。
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【ページ数】 261頁 【読み応え】 ◎ 【ストーリー】 ◎ 【伏線回収等】 〇 【グロ表現】 低 ✎ メルヘン殺しシリーズ3弾 今回の作品はシリーズの中でも読みやすい気がしました。 登場人物も多いわけでもなく、それぞれがハッキリしていて理解しやすかった! 2年ほど...
【ページ数】 261頁 【読み応え】 ◎ 【ストーリー】 ◎ 【伏線回収等】 〇 【グロ表現】 低 ✎ メルヘン殺しシリーズ3弾 今回の作品はシリーズの中でも読みやすい気がしました。 登場人物も多いわけでもなく、それぞれがハッキリしていて理解しやすかった! 2年ほど前に読んだ作品なので少し記憶は朧げです
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メルヘンシリーズ3作目。 前作同様、アーヴァタールで騙す系かと思っていたら、カンザスで騙す系でした。カンザスそっちかーい。 誰が誰のアーヴァタールかは申告通りだったし、ジンジャーの「王族に会えるのは身内だけ」がもう答えなのだけど、それを気づかせない叙述トリックはお見事でした。 そして気になる最後の学生室での会話。 ビルは今不思議の国にはいないのに、井森くんと亜理、李緒が知り合い?シリーズの時系列どうなってるの?パラレル? 何にせよ、次でラストになるので最後まで楽しみたいと思います。
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過去2作と比べてだいぶ落ちるかと…。 個人的には推理の楽しさは一切なかった。 ファンタジーとして読むなら悪くない。
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再読。 このシリーズ好きすぎる。 前回のクララ殺しと比べてはもちろん、他の小林泰三作品と比べてとても分かりやすい(読みやすい)話だった印象。 最後はちょっと嫌ミスみたいな感じ?だけど。 あとは、他の作品のキャラがちょいちょい出てくるの美味しい。玩具修理者、人獣細工、酔歩する男。 (初めて読んだ時は知らなかったけど) そして、ラストシーンはアリス殺しに繋がるようでいて、違う世界線。 毎度だけど、原作読んでないので、読んでみたいなーと思う。ただ、オズの魔法使いは小さい頃は良くアニメ?や映画でやっていたので、イメージのようなものはあるが。
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メルヘン殺しシリーズ 第3弾 不思議の国出身の蜥蜴のビル。 今回は、オズの国が舞台。 オズの魔法使いをご存じの方もそうでない方も 不思議の国に似て非なる、オズの国での出来事や 事件は起きないと言われる国で起きてしまった事件に 関わることになるビルの運命はいかに・・・って感じの物...
メルヘン殺しシリーズ 第3弾 不思議の国出身の蜥蜴のビル。 今回は、オズの国が舞台。 オズの魔法使いをご存じの方もそうでない方も 不思議の国に似て非なる、オズの国での出来事や 事件は起きないと言われる国で起きてしまった事件に 関わることになるビルの運命はいかに・・・って感じの物語。 今作を読んでいて、強く印象に残ったのは、 前作である、クララ殺しよりもより深く、作者である、 小林泰三さんの代表作が絡んでいるということです。 ネタバレになるので深くは言いませんが、 その作品を知っているのと知らないのとでは、 印象がだいぶ変わることでしょう。 シリーズの特徴なのか作者の作風なのか、 どちらにせよ、グロシーンがあるので、 そこをうまいこと回避もしくは、楽しむことで、 サイエンス・ファンタジー的なミステリー作品を存分に楽しめます。
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「フェアリー·テイル」に向けて再読。不思議の国に帰れないままフェアリーランドを彷徨うトカゲのビルが次に流れ着いたのはオズの国。魔法の力で国を治めるオズマ女王の誕生パーティーで警備室でジンジャー将軍が、その奥の部屋でドロシイが共に血の海の中で死んでいるという事件が起こり、現実世界で...
「フェアリー·テイル」に向けて再読。不思議の国に帰れないままフェアリーランドを彷徨うトカゲのビルが次に流れ着いたのはオズの国。魔法の力で国を治めるオズマ女王の誕生パーティーで警備室でジンジャー将軍が、その奥の部屋でドロシイが共に血の海の中で死んでいるという事件が起こり、現実世界でも死亡事故が。ビルのアーヴァタールである井森はオズの国のアーヴァタール達と事件の解決に臨む。オズの国サイドでの会話の煙に巻かれる具合は相変わらずだがこれまでのシリーズに比べると謎についてはシンプルで判りやすい。寧ろ解決後の力技とか途中の残虐描写の方が印象に残った。「玩具修理者」繋がりとかラストでシリーズの時系列があれ?となった諸々の疑問点は次で明らかになるんだろうか。抱えたまま彼岸に渡られた気がしてならない。
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