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未来 の商品レビュー

3.6

303件のお客様レビュー

  1. 5つ

    43

  2. 4つ

    114

  3. 3つ

    103

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    6

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2026/03/31

暁星を読んで、他の湊かなえの作品を読みたくなり、この本を手に取りました。一気に湊かなえワールドに引き込まれすぐに読了しました。未来の自分からの手紙を読むところから物語は始まります。4つの章からなり、それぞれ別の登場人物の視点から書かれているのですが、最後に伏線が回収されます。4つ...

暁星を読んで、他の湊かなえの作品を読みたくなり、この本を手に取りました。一気に湊かなえワールドに引き込まれすぐに読了しました。未来の自分からの手紙を読むところから物語は始まります。4つの章からなり、それぞれ別の登場人物の視点から書かれているのですが、最後に伏線が回収されます。4つの物語が1つの真実につながっていく様子がよくできてるなと感じました。

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2026/03/29

ふと『こころ』がよぎった さすが湊かなえ、身も蓋もない展開を書くなあ。登場人物は誰一人立ち上がれないよ。森本が樋口に自分の家の話を打ち明ける場面は、なぜか漱石の『こころ』が頭をよぎった。森本、樋口、真珠という構図がK、先生、お嬢さんと重なったか。いや、案外と森本は真摯じゃないか...

ふと『こころ』がよぎった さすが湊かなえ、身も蓋もない展開を書くなあ。登場人物は誰一人立ち上がれないよ。森本が樋口に自分の家の話を打ち明ける場面は、なぜか漱石の『こころ』が頭をよぎった。森本、樋口、真珠という構図がK、先生、お嬢さんと重なったか。いや、案外と森本は真摯じゃないかと読ませてくれたせいだろう。こういういい場面はあるのに、この作家は全部焦土化するんだよなあ。

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2026/03/25

悪魔のような大人に翻弄されて、悪魔になりきれない子ども達の生きざまに胸が苦しくなった。悪魔になりきれないが故のそれぞれの結末に心が痛い。ただ核となる未来からの手紙の件にそこまで感動が無かったというか、割とありきたりな展開だったのが個人的に少し残念だったかな。

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2026/03/18

久しぶりの湊かなえ先生でした。十周年の作品との事。 読んでいて胸が痛くなった。逃れようのない運命に翻弄される登場人物達。悪い方へと転がっていく。 私としては後味は良くなかった。しかし、面白かった。

Posted byブクログ

2026/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

湊かなえ作品にはとんでもなく嫌な奴がたくさん現れるが、境遇や環境そのものが起因している不幸な人物たちというのはそこまで多くない印象があり(「嫌なことを言うやつ」は多いがガチな犯罪に手を染めるタイプの人物もそう多くない)、そういった意味では本作は登場人物たちの恵まれなさが凄くてページを捲る度に最悪な気分を毎回上塗りさせられた。さらに言うならば、犯罪上等の完全な悪人も出てくることが稀なので、早坂、須山、猪川のおじさんあたりが露骨に悪の側なので「珍しい人物像だ…」と思いながら読んだ。また、章子も亜里沙もこのあたりの悪い大人のせいで絵に描いたように家庭環境が難しく、読んでて苦しさが増していく。 特に章子に関しては1ページ前までハッピーな生活を送っていたかと思えば次のページで途端に鬱々とし始めるなどがあり、この落差でエピソード1を読み終える頃にはヘトヘトになっていた。頼むから幸せになっててくれという祈るような気持ちで読み続けていたが、あの終わり方が幸せだったのかどうかはわからない。 しかし自分がこれまで触れ合う機会がないだけでこういうご家庭は本当にあるんだろうな…と思わせられる人物像だった。ディズニーランドを思わせるドリームランドという場所の象徴的な扱いを見ると、田舎育ちにとってどれだけあの場所が憧れなのかというのが伝わってくる。関東圏内住みの自分には「そんな場所だったんだなあ」という印象なのだが、たぶん作者も田舎育ちでディズニーランドに思い入れがあるんだろうな。(何作か読んでみるとたまにこういう系統の話も出てくるので) 「未来」という明るいタイトルとは裏腹に、メインで出てくる登場人物全員暗い過去を持っているので、タイトル詐欺感が若干ある。でも序盤の章子が持っている「未来から来た手紙」というSFチックなワクワク感はこれまでの作品とは違った新しさがあったし、この謎解きもミステリーらしさがあって面白かった。 新しさといえばこれまでの湊かなえ作品ではあまりお色気要素らしいお色気要素は存在しなかったのでここで性的な話が全体に散りばめられていたのも珍しいなと思った。思わず編集者にそう言われたのだろうかと想像してしまう。妊娠出産絡みの話はあったがまさか湊かなえの小説でAVや売春の話が出てくるとは思わなんだ。 章子と亜里沙の計画の結末を描かなかったのは「未来」というタイトルに倣った意図的なものなのだろうか。悪役側の大人たちが服毒したところまでは描かれたが、その先の2人を想像すると、どうあっても明るくは見えないのだが、物語的にはそうあるべき、と判断したのかも知れない。(実際、読者としてもこのあたりをあいまいに終わらせておいたほうが明るい余韻で終われるかも、と読後に思った) ただ、壮大な話ではあるものの、結末はそれほどスッキリしたものではないあたりが何とも言えない作品であった。智恵理さんの話も逮捕されて終わりという感じだったし、文乃のお兄さんと、お父さんの話は面白かったが、早川に服毒させたあとのその後の文乃がどうなったのかも分からない。最後の場面で章子を守って送り出すところがメインなのだと言われたらそうだが、どうにも文乃はあの後自ら亡き兄の後を追ったのだろうかと思うような終わり方だった。凄惨なエピソードが多かった割には、全体的に「その後」が足りない印象ではあった。だが前述の通り、タイトルは「未来」なのでこの先は想像してくれ、ということなのだろう。 そしてこれだけのボリュームの作品はどう映像化されるのだろうか。5月の映画化が楽しみである。

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2026/03/02

3.5 家族に隠された秘密を解き明かすミステリー。映画化もされるらしい。ディズニーランドと思われるテーマパークが物語の軸になっている。人生は破滅に向かうためにあるのではないと言うメッセージ。

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2026/02/16

オーディブルにて。 久々の湊かなえさん、面白かった・・・いや、面白かったというには違うか。 ずっと嫌な気持ちで、嫌な奴らばかりで、そのなかに少しだけ光があって、でもそれはあまりに儚くて自分で消えようとする。 嫌ミスってこいうのやな、という全てがつながっていく感じも含めて、さすがで...

オーディブルにて。 久々の湊かなえさん、面白かった・・・いや、面白かったというには違うか。 ずっと嫌な気持ちで、嫌な奴らばかりで、そのなかに少しだけ光があって、でもそれはあまりに儚くて自分で消えようとする。 嫌ミスってこいうのやな、という全てがつながっていく感じも含めて、さすがでした。

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2026/02/10

子供の未来を壊すのも大人であり 子供の未来に希望を照らすのも大人だと 改めてリアルに思わせてくれる1冊でした。 結構分厚くて読むのも大変かな?と思ったけど、 読めば読むほど、話に入り込めました。 どうか、どうか、愛里沙と章子を助けてくれる大人が居ますように。希望を与えてくれる大人...

子供の未来を壊すのも大人であり 子供の未来に希望を照らすのも大人だと 改めてリアルに思わせてくれる1冊でした。 結構分厚くて読むのも大変かな?と思ったけど、 読めば読むほど、話に入り込めました。 どうか、どうか、愛里沙と章子を助けてくれる大人が居ますように。希望を与えてくれる大人に出会えますように。 そう願わずには居られない1冊でした。

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2026/02/07

このような境遇の子は実際にいるのだろうなと思った。リアリティーがありすぎて読むに耐えない場面も多かった。

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2026/02/05

読んで辛くなった。もうこんな毒親親から身を守る方法を子供たちが知れるような仕組みを構築していけるのだろうか。いじめ毒親にと社会の課題にとことんぶつかるこの作品はあっという間に夢中にさせられた。

Posted byブクログ