ののはな通信 の商品レビュー
横浜のお嬢様学校に通う、クールで毒舌なののと、天真爛漫なはな。親友同士となった2人だが、ののははなに友情以上の気持ちを抱き…。少女たちの20年超を全編書簡形式で紡ぐ。『小説屋sari‐sari』掲載を書籍化。 う~ん。 内戦の話とか東日本大震災の話とかの必要性は?
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高校時代の手紙のやり取りにはおばちゃん付いていけないわと思ったけど、後半は成熟して芯のある女性になってきてスケール一気に大きくなった
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ストーリーがどんどん展開していって、最後まですぐ読めた。感情移入できなかったところもあったが、書簡往復だけでこんなお話ができてしまうなんてすごいと思った。
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女子校で知り合った2人の想像以上の関係に戸惑って読んだ前半。 後半は大使館夫人として、アフリカの内戦を抱えた国に赴いた1人を中心に、2人のメールのやり取りが続く。 そして最後は一歩的な、送られる事のない手紙の数々。 やはり着いていけない思いではあるが、心から信頼し合える思いではあ...
女子校で知り合った2人の想像以上の関係に戸惑って読んだ前半。 後半は大使館夫人として、アフリカの内戦を抱えた国に赴いた1人を中心に、2人のメールのやり取りが続く。 そして最後は一歩的な、送られる事のない手紙の数々。 やはり着いていけない思いではあるが、心から信頼し合える思いではある事は分かった。
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のの と はな。 女子校で出会い、運命の恋を得た少女たちの20年超を、全編書簡形式で紡いだ、女子大河小説。 2人の気持ちの揺れ動きがもどかしい。 でもそれが本当の愛だったり真剣な人の想いだったりする。 人と付き合うって面倒。だけど大切。
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『日出づる国の天子』これは私の数少ない永久保存版書物のひとつ、そして、はなの文面、はなの境遇は高校の時の親友を思い出させる。 不思議だ、何のつながりもないのに、こんなにも似た雰囲気を醸し出せるなんて。 私はのののように勉強もできないし、強くもないけれど。
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20190621-27 グリコ・森永事件が発生した一九八四年に、野々原茜(のの)と牧田はな(はな)は、横浜にあるミッション系の女子校で出会う。庶民的な家で育ち勉強が得意なののと、外交官一家のお嬢さまで天真爛漫なはな。対照的なふたりの往復書簡でつづられる半生。最初に『日出処の天子』のラストシーンについて熱く手紙で語り合う二人を見て、「つかみはオッケー」と感じた。私自身は女子同士の独特な親密さは正直苦手だったのだけど、思春期の少女の揺れ動く心の機微が丁寧に、手紙という形式でつづられている。20数年後花は、外交官の妻として訪れた国の内戦に巻き込まれていく。私より少し年上のこの二人はいつか再会できるのだろうか?
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タイトルと装丁から、ほのぼの系かな〜と思ったけど全然違ってた。 結局はなはどうなったんだろう?消化不良な終わり方だった。
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すごく強い女性の話。返事がなくても手紙を出さずにいられない心境とはいかばかりか。終わり方にえっ⁈ともおもったが、先に惚れた方が振り回されたりする。
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190615*読了 わたしも女子校出身なので、ののとはなのように女の子同士で親密な仲になっている子達は身近にいました。自分も女の先輩に恋のような憧れを抱いたことがありました。でも、だいたいの人は一時的なもので、女子校を卒業すれば新しい環境で彼氏を作ったり、ゆくゆくは結婚したりして、当時のことは甘酸っぱい思い出に変わります。 ののとはなは、そうではなく、運命的な激しい恋をした。激しすぎるあまりに二人は離れ、もうあの頃の情熱を抱くことはできなくなってしまった。 わたしは性格的にどちらかというと、はなに近い。対象は女性ではないのですが、はなのように恋人を愛し、もし裏切られたと感じたら、はなのような行動に出ると思う。そして、はなのように結婚だってすると思う。 二人の間を行き来する、段ボールにつまった大量の手紙。そして20年後にはメール。最後には…。手紙やメールだけで綴られた小説なので、珍しさもあったし、話し言葉なのですらすらと読めました。 結果的に離れてしまったとしても、燃え上がるような情熱を抱いて人を愛せたことは、その人にとって一生の宝になるような気がします。たとえ、悲しさや切なさがあったとしても、そういう気持ちを知らないまま死を迎える人だっていると思うので。 わたしにも、そんな人がいます。 そういう意味でも、はなには感情移入しました。ののの気持ちも分かりました。男女関係なく、たった一人の人を大事に想う。その人がずっと心にいる。それってすばらしいことだなよなぁー。
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