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ペインレス(上) の商品レビュー

3.4

36件のお客様レビュー

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2024/04/06

私たちの意識下に当たり前にある痛みを感じない人がいたら…上巻は異質な感情を持った美人医師の生い立ちで幕を閉じる。痛みを感じない人への描写がいろんな意味で痛々しく、読み進めるのに少し時間がかかりました。

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2023/09/04

身体の痛みを感じない人と、 心の痛みを感じない人。 女医さんのキャラクターは魅力的なんだけど、自分には全体に冗長に思えた。 下巻はやめておこう。

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2022/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「痛みを与えられることが、愛されている、という肯定的なサインに転化して、肉体の快感に結びついた人はいたと思うけど」 「痛みによって、人は愛情を感じることがある、ということ?」

Posted byブクログ

2022/01/06

テーマは面白いと思うけど、共感しにくいし、思索の中で揺蕩う感じ。上巻なので全体が結びつかないこともあって、今ひとつ入って来なかった。

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2021/09/04

痛みがないと恐怖が生まれない。 他人のことを思いやれないと言うのは、聞いたことがあります。 でも、それは果たして、新世代を言っていいのでしょうか。 下巻が楽しみです。

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2021/08/20

痛みを見る医師 野宮万浬の所に無痛症の患者が診察に訪れたが、紹介者は曾根康男.貴井英慈は兄森悟の代わりに来たが万浬に見破られる.万浬は会員制クラブでの<鑑定>もやっており、そこに英慈が現れる.森悟への来院を依頼し、森悟から無痛症になった経緯を聞き彼の行動をチェックする万浬は、治療...

痛みを見る医師 野宮万浬の所に無痛症の患者が診察に訪れたが、紹介者は曾根康男.貴井英慈は兄森悟の代わりに来たが万浬に見破られる.万浬は会員制クラブでの<鑑定>もやっており、そこに英慈が現れる.森悟への来院を依頼し、森悟から無痛症になった経緯を聞き彼の行動をチェックする万浬は、治療として.森悟と寝る.海外での仕事で特異な体験をしてきた森悟は多くを語って、万浬にも同じことを要求する.第2部では万浬の出生の話が始まり、複雑な家庭環境が描写される.下巻が楽しみだ.

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2021/04/11

麻酔科女医の野宮は、痛みを感じない患者に興味を持ち様々な診察を行う。患者は、テロの巻き添えとなり無痛症となった海外でプラント建設をする会社の社員だ。彼は、テロに会う前に現地で少女買春行為と現地学生の命懸けの訴えに軽々しく応えた結果の罰なのか、偶然なのか。。。痛みが有るから生きてい...

麻酔科女医の野宮は、痛みを感じない患者に興味を持ち様々な診察を行う。患者は、テロの巻き添えとなり無痛症となった海外でプラント建設をする会社の社員だ。彼は、テロに会う前に現地で少女買春行為と現地学生の命懸けの訴えに軽々しく応えた結果の罰なのか、偶然なのか。。。痛みが有るから生きていると感じ、痛みは健康のバロメーターだ。痛みが分かるから他人に優しくしたり同じ痛みを与える等、痛みから来る多くの感情や行動が生まれる。 主人公の野宮女医は、生まれつき心の痛みを感じない人間なのだ。''心が痛む''って最近使った事も聞いた事も無いですが、改めて読まされるとそうだ、そんな感覚があるんだと思った。

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2021/04/05

ペインレス 上下 天童荒太さん。 ペインレスとは、無痛。 ペインクリニック。 神経ブロックによる治療。 基本的には麻酔科医が行う。 痛みは脳からの指令。 本の内容云々は、置いといて、 神経痛などの、痺れや痛みの治療。 ペインクリニック しっかり覚えておこう!!と思った。 ...

ペインレス 上下 天童荒太さん。 ペインレスとは、無痛。 ペインクリニック。 神経ブロックによる治療。 基本的には麻酔科医が行う。 痛みは脳からの指令。 本の内容云々は、置いといて、 神経痛などの、痺れや痛みの治療。 ペインクリニック しっかり覚えておこう!!と思った。 天童荒太さん。 家族狩り、永遠の仔。 の印象が強く、 この作品は、全く違う感じでした。 所々、飛ばして読んでしまった

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2022/10/03

人間にとって「痛み」とは何か?何とか痛みから逃れたいという苦しみ、逆に痛みを感じないことの辛さ、怖さについてフィジカル・メンタル両面から掘り下げ、刺激的なストーリーで楽しませる。 主人公・万浬はペインクリニックで勤務する優秀な若手麻酔科医。彫りの深い美貌の持ち主で、幼い頃から痛み...

人間にとって「痛み」とは何か?何とか痛みから逃れたいという苦しみ、逆に痛みを感じないことの辛さ、怖さについてフィジカル・メンタル両面から掘り下げ、刺激的なストーリーで楽しませる。 主人公・万浬はペインクリニックで勤務する優秀な若手麻酔科医。彫りの深い美貌の持ち主で、幼い頃から痛みに強い関心を抱いていた。 だが、医学生の頃から多くの医療関係者と性的関係を持ちながら、彼らに冷ややかな対応をするというモンスター的な一面も持っていた。 彼女は、院長を通して無痛症の青年のことを知る。彼は、海外でテロ爆破事件巻き込まれた影響で痛みを失っており、彼女にとっては格好の実験台になった。 ここから、この本のクライマックスとも言える官能的な場面展開となり、万浬のセクシーかつ異様な実像が存分に描き出される。      終盤では、冷悧だが大胆で、精神的な痛みを感じない彼女の生い立ちが、ミステリーの謎解きのように明らかにされる。 原因の見いだせない耐え難い痛み、人それぞれに違う痛みがあること、逆に痛みは生命維持、健康維持のための大切なサインであり、それが感じられなければ命の危機にさらされること、痛みを感じない人間には刑罰は役に立たないなど、考えさせられる要素も多々散りばめられており、単なる興味本意のエンタメ小説ではないと感じた。

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2020/01/12

こんなに痛みと向き合ったことはなかった。 痛みのないという苦しさ 痛みがあるということの当たり前のことの良さ「?」 とにかく読むのも苦しくなったこともあった。

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