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デートクレンジング の商品レビュー

3.1

120件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    30

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

    24

  5. 1つ

    6

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2023/05/15

女友達って一緒にいると楽しい時もあるけど、面倒でもあるよなぁとしみじみ思った。 オタクを美化してくれて、漫画&小説オタの自分的にはありがとうって言いたい!

Posted byブクログ

2023/05/07

実際オタクしてる身としてはオタクってそんないいもんか?と思うところもあるけど、でも現場に行けばそういう時が止まるような奇跡の瞬間って確かにある。そういう一瞬のために生きていけるのはよく分かる気がした。 私がまだ(もう?それこそ実花みたいに焦りがないだけかも)20代前半だからか、佐...

実際オタクしてる身としてはオタクってそんないいもんか?と思うところもあるけど、でも現場に行けばそういう時が止まるような奇跡の瞬間って確かにある。そういう一瞬のために生きていけるのはよく分かる気がした。 私がまだ(もう?それこそ実花みたいに焦りがないだけかも)20代前半だからか、佐智子みたいな親友がいるだけでも十分に素敵なことに思えるのにどうしてそんなに結婚、出産に焦っていたのかあまりよく理解できなかった。このままだと私もソロまっしぐらなので、年齢を重ねたのちにまた読み返してみたい。私には佐智子みたいな存在もいなし本当のソロだけど、それでもきっと力になってくれる気がする。

Posted byブクログ

2023/04/23

大事な友達とはどんな人生のステージになっても会いたい。でもかなり厳しいみたいと感じ始めた。卑屈になったり偉そうに意見したりしたくなる。 相手の立場を尊重する、というと何をすることかわからないが、文中の義母の言葉にあるように、自分以外の問題を軽い、くだらない、どうでもいいと思わない...

大事な友達とはどんな人生のステージになっても会いたい。でもかなり厳しいみたいと感じ始めた。卑屈になったり偉そうに意見したりしたくなる。 相手の立場を尊重する、というと何をすることかわからないが、文中の義母の言葉にあるように、自分以外の問題を軽い、くだらない、どうでもいいと思わないということにつきるのではないかと感じた。

Posted byブクログ

2023/04/22

テンポよくスラスラ読めて、面白かった。 この作家は、現代女性の心の機微を描く上手さにおいて、雁須磨子と通じるものがある…気もする。 女と女、を描く作家だな。

Posted byブクログ

2023/03/26

デートクレンズとはアメリカの造語で、焦っている時はあえてデート断ちをして、自分を取り戻す時間を持つという意味。女は結婚して子供を産んで…っていうのを世間から求められるプレッシャーが未だにあると思う。女に限らず男も世間から求められる理想像があるだろう。そして人生のステージが代わって...

デートクレンズとはアメリカの造語で、焦っている時はあえてデート断ちをして、自分を取り戻す時間を持つという意味。女は結婚して子供を産んで…っていうのを世間から求められるプレッシャーが未だにあると思う。女に限らず男も世間から求められる理想像があるだろう。そして人生のステージが代わっていくと疎遠になってしまう友達もいる。世間の目を気にしていると、自分のやりたいことも見えなくなるし、親しかった人とも距離を感じて離れてしまうこともある。世間を気にせず好きなものは好き、自分の行きたい道を行くそう言える強さが欲しい。登場人物達にはヤキモキさせられたが、皆幸せになって欲しい。

Posted byブクログ

2023/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

デートの呪いをぶっつぶせ! オタクでい続けること。それぞれの環境が変わっても、友達でい続けることの難しさ。鳩時計に焦らされる...

Posted byブクログ

2023/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

仕事、婚活、妊娠、保活…。今のタイミングで読んでよかったかも。 女の関係性はステージが変わると切れるって、自分たちが一番思い込んで呪われているだけなんだな。 佐知子がちょっと極端で共感しきれず。推し(実花)の言動に(勝手な)解釈違いがあった時に、「憧れの実花」像を押し付けているような…。 実花だって35の独身で、そりゃ仕事も婚活も悩むし焦るし、それでももがいているんでしょうに…。 何というか、ナイルパーチのあからさまなやばさはないけれど、僅かな怖さが所々に見えた。 「自分らしくいる」って難しい。当人が自分らしく思うままに振る舞っても、他人から見るその人らしさと離れていたら非難されるし。 元アイドルのカフェ開いて家庭も持ちたい、がまさに。 オタクも大変よね。好きなものを好きでい続けて、推しの全てを受け入れて…。

Posted byブクログ

2023/02/11

柚木麻子さんの長編小説 既に出尽くした感がある女同士の友情、婚活、妊活、終活をテーマに女性の生き方を描いた作品 柚木さんの著書の中で最も印象深い「ナイルパーチの女子会」程にはヒリヒリしなかったけれど、本作も狭い範囲の中でそれぞれにもがく女性達の姿がリアルに描かれています。 ...

柚木麻子さんの長編小説 既に出尽くした感がある女同士の友情、婚活、妊活、終活をテーマに女性の生き方を描いた作品 柚木さんの著書の中で最も印象深い「ナイルパーチの女子会」程にはヒリヒリしなかったけれど、本作も狭い範囲の中でそれぞれにもがく女性達の姿がリアルに描かれています。 学生時代~就職の有無~結婚する・しない~子を産む・産まないと男性よりも選択肢の多い女性達 その流れの中で人間関係もどんどん変化して行きます。 でもそれは別離ではなく、環境の変化による当たり前の事だと思っていました。 立場が変わって行くからといって友達でなくなるって事ではないはずなんだけれど、そこに、女同士ならではの嫉妬、束縛、妬み、嫉みが加わり、非常に面倒くさい展開になっています。 1人1人、事情も違えば、考え方も違います。 自分の計画通りに事が運ばないのが人生。 今、自分が置かれている環境で近くにいる人達を大事にして行きたい、そして色々な生き方があって良いし認めたい、女性同士、心の中でエールを送り合いながら住みやすい世の中になれば良いなと思える作品でした。

Posted byブクログ

2023/01/16

面白かった…なんか年が近いこともあり共感する部分もあり1日で読み終わった。デートの呪いをぶっ飛ばせ。いい!

Posted byブクログ

2022/12/29

一言で感想を言うなら、「これは未来の自分だ」 男性に支配されたくない、婚活に参加しても結婚という枠に縛られたくないという実花の気持ちがわかったからこそ、将来的に自分もこんな風に焦ったり藻掻くかもしれないなと思った。 文書はとても読みやすかった。

Posted byブクログ