予定通り進まないプロジェクトの進め方 の商品レビュー
プロジェクトとは何か、という根本的な説明からしてくれる入門書で、文系の人間にも理解できる内容だった。 プロジェクト譜を作成する際、中間目標と勝利条件の設定が非常に重要で、中間目標は都度見直し•修正が必要である。 映画『シン・ゴジラ』を使ってのプロジェクト譜の作成は面白いだけでなく...
プロジェクトとは何か、という根本的な説明からしてくれる入門書で、文系の人間にも理解できる内容だった。 プロジェクト譜を作成する際、中間目標と勝利条件の設定が非常に重要で、中間目標は都度見直し•修正が必要である。 映画『シン・ゴジラ』を使ってのプロジェクト譜の作成は面白いだけでなく、実戦に近いリアルな模擬プロジェクトを体験できてとても良いと思った。
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計画は、現状認識を揃える地図のようなもの。当初に立てた計画に固執するのは最も愚かなこと。 本当にそう思う。こうだった、ああだったって文句ばっかり言って解決するためにどうするか考えてくれない人多い
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将棋では棋譜をもとにした学びができる。 PJはそもそも「やってみないとわからない」ものなので、やってみてわかったときに、振り返っての学びができるように「プ譜を書こう!」という内容だと、ざっと読みしました。なるほど。 でも今必要としているものではなかったです。
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プロジェクトマネジメントを未経験だったり、体系的に学んだことがないけど取り組まねばならない人への入門書となり得る一冊。 逆に言えば、突き詰めて考えたり数をこなしたりしてきた人にとっては、思想的には新しい学びは少ないだろう。 将棋の戦略性からもアイディアを得ており、棋譜になぞらえ...
プロジェクトマネジメントを未経験だったり、体系的に学んだことがないけど取り組まねばならない人への入門書となり得る一冊。 逆に言えば、突き詰めて考えたり数をこなしたりしてきた人にとっては、思想的には新しい学びは少ないだろう。 将棋の戦略性からもアイディアを得ており、棋譜になぞらえた「プロジェクト譜=プ譜」という考え方を導入している点は面白い。 ただしその性質により定性的な指標にかなり寄っているため、プロジェクトによっては定量的アプローチもあわせて使う方が良さそうに思う。 著者たちが立ち上げて日の浅い領域のようなので、利用者が増えることで発展していくかもしれない。
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例の出し方が秀逸ではなかった故に、導かれる考察や抽象議論もどこか不完全燃焼だった。なんとなくわかった気になるには良い本だし、良いことは節々に書いてある。
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プロジェクトマネージャーではないが「プロジェクトって絶対思い通りいかないな」という概念があったのでそれを解説してもらった感じ。 シンゴジラの感想戦が面白かった。
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重たいやつじゃなくて目的やゴールを踏まえつつ状況に応じて臨機応変にアクションを立てていく的なやり方に見えたので好きな考え方。プロジェクト譜どこかで書いてみよう
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予定通り進まないプロジェクトの進め方 1.購読目的 プロジェクトの目的、目標。 当初設定と現実の乖離、そしてその解消はビジネスでは不変の課題であること。 ならば、この課題解決の術を知ることに損はなく、益と考えるから。 2.本書に記載 プロジェクトとは ①基本想定外が起きる。 ...
予定通り進まないプロジェクトの進め方 1.購読目的 プロジェクトの目的、目標。 当初設定と現実の乖離、そしてその解消はビジネスでは不変の課題であること。 ならば、この課題解決の術を知ることに損はなく、益と考えるから。 2.本書に記載 プロジェクトとは ①基本想定外が起きる。 ②目標、中間目標、施策と結果、その評価、施策選定の根拠が要素である。 ③開始当初と比較して、中盤、終盤は選択肢が限定される。リソース理由。 3.学び。想定外への取り組み方 ①目的、目標の是非。可変させる。 ②目標から目的へ戻る。 定量から定性表現へ。 結果、気づきも。 ③環境認識。 環境が行動、施策の原因となる。 だから、環境認識をするうえで、 プラスとマイナス要素の洗い出し。 4.最後に 営業、財務、マーケティング、システム。 どれも全て目的があるプロジェクトである。 それを、整理、評価、そして次どうする? と自らやる人間と、やらない出来ない人間では、結果に差異があると本にもあり。 内省するテキストとなった。 #読書好きなひとと繋がりたい
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仕事上のプロジェクトがどうにもこうにもうまくいかない。仕事だけではない。私生活同じくも行き詰まった感じがある中で、なんとか立ち直せないかと手に取った本。 本書が教えてくれるのは「プロジェクト譜(プ譜)」。プロジェクトは思った通りにいかないのを前提として,どう立て直していくか。その...
仕事上のプロジェクトがどうにもこうにもうまくいかない。仕事だけではない。私生活同じくも行き詰まった感じがある中で、なんとか立ち直せないかと手に取った本。 本書が教えてくれるのは「プロジェクト譜(プ譜)」。プロジェクトは思った通りにいかないのを前提として,どう立て直していくか。その妙技が書かれている。 それだけではなくて,行き詰まっている今の僕に対して,プロジェクトを自分のものにするにはどうすればいいかといった心得を節々で教えてくれてくれるのもいい。 ただ,急いで買ってしまったからか,この著者たちによるもっと新しい本がでているのを知らずに買ってしまった。 新しい本だと本書で紹介されているプ譜もダウンロードできるみたいなので,これから買うならそっちのほうがよかったのかも。
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プロジェクトは大それたものだけではなく、身近なことにも当てはまる。未知の要素があるものはプロジェクト。 ・依頼する側の仕事は、要望・要求・要件の整理。仕様を決め、設計するのはものづくりのプロたる依頼を受ける側の仕事。 要望は、なりたい姿であり、「Aを通じてBをしたい」のBをし...
プロジェクトは大それたものだけではなく、身近なことにも当てはまる。未知の要素があるものはプロジェクト。 ・依頼する側の仕事は、要望・要求・要件の整理。仕様を決め、設計するのはものづくりのプロたる依頼を受ける側の仕事。 要望は、なりたい姿であり、「Aを通じてBをしたい」のBをしたい、の部分。 要求は、要望の裏にある背景や情報 要件は、要求を叶えるために実現する内容 ・プロジェクト管理には、状況の評価・次のアクションの選択・リソース配分が大切 ・目的が明確でないと行動が変わる。勝利条件が異なることで、メンバーの動きが変わる。 ・定量的な目標を達成することでユーザーや社会はどのような状態になっているか?を考える。 ・なぜ、どのように?という質問は開いた質問となる。 ・振り返る際には、あってしかるべきものがあったのか?あってならないことはなかったか?を考えれば良い。 プロジェクトの目的と背景や、どうなればゴールと見なすか設定し、メンバーに共有する。その上で、各メンバーには具体的な目標と行動する際の考え方や振る舞い方をインプットする。 プロジェクトの途中でゴールや行動が変わることを許容する意識を持つ。そのためにも、各行動の定性・定量的な目標を設定しておく。
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