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辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦 の商品レビュー

4.3

32件のお客様レビュー

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2018/09/06

自分が絶対手にしないような本の内容を、読んだ人の感想や評価を聴いて、なんとなく読んだ気になった感が得られる本。

Posted byブクログ

2018/07/29

辺境と歴史がテーマの図書を提示しての対談。 高野のあとがきが実に良かった。 教養とはと云う事なのだが 「今自分がいるところ」を把握するには「ここではない何処か」を時間(歴史)と空間(旅もしくは辺境)という二つの軸で追求することが有効な手段で、その体系的な知識と方法論を人は教養と呼...

辺境と歴史がテーマの図書を提示しての対談。 高野のあとがきが実に良かった。 教養とはと云う事なのだが 「今自分がいるところ」を把握するには「ここではない何処か」を時間(歴史)と空間(旅もしくは辺境)という二つの軸で追求することが有効な手段で、その体系的な知識と方法論を人は教養と呼ぶのではないか。 全体的に楽しんで読めたが最後のこの文章にはグッと来るものがあった。

Posted byブクログ

2018/07/20

前作あるのか!課題図書も読みたし。うふう。 【課題図書】 ゾミア 脱国家の世界史/ジェームズ・C・スコット 世界史のなかの戦国日本/村井章介 大旅行記/イブン・バットゥータ 将門記 ギケイキ 千年の流転/町田康 ピダハン 「言語本能」を越える文化と世界観/ダニエル・L・エヴェレッ...

前作あるのか!課題図書も読みたし。うふう。 【課題図書】 ゾミア 脱国家の世界史/ジェームズ・C・スコット 世界史のなかの戦国日本/村井章介 大旅行記/イブン・バットゥータ 将門記 ギケイキ 千年の流転/町田康 ピダハン 「言語本能」を越える文化と世界観/ダニエル・L・エヴェレット 列島創世記/松本武彦 日本語スタンダードの歴史―ミヤコ言葉から言文一致まで/野村剛史

Posted byブクログ

2018/07/16

お祭りで神輿を出すところと、山車を出すところがある 山車は都市部(京都、高山) 少ない 強大な権力から逃れるため、あえて窓口をつくらない 世界史の中の戦国日本 ちくま学芸文庫 なべおさみ やくざと芸能と 本の見返しの部分に、何ページにどんなことが書いてあったかメモする ...

お祭りで神輿を出すところと、山車を出すところがある 山車は都市部(京都、高山) 少ない 強大な権力から逃れるため、あえて窓口をつくらない 世界史の中の戦国日本 ちくま学芸文庫 なべおさみ やくざと芸能と 本の見返しの部分に、何ページにどんなことが書いてあったかメモする 明治初期の人口激減期 徳川家の静岡移転や廃藩置県によって幕府の旗本、御家人、大名とその家臣団がどかっと東京からいなくなって、東京の山の手からほとんどの武家が姿を消した  

Posted byブクログ

2018/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前著ほどの驚きはなかった 日本史の話が多かったからか ゾミアは面白そう それとあとがきが素晴らしい

Posted byブクログ

2018/06/05

読み終わった。一気読み。決して辺境も日本史の中世にも特段の興味があった訳ではないが、高野さんと装丁のデザインに惹かれて、また清水さんの序文を読んでこれは買わなあかんやつやと買った。いざ読み始めると予想以上に引き込まれて難しい専門の話でも微に入り細に入る解説で読みやすく理解する事が...

読み終わった。一気読み。決して辺境も日本史の中世にも特段の興味があった訳ではないが、高野さんと装丁のデザインに惹かれて、また清水さんの序文を読んでこれは買わなあかんやつやと買った。いざ読み始めると予想以上に引き込まれて難しい専門の話でも微に入り細に入る解説で読みやすく理解する事ができた。おわりにに高野さんも書いておられたがこれが教養というやつなのかと思った。もっともっと知識を吸収したい、そんな気にさせてくれた。前著もぜひ手に取って読んでみたい。

Posted byブクログ

2018/06/01

前回のハードボイルド室町時代よりこちらの方が好きかも。書評集とか書評対談って読むと案外面白くなくて、読んだことがある本以外は興味湧かないのが事実。でもこの本は掲載されている本を読んでもらう事を前提で書いていないです。読めんだろうと思う位長い本もありますし。 二人が読んだ本に対して...

前回のハードボイルド室町時代よりこちらの方が好きかも。書評集とか書評対談って読むと案外面白くなくて、読んだことがある本以外は興味湧かないのが事実。でもこの本は掲載されている本を読んでもらう事を前提で書いていないです。読めんだろうと思う位長い本もありますし。 二人が読んだ本に対して話す内容として、歴史や人類学の枝として持論を主として話を展開しているので、単純に興味深い読み物として魅力的。 不思議な民族や過去の興味深い歴史を垣間見せてくれます。 早く高野秀行の本でないですかな。面白かったけれどやはり対談じゃなくて本読みたいですよ。純粋な新作ってアジア納豆が最後なんじゃないでしょうか。早よ出してください、待ちきれないです。

Posted byブクログ

2018/05/30

日本中世史の研究者と辺境冒険家の対談本第二弾! 難しい話も出てくるが、二人の熱気が伝わってくるのが良い。

Posted byブクログ

2018/05/06

とりあげられている本はどれも読んでいないし、もともと歴史苦手だし、で、けっこう難しかった。やっぱりとり上げられている本を読んでないとぴんとこないのかも。でも、「ギケイキ」(これ、なんとなくタイトルはきいたことあったけど、まさか「義経記」のことだとはぜんっぜん考えもしなかった)をす...

とりあげられている本はどれも読んでいないし、もともと歴史苦手だし、で、けっこう難しかった。やっぱりとり上げられている本を読んでないとぴんとこないのかも。でも、「ギケイキ」(これ、なんとなくタイトルはきいたことあったけど、まさか「義経記」のことだとはぜんっぜん考えもしなかった)をすごく読んでみたくなった。(「ピダハン」もおもしろそうだけど、高いなあ……。) いやでも高野さん本当に頭よさそうだし、めちゃめちゃ本も読んでいて教養あると思うんだが。お相手の清水氏は教授だから当然だろうけど。 高野さんのあとがきの、教養が大切なのだっていう話になんだか感動した。この本でふたり読書会のようなことをして、体系だてて考えたり議論することで、高野さんが興味あるテーマ辺境と歴史のイメージがくっきりしたっていうようなことを書かれていて、なんだかうらやましくなった。わたしも、別になにか追求してるわけでも教養を高めようとしているわけでもないけど、ひとりで手あたり次第にバラバラ適当に本読んだり映画見たりしてて、まーーったくなんの意味もないのかも(別に意味を求めてるわけでもないけど)、とか思ったり。

Posted byブクログ

2018/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ここで紹介された本、どれもまず自分からは手に取ろうとはしないだろうが、みな読んでみたくてたまらなくなった。特に『世界のなかの戦国日本』は文庫なのできっと買う。

Posted byブクログ