博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章力のコツ の商品レビュー
文章を短くするには、要約する力が大切。また、伝えたい要点をボカしてしまうと文章は長くなる。報告書の書き方のノウハウや、風通しの良い文章の仕方など、いろいろと書いてあった。非常に勉強になる本だった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ささる例の多い本でした。 ・言いたいことから逃げ、要点をぼかすと、 文章は長くなる ・察してもらう文章を書かない ・文章には人間の心理がからんでくる ・これだけモノと情報があふれ、無駄な情報を 捨てることに躍起になっている今の世の中では、 人の自慢話を聞いてくれるお人好しはいないと心得よ また、アドバイスも的確。わかりやすい。 ・カタカナ語はできるかぎり感じにする。 ・なんでも名前やタイトルをつけてみよう(要約力UP) ・いっきに書いて大幅に削る(中身の詰まった文章に) ・接続詞は方向指示器(「が」→「しかし」) ・相手本位の言葉に敏感になる ・同じ意味の言葉でも、自分自身で定義付けし 違う言葉で表現することで語彙力が増す →自分だけの辞書をつくるつもりで「定義」しよう ・「黒い文章」「青い文章」は本当は多くの人に 知られたくないという気持ちが潜んでいるのかも ・(メールについて)タイトルと1行目で、相手が 行動を起こせるように 同じタイプの本をいくつか読んでいるので アドバイスの重複覚悟で読み始めましたが、 新しく感じる内容も多く、 更にわかりやすく、よかった。
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はじめは何気なく図書館で借りてきました。 例示がしっくりくるものが多く、終始納得しながら読了。 手元に置いて読み返すべき本と思い、すぐに購入しました。 実際に使ってみたくなる文章のコツがいくつも書かれています。 なかでも、すぐに実践できて効果を感じたのが「が禁止」。逆説の「が」...
はじめは何気なく図書館で借りてきました。 例示がしっくりくるものが多く、終始納得しながら読了。 手元に置いて読み返すべき本と思い、すぐに購入しました。 実際に使ってみたくなる文章のコツがいくつも書かれています。 なかでも、すぐに実践できて効果を感じたのが「が禁止」。逆説の「が」で2文を繋げず、文章を区切って適切な接続詞をつけることで意味が明確になる。 また、難易度が高いですがやってみたいと思ったのは「何にでも自分なりのタイトルをつける」 つらい通勤路に“青空への滑走路”と名付ける友人の例が素敵で、名付けしだいで世界の見え方は変わると思わされました。 人によって、また読む時期によって、刺さる箇所が違うと思います。 一ヶ月後にまた読み返したいと思える、良い本でした。 2022/02/19 再読 この本に出会ってからブクログに感想を書くようになった。感想を読み返すと、「短くて、やさしくて、知的な」文章になっていないなと反省。 改めて、私が意識すべき点を要約すると 1.日常のちょっとしたことも40文字に要約する習慣をつける。 2.「ふきだし」で感情を意識する 3.相手のメリットを考えて書く
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曖昧な表現を避け、特定の1人に向けて文を書くことが重要。 文章の種類ごとにもっと詳しいテクニックがあると嬉しかった。
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れいちゃんへのプレゼントとして買って事前に読んだ。 文章を書く際の方法論が書いてあり、基礎理解には良いのでは。
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伝わる文章の書き方を筆者の経験とともに紹介した良書。実例が豊富で具体的に理解しながら、読み進められた。 1.要点を書くことから逃げる 2.〜ですが、という接続詞を使う 3.やんわり語(〜と思います、〜の方向で行きたい等)を使う などの現代の文章の特徴がそのまま私の文章のことを...
伝わる文章の書き方を筆者の経験とともに紹介した良書。実例が豊富で具体的に理解しながら、読み進められた。 1.要点を書くことから逃げる 2.〜ですが、という接続詞を使う 3.やんわり語(〜と思います、〜の方向で行きたい等)を使う などの現代の文章の特徴がそのまま私の文章のことを指摘されているようで、ハッとさせられました。 著者の指摘に従い、要点から逃げない、正しい接続詞、です.ます調の伝わる文章が書けるよう努めたいです。 上記の特徴に1つでもハッとなった方は、一読をお勧めします。
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小学4年生でも伝わる言葉を選ぶ。 エントリーシートは企業と同じ方向を向いて書く。 手紙は四部構成。1時候の挨拶2現状3本音4思いやり。 お詫び文も四部構成。1謝罪2狼狽(短め)3状況分析4希望(提案)。 リポートトーク→事実など情報を相手に伝えるもの ラポートトーク→共感トーク...
小学4年生でも伝わる言葉を選ぶ。 エントリーシートは企業と同じ方向を向いて書く。 手紙は四部構成。1時候の挨拶2現状3本音4思いやり。 お詫び文も四部構成。1謝罪2狼狽(短め)3状況分析4希望(提案)。 リポートトーク→事実など情報を相手に伝えるもの ラポートトーク→共感トーク。感情や心の動きを伝えて相手に感じて貰う言葉。例(ロンドンでのミーティング連絡の最後に「〜、こちらロンドンの最高気温は十度です。気をつけてお越しください」)
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前半二章に学びが凝縮されてた。 いろんな恐れを文章に詰め込みすぎない。 長くなるから。 削ぎ落とすことに徹する。 大きいボリュームから凝縮させる。 桃太郎の 昔々あるところに、、みたいな文でスタート。 そのあと結論。 結論のまえに、早い話が、といれてみて、 しっくりくるか...
前半二章に学びが凝縮されてた。 いろんな恐れを文章に詰め込みすぎない。 長くなるから。 削ぎ落とすことに徹する。 大きいボリュームから凝縮させる。 桃太郎の 昔々あるところに、、みたいな文でスタート。 そのあと結論。 結論のまえに、早い話が、といれてみて、 しっくりくるか確認。 相手のことを好きになる。 全ての文章をラブレターとして書く。
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タイトルのごとく、文章のコツ、書き方を示した本。 コツは 要点から逃げると文章は長くなる 出来るだけ、短く要約 相手本位になって書く と勉強になる項目がいくつかある。 ただし期待したほど、目新しい情報を得られなかった。
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■2019.02.17 再読 再読したらいつも思うのが、ラインを引いてブクログにアウトプットした箇所と異なる箇所を日々の業務に活用していたりすることに気づきます。記憶って面白い。やはり著者の熱量と気遣いを感じる良書です。5点に格上げ! ・1回目の粗読みではラインは入れない。パラ...
■2019.02.17 再読 再読したらいつも思うのが、ラインを引いてブクログにアウトプットした箇所と異なる箇所を日々の業務に活用していたりすることに気づきます。記憶って面白い。やはり著者の熱量と気遣いを感じる良書です。5点に格上げ! ・1回目の粗読みではラインは入れない。パラパラ全体を読み通した上で、もう一度初めから読み、そのうえで1頁1箇所を目安にラインを入れる ・言葉がボーダレス化していくなかでいきのこっていくには「ネット翻訳」に耐えうるほど明快・簡潔で、誰もが間違いなく行動できる文章を書く ・とにかく大変だった+心に残るエピソード ・相手本位の順番で書く=アジテーションで始める ・命令文で「ろ」で終わるものは「ら」抜きNG ・拝見いたします ⇒拝見します ・鈴木部長様 ⇒鈴木部長 ・~と思います ⇒~だ、である ・黒い文章、青い文章を見直す ・最初の一文でこの本を買わせ、最後の一分で次の本を買わせる ・忙しい相手に確実に読ませるためには、Q&A方式で書く。相手がその質問を読む必要はないと判断すれば読まずにすむ ・記名で文章を書く。それにどれだけの人が「いいね」を押し、コメントを書いてくれるかを測る。明日のネタを探さないと、という飢餓感が、日常からネタを拾って記憶する力になる。ネタは溜めず、入ったらすぐ書く。ネタには鮮度があり、腐ってしまう。書く行為を「イベント」にせず、日常に溶かす ・Time Timerアプリ等を活用して、15分短期集中で書く練習 ・「読む」より「見る」がSNS ・天才とは、量産できる人のこと ------------------------------------------------------ ■2018.11.04 読了 日々、勤務先のコンサルティングファームで「簡潔で、人を動かす」ためのメッセージを書くことが求められています。自身の経験をふまえて部下を指導しているものの、独り善がりな指導になっていないか気がかりだったため、本書を手に取りました。本書で対象とされている「スピーチ」と、私の仕事での「プレゼンテーション」ではやや毛色は異なりますが、非常に多くの気づきがありました。著者の熱意が感じられる良書です。 さっそく40文字要約にチャレンジしました。Web版ブクログは、40文字で折り返しになってるんですね。意識して設計されているのかもしれません。 ・要点をぼかさず、簡潔に書く ・要約文は40文字以内 ・メールタイトルは20文字以下 ・的確なタイトルがつけば、情報伝達が早くなる ・文章を長く、分かりづらくする「が」は禁止、接続詞を活用 ・書き出しは桃太郎形式 - 4W(いつ、どこで、誰が、何を) ・4W + 「早い話が」で説得力を持たせる ・相手本位の順番で書く。今この瞬間に何を言えば、相手に響くか? ・相手にとってのメリットを書く。それが手に入ったときの姿をリアルに想像させる ・「うれしい」「面白い」は大雑把な感情表現。具体的に書く ・「自分の定義」でオリジナリティを出す ・相手を「好きだ!」と思ってから書く ・相手が日常的に使っている単語をチェックして、使う ・ラポート・トークで人間味を感じさせる(リポート+ラポート) ・ロジカルな文章を書くためには、文章に番号を振って頭から読む ・スピーチでは、読む人に書き手の勢い・息づかいまで伝える ・声に出して読むと、句読点を意識するようになる ・クイズ形式は相手の脳を緊張させ、「ちょっと考えた経験」を記憶させられる ・文章上達は、アウトプットの量で決まる ・手紙 ①時候 ②現状 ③本音 ④思いやり ・お詫び ①謝罪 ②狼狽 ③状況分析 ④希望 ・礼状は「場面」を描く - どのくらい時間をかけ、どのように活用し、楽しんだか ・SNSでは、①読者を明確に、②読み手の環境を想像し、③肉体語で書く
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