愛とためらいの哲学 の商品レビュー
フロムの「愛について」を軸にして、世の中の愛の問題(不倫などの複雑なものも含めて)を話している。 勝手ながら、読んでいる途中から、何でこんなに説教されてるんだ?みたいな気持ちになって読むのを中断してしまった。なので読了はしていない。 今の私には合わなかったのかもしれない。もっと...
フロムの「愛について」を軸にして、世の中の愛の問題(不倫などの複雑なものも含めて)を話している。 勝手ながら、読んでいる途中から、何でこんなに説教されてるんだ?みたいな気持ちになって読むのを中断してしまった。なので読了はしていない。 今の私には合わなかったのかもしれない。もっと実際の人間関係の中で学びながら、課題にぶつかった時に読み直してみようとは思う。
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フロムの『愛するということ』を以前読んだが、その時の疑問や不思議が解かれていくような感覚になった。ライフステージによって感じ方が大幅に変わりそう。また何年後かに読み直して自分のライフスタイル(性格)がどうなっているのか確認しながら味わいたい1冊。
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(本書を手に取ったきっかけ) 夫婦の関係性に思うところあり、恋愛関係の本を読んでみようと探していたところ、著者の岸見一郎さんが、読んでみたいと思っていた「嫌われる勇気」の著者ということで、こちらを読んでみることに。 愛とためらいを軸に、夫婦間での心理的葛藤や人間関係の問題を探り、愛することの難しさとその中に潜む恐れや不安について、哲学的視点から深く考察している本です。 (心に残ったフレーズ) ・生きる喜びや幸福も対人関係の中でしか得ることはできません。 ・問題は誰を愛するかではなく、どのように人を愛するか、その愛し方にある ・自分に価値がないと思うので、対人関係の中に入らないのではなく、対人関係の中に入らないために自分に価値があると思ってはいけないのです。 ・恋愛をためらう人が勇気を持つためには、自分には価値があると思い、そんな自分を好きになることが必要である ・悩むことの目的は決めないこと ・涙と不平は、協力をかき乱し、他者を従属させるための極度に効果的な武器である ・怒りの感情が起きた時点で、二人の間には愛はないのです。 ・持続しない情念は人を苦しめないでしょうが、持続する愛と嫉妬は人を苦しめることになります。 ・愛とは、愛する者の生命と成長を積極的に気にかけることである。この積極的な配慮のないところに愛はない ・恋愛がうまくいかないことを恐れる人は自信を持とうとしません。また、関心が自分にしか向いていません。 ・未来は予測できないが、だからこそ生きる価値がある ・恋愛においても同じように、闇(問題点)を取り除こうとするのではなく、光を当てる(正しい愛し方を知る)ことこそが必要になるのです。 ・愛は「流れ」である ・愛が経験である以上、愛には更新していく努力が不可欠になります。しかし、その努力は、相手とよい関係を築くことを目標とするのですから、決して苦痛ではないはずです。むしろ、それは喜びとしての努力です。 ・愛は「ある」ものであり流れなのですから、相手の思いを所有して繋ぎ止めることはできません。 ・自分が相手に選ばれたことを喜び、そのことで初めて自信を持てたのであれば、自分の価値は相手に依存することになってしまいます。 ・相手の存在が、自分の存在を強めてくれると考えるのです。 ・相手に認められることにこだわる人は、相手が自分を認めてくれないとわかると、もはや相手に貢献しようとは思わなくなります。 ・自分が相手の生のために必要とされていると自分で思えれば、相手に感謝されなくても、自分に価値があると思うことができるのです。 ・共鳴を引き起こしうるような何かを持った人が、自分と同じ振動数を持った人に共鳴を引き起こすのです。 ・愛は能力です。そして勇気です。 ・相手に不断の関心を持っていることが、愛を維持するための条件 ・一度話し合っても結論が出なかった場合、「今日は結論が出なかったけれど、また話しましょう」と次回に持ち越せばいい ・対等な関係を築くためには、相手に関心を持つことが必要 ・大事なのは、この人の前では普通にしていてもよいと感じられること ・相手が自分を選ぶかどうかは、相手が決めることで自分には決めることはできないのですから、自分ができること、つまり、共にいられる時間を大切にすることに尽力するしかないのです。 ・尊敬とは「愛する人が、私のためにではなく、その人自身のために、その人なりのやり方で、成長していってほしいと願う」こと (感想) 本書を通じて、愛は「流れ」であり、流れを止めないために、普段の努力が必要で、相手を理解しようとし、関心を持ち続けることが大事なんだと理解しました。決して諦めずに、かと言って愛されることを期待せず、愛を枯渇させない努力を行なっていこうと感じました。
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人を愛するということは能力だということに感銘を受けた。 より良い関係を継続していくためには常に互いの努力が必要だということも非常に納得できた。人間は出会いたての頃は相手のことを知ろう、知りたいと思い常に努力ができるし努力をしやすい環境であると思う。ただ、関係が長期に渡ってくると甘...
人を愛するということは能力だということに感銘を受けた。 より良い関係を継続していくためには常に互いの努力が必要だということも非常に納得できた。人間は出会いたての頃は相手のことを知ろう、知りたいと思い常に努力ができるし努力をしやすい環境であると思う。ただ、関係が長期に渡ってくると甘えが生じてきて遂感情に身を任せて話をしてしまったりということがある。 常に新鮮な気持ちで、感情には身を任せずに話し合いができる人間になりたいと心から思った。 また、私自身自立している方を好む傾向にあったが自立の意味をこの本を読んで考えさせられた。 ”自立とは決して一人で生きること、自分のことを自分だけでできるようになることではありません。 むしろ「私」のためではなく、「私たち」のためを考え、私だけでなく「私たち」の幸福を達成するという課題に向き合えるようになることなのです″ 今までは1人で生きられる人との認識を持っていたが、愛するということにおいての自立では、主語が私たちになるのだということが非常に腑に落ちた部分であった。 恋愛をする時、している時にまた読み返したい本である。
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とりあえず読了。わかるようでわからない部分も多かった。またじっくり読む必要がある。 〇〇だから、別れたい。ではなく、別れると決めたから、〇〇が気になり始める。という部分がとてもぐさっと来た。 相手の関心に関心を持つことが大事。結局自分のことしか考えてないし、自分への自信のなさを相...
とりあえず読了。わかるようでわからない部分も多かった。またじっくり読む必要がある。 〇〇だから、別れたい。ではなく、別れると決めたから、〇〇が気になり始める。という部分がとてもぐさっと来た。 相手の関心に関心を持つことが大事。結局自分のことしか考えてないし、自分への自信のなさを相手のせいにしていたのかなと思った。
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まず、この本にこのタイミングで出会えてよかった。読んでいて1ページ1ページに過去の自分や相手に対してのふるまいや考えを思い返してしまった。立ち止まって考えてもの思いをして、また読んで…を繰り返してやっと読み終えた。もちろん、作者の考えや思想の全てが”正しい”とすることはしない、し...
まず、この本にこのタイミングで出会えてよかった。読んでいて1ページ1ページに過去の自分や相手に対してのふるまいや考えを思い返してしまった。立ち止まって考えてもの思いをして、また読んで…を繰り返してやっと読み終えた。もちろん、作者の考えや思想の全てが”正しい”とすることはしない、しないけれど、大事なことばかりが書かれていると本心で思った。(特に今の自分には) 「愛は技術」 といった本書の根本のフレーズから、 「喧嘩は相手への甘え」 「集中できるということは、一人きりでいられるということであり、一人でいられるようになることは、愛することができるようになるための一つの必須条件である」 など、まるで自分のことを知っていて書いているのではないか?と思うような事柄が続き、読み進めてくたびに思い返したりして中々進まなかった。 また何度か読み返して、日々自分をよりよい人間にしていきたい。そして今ある人間関係を大事にしていきたいなと思う、すこしずつでも。本当にそう思う。
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まずは相手に関心を持ち続けること、理解することと賛成することは違うこと、言葉にして伝えること 愛するということだけでも、人と人の関係は複雑で努力と技術が必要なんだなあと実感した。 人は常に変わり続けるから、初めて会うと考えてみて過去に執着しないでいきたい
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サクサク読めて内容も面白かった。 何となく全てが正しそうに感じて、これが全てだと信じてしまいそうになりますがそれを含めて自分でしっかり考えて応用していこうと思いました
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恋愛に悩んでる人向け。 尊敬、信頼、協力を結婚生活でも大事にしようも思う。 自分はあまり深い人間関係を構築するのが苦手で夫以外の人とは、結婚生活無理そうだし。。 これは本書の運命の出会いなのか。 丁度祖母のお葬式への行き帰りで、読んで、死ぬ時は絶対的な孤独ということを痛感する。 ...
恋愛に悩んでる人向け。 尊敬、信頼、協力を結婚生活でも大事にしようも思う。 自分はあまり深い人間関係を構築するのが苦手で夫以外の人とは、結婚生活無理そうだし。。 これは本書の運命の出会いなのか。 丁度祖母のお葬式への行き帰りで、読んで、死ぬ時は絶対的な孤独ということを痛感する。 それまでに幸せな人間関係を構築しておきたい。
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あんま恋愛とか結婚に関心無いので、ふーんって感じ。 今まさに恋愛とか結婚が人生・生活のテーマです!っていう若い人には凄く為になるんじゃないかな。読む価値はあると思います。
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