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愛とためらいの哲学 の商品レビュー

3.7

54件のお客様レビュー

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2022/04/20

アドラー心理学の第一人者とも名高い、岸見先生のアドラー心理学を用いた恋愛哲学書。 人によって好みが分かれそうだし、綺麗事のように感じる人も多いような気がする。  しかしながら、私も結婚していいことしかない。 それはアドラー心理学と出会えたことが大きい。 この本が良書となるかも...

アドラー心理学の第一人者とも名高い、岸見先生のアドラー心理学を用いた恋愛哲学書。 人によって好みが分かれそうだし、綺麗事のように感じる人も多いような気がする。  しかしながら、私も結婚していいことしかない。 それはアドラー心理学と出会えたことが大きい。 この本が良書となるかもあなた次第。 是非この本があなたにとっての良書となりますように。

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2022/03/20

2022/03/19 読了(Kindle Unlimited) 「嫌われる勇気」の著者の本と聞いて手に取った。 よく聞く結婚生活や恋愛を題材としてアドラー心理学について書いたものだと思う。 (※私の理解では、アドラー心理学は「他人は変えられないが、自分は変えられる」「他人は自...

2022/03/19 読了(Kindle Unlimited) 「嫌われる勇気」の著者の本と聞いて手に取った。 よく聞く結婚生活や恋愛を題材としてアドラー心理学について書いたものだと思う。 (※私の理解では、アドラー心理学は「他人は変えられないが、自分は変えられる」「他人は自分の思い通りにはならない」というもの。) 他人に期待してしまう人や、交流する相手がアドラー心理学を学んで実践している人であれば有用だと思う。 しかし、交流する相手が、他人に対して勝手に期待をし、期待に添えないと文句を言ってくるような人で、自分がその人と一緒にいて疲れる場合の対処法はわからない。 他人は変えられないのだから、そんな人とはとっとと縁を切り捨てるのが早い、ということだろうか?笑

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2022/03/10

自分が未熟だからずっと言葉が入らなくて何度も読む場面があった。前に挫折した、「愛するということ」を抜粋する部分が多くて、あの本はこういうことを言ってたんだと分かりやすかった。これは恋愛だけじゃなくて人と関わる上において知らなければないないこと。だからまた、何度も読みたい。 ・愛...

自分が未熟だからずっと言葉が入らなくて何度も読む場面があった。前に挫折した、「愛するということ」を抜粋する部分が多くて、あの本はこういうことを言ってたんだと分かりやすかった。これは恋愛だけじゃなくて人と関わる上において知らなければないないこと。だからまた、何度も読みたい。 ・愛は能力の問題であって、さらに技術である。 ・人に与えること。失うことを恐れる人は心理的に貧しい。自分の生命、つまり、息づいているものを与える。それによって人は他人を豊かにし、自分自身の生命を高める。 ・愛は流れ。今を生きることに集中すること。

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2022/02/04

人を愛するとはどういうことなのか、どうあるべきなのか、考え方を学んだ。 人を愛するということは与えること。 この考え方が大事である。 恋愛だけではなく、他の人間関係においても学ぶ内容が多かった。 コミュニケーションがうまく取れないとき、それが自分の甘えではないか、人間関係に入...

人を愛するとはどういうことなのか、どうあるべきなのか、考え方を学んだ。 人を愛するということは与えること。 この考え方が大事である。 恋愛だけではなく、他の人間関係においても学ぶ内容が多かった。 コミュニケーションがうまく取れないとき、それが自分の甘えではないか、人間関係に入るのが怖くて逃げているだけではないのか、今一度自分の人間関係について改めていきたい。

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2021/11/21

恋人との関係も友人との関係も人間関係にはより良くしようという努力が必要である。 相手が幸せになるための行動、言動ができるかどうか。 つまりは相手を想えるかどうか。関心を持っているかどうか。 好きになることに関して、こうして考察を深めることは、なるほどと思うこともあるけれど、コン...

恋人との関係も友人との関係も人間関係にはより良くしようという努力が必要である。 相手が幸せになるための行動、言動ができるかどうか。 つまりは相手を想えるかどうか。関心を持っているかどうか。 好きになることに関して、こうして考察を深めることは、なるほどと思うこともあるけれど、コンピューターのようだと思ってしまうこともある。 淡い恋心とかにドキドキするのが人間らしいなぁとも思う。

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2021/11/09

愛と結婚を扱う本は数多くある。どの文学も恋愛物語を扱っている。しかし、幸福な結婚を扱っている本に出合うことはほとんどない、というところからこの本は始まります。 人はなぜ、不幸な(あるいはシンデレラ・ストーリーのようなおとぎ話のような)恋愛物語を読むのでしょうか。 それは、「恋愛は...

愛と結婚を扱う本は数多くある。どの文学も恋愛物語を扱っている。しかし、幸福な結婚を扱っている本に出合うことはほとんどない、というところからこの本は始まります。 人はなぜ、不幸な(あるいはシンデレラ・ストーリーのようなおとぎ話のような)恋愛物語を読むのでしょうか。 それは、「恋愛は困難だという理由で恋愛を避ける(恋愛できない/しない)自分を正当化させるためだ」と筆者は主張します。 しかし、人間は恋愛をしたいと思う(他者と関わり合いを持ちたい、孤独な状態から脱したいと思う)ものであるにもかかわらず、たびたび恋愛で失敗したとしてもその原因を自分自身のライフスタイル(思考回路や性格)によるものだとは考えず、自身を改めることがないために同じ失敗を繰り返すのだと筆者は言います。 フロムの『愛するということ』にもある通り(本書でもたびたび引用されていますが)、恋愛は交友関係や仕事上の人間関係と同様に対人関係の問題であり、その成否は「運」や「相性」ではなく「能力」と「技術」であること、そしてよりよい(恋愛)関係を構築するためには理論の習得と技術の習練が必要です。 恋愛がうまくゆかないのはどのようなときか、そもそも「人を愛する」とはどういうことか、目指すべき理想の関係性はどのようなものか、そしてよりよい関係を築くための具体的な方法(技術)とは。 これらのことが丁寧に解説されており、「○○をすれば彼女(彼氏)ができる/うまくゆく/自分に振り向かせることができる」というようなハウ・ツーではない、本質的な「人との接し方」を学ぶことが出来る本だと思います。 ただ、ちょっと説教臭い印象もありますし、アドラー心理学やフロムの著書を読んだことがある方にとってはすでに知っていることを整理しただけ、という本かもしれません。

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2021/09/15

愛という名詞は存在しない。 愛するという動詞は存在する。 すべては変わりゆくものであって いま、そのとき を 人生で一度でも愛せることができれば それでいいのかもしれないなぁ…!

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2021/04/25

愛は決意らしいよ〜〜〜〜 難しかったけど、ちょっとわかるって感じ ↓引用 どのような情念でも、天真爛漫に現れる場合、つねに或る美しさをもっている。しかるに嫉妬とは天真爛漫ということがない。 人生論ノート(哲学者 三木清) もしある女性が花を好きだといっても、彼女が花に水をや...

愛は決意らしいよ〜〜〜〜 難しかったけど、ちょっとわかるって感じ ↓引用 どのような情念でも、天真爛漫に現れる場合、つねに或る美しさをもっている。しかるに嫉妬とは天真爛漫ということがない。 人生論ノート(哲学者 三木清) もしある女性が花を好きだといっても、彼女が花に水をやることを忘れるのを見てしまったら、私たちは花にたいする彼女の『愛』を信じることはできないだろう。愛とは、愛する者の生命と成長を積極的に気にかけることである。この積極的な配慮のないところに愛はない。(愛するということ) あなたのことも、他の人も愛することができるけれども(インパーソナル)、あなたを他の誰よりも愛する(パーソナル)というのが本来の愛の形であり、インパーソナルな愛がパーソナルな愛の基礎になければなりません。パーソナルな愛というのは、インパーソナルな愛を知った上で、他の人に換えることができない無二の私が、無二のあなたを愛するということです。 もはや私は一人だった時の私ではなく、愛する人によって生かされている、愛する人が私の中に生きているという感覚は理解できるでしょう。

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2021/04/06

幸せになる勇気を読んだ後だったので、 アドラーの語る「愛」についてより深めることができたように感じる。 これは、読むべし。

Posted byブクログ

2020/12/15

自分は聖人や神さまになりたいわけではないので、ここまで「愛する」ということに完璧さを求めない。 ただ、「愛する」ということの出発点を知っていれば今後の人生にとてもプラスになる。

Posted byブクログ