人間の未来AIの未来 の商品レビュー
2人の天才の対談の中に生きる上で必要な大きなヒントがたくさんあったように感じた。 基本を忠実に学ぶ事も大切だが、既存の概念に囚われない姿勢も同じくらい大事であるということをとても感じた。
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羽生さんと山中さんがそれぞれの分野の進化について話す本 ファンブックとしては面白いけどまあそんなもん
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(失礼ながら)期待度がすごく高かったわけではなく図書館でたまたま手に取って借りたところ、スマッシュヒットでした。それぞれの専門分野の話を織り交ぜながらのお二人の対談は刺激的で面白い。山中さんの、研究の分野で常識を疑うみたいなことは、見習うべきことのように思う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
棋士羽生善治と山中伸弥教授の対談本。表紙とタイトルが読者煽りすぎててあまり好きではないけど、第5賞「人間にできるけどAIにできないことは何ですか?」の選択肢を絞る大局観、経験を基にした直感力で勝つ確率を上げるの凄いわかる気がする…。経験に支配されず固定概念を作らないようにするのが大事!山中教授も元々整形外科医で、研究に没頭し始めたりと、無知だからこそ怖いもの知らずで飛び込めるのは成功者あるあるだなあ。慣れ親しんだ行動様式を変えると全身から不快感を感じるけど、飛び込んで概念壊してく教授好きー(しんいち)。ウルドさんの本でもあったけど、ポスドクの研究テーマ見つけるの大変だなあ。無意味に意味がある、は勇気づけられる。
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お2人とも大変な叡智。 山中教授はノーベル賞受賞者だし、ある程度その知見は想像できたけれど、羽生善治氏の将棋以外の領域における知見の幅広さ、奥深さに脱帽し、一気に読み進めてしまった。続編に期待したい。 将棋のことに詳しくない人でも楽しく読めると思います。
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とても読みやすい。わかりやすい。異職業であるがゆえにわかりやすく言い合っているから。対談の良さが出てる本。2人の頭の良さを感じる。自分も会話に入ったような気分になれます。 人間は変化を恐れ、安定を求める傾向があるけれど、変化を恐れないで新しい知識を得、行動していくことが大事。そん...
とても読みやすい。わかりやすい。異職業であるがゆえにわかりやすく言い合っているから。対談の良さが出てる本。2人の頭の良さを感じる。自分も会話に入ったような気分になれます。 人間は変化を恐れ、安定を求める傾向があるけれど、変化を恐れないで新しい知識を得、行動していくことが大事。そんなメッセージを感じました。
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山中伸弥先生の名前につられて購入しましたが、予想外にも羽生さんの知識の深さに驚きました。 特にAIについてのお話は面白かったです。 確かに対人のみの練習よりも、自分の都合に合わせてくれるAIの方が数をこなすには適しています。 私は将棋は打てませんが、AIの棋譜には流動的な思考と...
山中伸弥先生の名前につられて購入しましたが、予想外にも羽生さんの知識の深さに驚きました。 特にAIについてのお話は面白かったです。 確かに対人のみの練習よりも、自分の都合に合わせてくれるAIの方が数をこなすには適しています。 私は将棋は打てませんが、AIの棋譜には流動的な思考というものを感じにくいというのも、棋士ならではのご意見だと思いました。 人材育成についての考え方も、確かに日本の美意識のようなものが足を引っ張りがちなのかも知れないと、考えさせてもらいました。 非常に読みやすく勉強になりました。
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山中教授と羽生さんが、IPS細胞や人工知能や、人類の今後について対談してる。 その2人である必要性はあまり感じなかったけど(特に羽生さん)、2人とも安易な言葉で説明していて、読みやすく面白かった。 人間の寿命は、心臓や関節などは代替できるようになるだろうから、結局は脳の寿命...
山中教授と羽生さんが、IPS細胞や人工知能や、人類の今後について対談してる。 その2人である必要性はあまり感じなかったけど(特に羽生さん)、2人とも安易な言葉で説明していて、読みやすく面白かった。 人間の寿命は、心臓や関節などは代替できるようになるだろうから、結局は脳の寿命に帰着するだろうって話はなるほどなって思った。 こういう凄い方の話を読むと、自堕落な自分がホント嫌になる、、
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尊敬する二人の対談本を見つけ、拝読。二人の変わらぬ真摯さ・地に足のついた議論に納得。次の二つの点で、世の中で流布しているイメージとの違いを確認して納得した。一つは、AIはすごいが、やれることは数学に置き換えられるもののみで、大局観など、人間の脳の仕組みが不明なので、まだAIにも届...
尊敬する二人の対談本を見つけ、拝読。二人の変わらぬ真摯さ・地に足のついた議論に納得。次の二つの点で、世の中で流布しているイメージとの違いを確認して納得した。一つは、AIはすごいが、やれることは数学に置き換えられるもののみで、大局観など、人間の脳の仕組みが不明なので、まだAIにも届かないこと。もう一つは、生命科学においてゲノム編集など、ほとんど生命を操れるようになったかと思いきや、まだまだ不明なことが山ほどあること。単に悲観的にならず、落ち着いた前向きな積み重ねの大事さを再認識し読了。
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トップランナー二人の対談、示唆に富むトピックばかり。印象に残ったのは、「人間にできてAIにできないこと」で、AIは数学的処理で言語を扱うためショートショートくらいの文章は書けても春樹の小説は書けないというところ。また、日本の教育は教科書に書いてあること、先生のいうことは正しくて、...
トップランナー二人の対談、示唆に富むトピックばかり。印象に残ったのは、「人間にできてAIにできないこと」で、AIは数学的処理で言語を扱うためショートショートくらいの文章は書けても春樹の小説は書けないというところ。また、日本の教育は教科書に書いてあること、先生のいうことは正しくて、その通りに答えればマルをもらえる、ある意味子どもにとって「居心地のいい」環境で、それが危ない、といった山中氏の指摘。日本は直線型思考が主流で回旋型思考をしない、つまり回り道を恐れるし、失敗を貴重な経験と捉えない。たしかに。 おふたりとも「ナイストライ」をし続けていこうと。気持ちの若いふたりに勇気づけられた。
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