宇宙に命はあるのか の商品レビュー
★3.5、あまり期待していなかったがなかなか面白い、電車移動の時間にピッタリでしたわ。 宇宙物理の本かと勝手に思い込んでいましたが、宇宙開拓にスコープした本でした。あんまり読まない分野でもあるので、猶更へぇ~と思うこと多々あり。中でもフォン・ブラウンの逸話は面白い、常識的な話かも...
★3.5、あまり期待していなかったがなかなか面白い、電車移動の時間にピッタリでしたわ。 宇宙物理の本かと勝手に思い込んでいましたが、宇宙開拓にスコープした本でした。あんまり読まない分野でもあるので、猶更へぇ~と思うこと多々あり。中でもフォン・ブラウンの逸話は面白い、常識的な話かもしれませんけれど。
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NASAで働く著者が書いた本。 フォンブラウンなどアポロ計画で活躍する科学者の若かりし話なども紹介されていて楽しく読めた。 宇宙人がいたら絶対に今の地球よりも文明が進んでいるだろうという前提で話が進むことに昔から違和感があったが、今回この本の中で、長い宇宙の歴史から考えると、1万...
NASAで働く著者が書いた本。 フォンブラウンなどアポロ計画で活躍する科学者の若かりし話なども紹介されていて楽しく読めた。 宇宙人がいたら絶対に今の地球よりも文明が進んでいるだろうという前提で話が進むことに昔から違和感があったが、今回この本の中で、長い宇宙の歴史から考えると、1万年前はほんの一瞬の出来事と言う部分を読んで納得できた。
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書評で評判が良かったので手に取りました。 宇宙探索の歴史や現在の研究段階等、宇宙工学に知識がなくても知的好奇心を掻き立てられて、面白く読めた。 「我々は何者か?どこから来たのか?そして我々はひとりぼっちか?」その問いは哲学的だ。 キーワードは、「イマジネーション」 すごいなと思え...
書評で評判が良かったので手に取りました。 宇宙探索の歴史や現在の研究段階等、宇宙工学に知識がなくても知的好奇心を掻き立てられて、面白く読めた。 「我々は何者か?どこから来たのか?そして我々はひとりぼっちか?」その問いは哲学的だ。 キーワードは、「イマジネーション」 すごいなと思える人には、問題の立て方と向き合い方、そして諦めない姿勢に、学ばされることが多い。 この本もそんな一冊でした。
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NASAの研究機関で働く著者が、宇宙の謎や地球外生命体との遭遇といった「夢」を語るもの。単なる空想や未来日記ではなく、事実と検証に基づいた解説がなされており、説得力も十分、とても勉強になる。本書で最も大切にされているのが「イマジネーションの力」。宇宙に思いを馳せるのも、野蛮な人類...
NASAの研究機関で働く著者が、宇宙の謎や地球外生命体との遭遇といった「夢」を語るもの。単なる空想や未来日記ではなく、事実と検証に基づいた解説がなされており、説得力も十分、とても勉強になる。本書で最も大切にされているのが「イマジネーションの力」。宇宙に思いを馳せるのも、野蛮な人類を顧みるのも、全てこの力のなせるところ。「宇宙」に限らず、豊かな人生を送るにも必要な力である。
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宇宙はやはりロマンがあるな~ ロケットとミサイルの話や、火星・木星の話等々、かなり楽しめました! 小野さんの本、もっと読んでみたいな~
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ブクログ大賞受賞を機に手に取った一冊。 NASAで次世代火星探査車開発に携わる若き研究者による、有史以来の宇宙探査の歴史を表舞台ではあまり知られていないキーパーソンを中心にわかりやすく伝える本。第二次世界大戦前からのロケット開発の夢、戦後の宇宙開発競争から、現代の最先端の動きや展...
ブクログ大賞受賞を機に手に取った一冊。 NASAで次世代火星探査車開発に携わる若き研究者による、有史以来の宇宙探査の歴史を表舞台ではあまり知られていないキーパーソンを中心にわかりやすく伝える本。第二次世界大戦前からのロケット開発の夢、戦後の宇宙開発競争から、現代の最先端の動きや展望まで、一部の専門家や選ばれた宇宙飛行士ではなく人類全体の思いの結実だからこそ宇宙探査の話は私たちを興奮させるのだということが腑に落ちる。読みやすく引き込まれる語り口なので(若い読者を想定しているらしく「LPという規格のレコード」なんて親切な記述にちょっと感動した)、中学生ぐらいでも読めるしおすすめできる。
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難しい話はおいといて、宇宙本が読みたい人にはもってこいの宇宙本。何を想像したらいいんだっけ?っていうことを具他的に提示してくれるので、「そうそう、宇宙を考えるってそういうことだよね」っていうことを思い出させてくれる。根本にあるテーマは「イマジネーション」。いまそこにある空(宇宙)...
難しい話はおいといて、宇宙本が読みたい人にはもってこいの宇宙本。何を想像したらいいんだっけ?っていうことを具他的に提示してくれるので、「そうそう、宇宙を考えるってそういうことだよね」っていうことを思い出させてくれる。根本にあるテーマは「イマジネーション」。いまそこにある空(宇宙)に目を向けて思いを巡らせれば無限のイマジネーションが広がっていく。それこそ人が宇宙に魅せられるポインと。ビートたけし作詞で玉置浩二が歌った「嘲笑」って曲があった。「今僕が見る星と、いろんな人が見た星とほとんどかわりない。それが嬉しい」とか、そういう感覚を何度も味わいながら読んだ本でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
これまでの宇宙開発が宇宙飛行士の目線からではなく、名もなき技術者たちの目線から描かれていたのは非常に面白かった。また著者の言葉選びに対する深いこだわりが感じられ、読み進めるのをやめることができないくらい夢中になって読むことができた。
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内容(「BOOK」データベースより) 一九六九年七月二十日。人類がはじめて月面を歩いてから50年。宇宙の謎はどこまで解き明かされたのでしょうか。本書は、NASAの中核研究機関・JPLジェット推進研究所で火星探査ロボット開発をリードしている著者による、宇宙探査の最前線。「悪魔」に...
内容(「BOOK」データベースより) 一九六九年七月二十日。人類がはじめて月面を歩いてから50年。宇宙の謎はどこまで解き明かされたのでしょうか。本書は、NASAの中核研究機関・JPLジェット推進研究所で火星探査ロボット開発をリードしている著者による、宇宙探査の最前線。「悪魔」に魂を売った天才技術者。アポロ計画を陰から支えた無名の女性プログラマー。太陽系探査の驚くべき発見。そして、永遠の問い「我々はどこからきたのか」への答え―。宇宙開発最前線で活躍する著者だからこそ書けたイマジネーションあふれる渾身の書き下ろし!
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なんてロマンチックな本なのだろうというのが第一印象。 途中途中に挿入されるポエミーな文章のせいかと思ったが、それ以上に、この本全体が持つ雰囲気がロマンチック。 でも、本当にイマジネーションは大事。 進化は待っていても起こらない。 誰かが想像し、誰かが形にして起こる。 この先も...
なんてロマンチックな本なのだろうというのが第一印象。 途中途中に挿入されるポエミーな文章のせいかと思ったが、それ以上に、この本全体が持つ雰囲気がロマンチック。 でも、本当にイマジネーションは大事。 進化は待っていても起こらない。 誰かが想像し、誰かが形にして起こる。 この先も、 人間が正しい形でイマジネーションを発揮し、 宇宙をワクワクしながら見つめることができますように。
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