宇宙に命はあるのか の商品レビュー
最初は人間がどうやって宇宙を知っていたのか、という人類の宇宙開拓使の話から始まる。 私は宇宙には興味があるけれど、人間の歴史にはあまり興味がもてなかったので、買って失敗したな〜と思った。 けれど、読んでいくうちに、全てが成功の連続ではなく、多くの人の涙や儚く散って行った夢や欲望が...
最初は人間がどうやって宇宙を知っていたのか、という人類の宇宙開拓使の話から始まる。 私は宇宙には興味があるけれど、人間の歴史にはあまり興味がもてなかったので、買って失敗したな〜と思った。 けれど、読んでいくうちに、全てが成功の連続ではなく、多くの人の涙や儚く散って行った夢や欲望があることを知った。 そう思えるようになると面白く、宇宙だけでなく、過去の多くの科学者へ想いを馳せるようになれた。 宇宙の事が昔から好きで好きで仕方がない人には新しい情報は載っていない本かもしれないけど、初心者には情報が満載の良い本だと思う。 そしてロマンが詰まっている。
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冒頭の「序」を読んですぐ、この本は面白いだろうなって思いました。 まさしくドストライク。 科学や宇宙のことはよく知らないけど、それでもめちゃくちゃ面白い。 きっとそれは、宇宙を舞台に働いている人たちのせい。 この本の言葉をお借りすると、「何か」を感じ、その「何か」に取り憑かれた人...
冒頭の「序」を読んですぐ、この本は面白いだろうなって思いました。 まさしくドストライク。 科学や宇宙のことはよく知らないけど、それでもめちゃくちゃ面白い。 きっとそれは、宇宙を舞台に働いている人たちのせい。 この本の言葉をお借りすると、「何か」を感じ、その「何か」に取り憑かれた人たちのせいです。 彼らが心の底から楽しく、探求心の赴くがままに仕事をしているからなんでしょう。 そんな風に思える一冊です。 僕の一番のお気に入りは、虚空に放たれたラブ・ソング。マジかよ最高だなって思っちゃいました。 おすすめです。
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宇宙に生物はいるのか?そりゃいるよー 地球以外には居ないなんて都合良い話。 それに居るって想像した方が楽しい。 きっと向こうの方が文明も進んでいて 銀河インターネットを使ってメッセージを 送ってきて、量子テレポーテーションで ある日突然、地球に現れる。こうした イマジネーションは...
宇宙に生物はいるのか?そりゃいるよー 地球以外には居ないなんて都合良い話。 それに居るって想像した方が楽しい。 きっと向こうの方が文明も進んでいて 銀河インターネットを使ってメッセージを 送ってきて、量子テレポーテーションで ある日突然、地球に現れる。こうした イマジネーションはウィルスの如く、 自己複製し増殖をして人から人へ伝わる 事で困難だった事が実現する。想像出来る 事は実現出来る事だと勇気づけられる1冊。
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よくあるアストロバイオロジーの本かと思いきや、見事に裏切られた。 宇宙開発史の人間模様をひもときながら、最後は根拠のあるロマンを全開させている。 読んでいて、いろいろなワクワクが喚起された。
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全ての技術はイマジネーションから生まれた。なぜなら、もし全ての人が今存在するものしか見えなかったら、新技術は決して生まれないからだ。「人が想像できることは、すべて実現できる」
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宇宙に関心があるかと言われれば無かった。生命なんていないと思っていたからだ。ところが本作を読むと「もしかしたら・・」と思わされてしまった。 本作は技術者の開発に賭けるノンフィクションさながらのドラマでいきなり心を掴んでくる。2人の技術者のどちらが先に人工衛星という宇宙への一歩を...
宇宙に関心があるかと言われれば無かった。生命なんていないと思っていたからだ。ところが本作を読むと「もしかしたら・・」と思わされてしまった。 本作は技術者の開発に賭けるノンフィクションさながらのドラマでいきなり心を掴んでくる。2人の技術者のどちらが先に人工衛星という宇宙への一歩を踏み出すのかという物語だ。 生命を産み出す条件は2つあるという。水と火山による熱だ。木星と土星のいくつかの衛星でそれらが発見された。それだけでなく、一つの銀河には1,000億の惑星が存在し、銀河もまた1,000億ある。つまり、確率的に考えれば地球で起きた現象が1,000億×1,000億の惑星の中にあるかもしれないというのである。 宇宙という未知と出会って己の無知を知らされた。2020年火星に探査ローバーを送るということで私も今からワクワクしている。知ることはワクワクの一歩だと改めて感じさせてくれた一冊だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ロマンチックが止まらない。 著者は未だ夢見る少年です。 未開の地(宇宙)を開拓していくのはとてもわくわくすることだけれど、現実主義の自分からすると、お金をかけた分は社会になにか返してほしいとも思ってしまう。 だって、いくらはやぶさがイトカワの石を持って帰ってきたって、貧困児童のお腹は膨れないものね。 読んでいて面白い本であることは間違いはないです。
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まさに題名通りの内容。 イマジネーションが果たした役割を軸に宇宙開拓の歴史の解説しているが、改めて書かれるとその偉大さがよく分かる。 今、自分がイマジネーションを駆使しているかと問われるとやや暗い気持ちなるが(苦笑)同時に自分もそれを持っていることを考えると希望が湧いてくる。 ...
まさに題名通りの内容。 イマジネーションが果たした役割を軸に宇宙開拓の歴史の解説しているが、改めて書かれるとその偉大さがよく分かる。 今、自分がイマジネーションを駆使しているかと問われるとやや暗い気持ちなるが(苦笑)同時に自分もそれを持っていることを考えると希望が湧いてくる。 まるで本著の題材である宇宙の様に。(大袈裟?) ロケットの発着の仕組みや、星間航行の説明いった単純な知識の話も面白いけど、終章の人類の可能性を語った部分だけでも読む価値がある。 手塚治虫の火の鳥を読んでいるかの様な深淵かつ謙虚なお話でした。
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NASAの火星探査ロボット開発者が語る、人類の宇宙への衝動。宇宙時代の夜明け、技術者とアポロ計画、太陽系探査全史、地球外生命探査最前線、我々はどこへ行くのか? 嘘でも虚構でもない、人類が宇宙とどう関わってきたかの事実。
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死ぬことが恐ろしくないように思えて、もっとこの世界を知りたくなって、想像したくなって、ドキドキが止まらない最高の一冊でした。私の夢が全て詰まっています。こんな人がこの世の中で切磋琢磨しているなんて、同じ日本人なんて、嬉しくてたまりません。私も頑張ります。
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