名作なんか、こわくない の商品レビュー
フランス文学、日本文学、イギリス文学、アメリカ文学の名作をわかりやすく紹介した本。 読みたくなる本もたくさんあります。この本は、図書館で借りたので、思いつくままに、リクエストすると、読みきれないなぁ…。 あとがきに、昔のテレビアニメ「世界名作劇場」のようなものを作りたかったと...
フランス文学、日本文学、イギリス文学、アメリカ文学の名作をわかりやすく紹介した本。 読みたくなる本もたくさんあります。この本は、図書館で借りたので、思いつくままに、リクエストすると、読みきれないなぁ…。 あとがきに、昔のテレビアニメ「世界名作劇場」のようなものを作りたかったとありました。本当に、そんな感じ。
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欧米の名作文学や日本文学を柚木麻子さんが楽しい語り口で紹介してくれてます。 女性が主役の作品が多いのは柚木さんの好みなのかな。 とくに日本文学には初めて聞く作家さんやタイトルもあったので気になりました。
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エッセイ風の作者のおすすめの本についてのレビュー作品。 個人的に昔のフランスやイギリスなどの海外作品は読みにくそうだなと偏見が勝手にあったけど、このレビュー本を読むと今まで読んでなかったのがもったいないくらい、色々な名作があったんだなと思った。 また、著者が勧める作品に出てく...
エッセイ風の作者のおすすめの本についてのレビュー作品。 個人的に昔のフランスやイギリスなどの海外作品は読みにくそうだなと偏見が勝手にあったけど、このレビュー本を読むと今まで読んでなかったのがもったいないくらい、色々な名作があったんだなと思った。 また、著者が勧める作品に出てくる女性はとてもポジティブでたくましい女性が出てくる作品が多く、見ていてこちらも励まされる作品だなと感じました。
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読んだことある作品をどうまとめているか、読んだことない作品で面白そうと思えるものがあるか知りたくて手に取った。 仏文はどうしてこうも恋愛で身持ちを崩すのかw あとは大体女が逞しい 2023.5.29 89
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柚木さんの初のエッセイ集 と言っても名作案内になっているのでエッセイ@レビュー本の風情です。 紹介されている本は57冊 数冊は読んだ事があったけれど、海外物に手を出した事がないので(カタカタの名前が覚えられない人_| ̄|○) フランス文学篇、イギリス文学篇、アメリカ文学篇は未知...
柚木さんの初のエッセイ集 と言っても名作案内になっているのでエッセイ@レビュー本の風情です。 紹介されている本は57冊 数冊は読んだ事があったけれど、海外物に手を出した事がないので(カタカタの名前が覚えられない人_| ̄|○) フランス文学篇、イギリス文学篇、アメリカ文学篇は未知の世界でした。 しかしそこは柚木さん、ご自身のエピソードを絡めながら非常に解りやすく解説されています。 レビュー部分より導入部の柚木さん自身の生活部分、そして〆の言葉がとても印象的。 本レビューも参考になりましたが、完全なるエッセイも読んでみたいものだ。 赤ずきんちゃんをモチーフにした装丁やタイトル(石野真子さんの『狼なんか怖くない』と掛けてる?)フォントも好きです。
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柚木麻子さんが今まで読んできた「世界名作劇場」。 正直、読んだことのない名作ばかりで、 あぁー、私って本当に読書してこなかったんだなぁーと 改めて思っちゃったよー。 どれも、柚木麻子さんの作品に繋がるような感じがして、 「ふむふむ」と読んだよー。 「嵐が丘」では、読書感想文を書...
柚木麻子さんが今まで読んできた「世界名作劇場」。 正直、読んだことのない名作ばかりで、 あぁー、私って本当に読書してこなかったんだなぁーと 改めて思っちゃったよー。 どれも、柚木麻子さんの作品に繋がるような感じがして、 「ふむふむ」と読んだよー。 「嵐が丘」では、読書感想文を書いて教師に注意される なんてエピソードもあり、笑えてしまったー。
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今まで外国文学にほとんど触れてこなかったことを恥じ、外国文学の「ザ名作」に手を出す今日この頃。 次に読むべき作品が見つかるかしらと何気なく手に取ったこの本だが、なかなかどうして私のツボをがんがんついてきた。 柚木氏の日常の話から作品の紹介へとつなげていくのだけど、それがまた滑らか...
今まで外国文学にほとんど触れてこなかったことを恥じ、外国文学の「ザ名作」に手を出す今日この頃。 次に読むべき作品が見つかるかしらと何気なく手に取ったこの本だが、なかなかどうして私のツボをがんがんついてきた。 柚木氏の日常の話から作品の紹介へとつなげていくのだけど、それがまた滑らかで柚木氏の日常を垣間見ていると思いきや、いつのまにか作品の世界に入り込んでしまっている。 そしてこの柚木氏の日常の話、いわばエッセイが面白い。軽妙洒脱な語り口の一方で、さらりと至言も残しているのがいい。文章の軽重のコントロールがお上手。個人的には確定申告のエピソードを織り混ぜた「居酒屋」の紹介が秀逸だと思ったな。 さらには、やはりはずせないのが肝心の作品紹介。紹介されているのは女性が主人公のものが多いので、好みは分かれるところかもしれない。いずれにせよ柚木氏の視線がなすのか、筆致がなすのか、名作に出てくる一癖も二癖もある主人公たちをチャーミングに浮かび上がらせてしまうからすごい。 柚木氏が紹介する作品の主人公はたくましく、そしてどこか生々しくて、泥臭くても生き抜くのが大事、そんなことを思わされる。 女の一生、ナナ読んでみよう。 ちなみに本筋ではないが、柚木氏は自身が女子校出身であることに一種のアイデンティティーの拠り所を求めているように感じられて、女子校出身の私は親近感を覚えた。柚木氏の小説はタイトルも思い出せないけれど一度読んだことがあるという程度なのだが、その時に女性どうしの距離感の描きかたに妙にリアリティーを感じたのを覚えている。その理由がわかった気がする。
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どちらかというと、名作の中でも皆がこぞって読むメジャーどころは少なめだった印象(特にフランス文学)。未読のものが多かったが、私のバイブル『若草物語』や今年1の『一九八四年』など既読本の感想に共感できたため、本書を取っ掛かりに読みたい本が増えた。いつか読みたい『風と共に去りぬ』『...
どちらかというと、名作の中でも皆がこぞって読むメジャーどころは少なめだった印象(特にフランス文学)。未読のものが多かったが、私のバイブル『若草物語』や今年1の『一九八四年』など既読本の感想に共感できたため、本書を取っ掛かりに読みたい本が増えた。いつか読みたい『風と共に去りぬ』『嵐が丘』『大いなる遺産』はもちろん、『居酒屋』『ナナ』『危険な関係』『赤と黒』『花物語』を読んでみたい。
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あなたに寄り添い力を与える名作の主人公たち.柚木さんの体験も挟みながらの巧みなストーリー紹介とここぞという描写や決め台詞の抜粋.読んだ本はもちろん読んでない本も友達になれるような本案内,お見事です.また柚木さんのエッセーとしてもとても面白かった.
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古典文学、教科書で名前を聞く名作。いつか読んでみたいと思いつつ、タイトルしか知らないからどれから手を出せばいいのかわからない。どれも大作なので、中身もよく知らずに手を出すのがためらわれる。 私はそんな風に思うことが多いが、勇気を出して名作を読んでみると面白さに目からウロコ、という...
古典文学、教科書で名前を聞く名作。いつか読んでみたいと思いつつ、タイトルしか知らないからどれから手を出せばいいのかわからない。どれも大作なので、中身もよく知らずに手を出すのがためらわれる。 私はそんな風に思うことが多いが、勇気を出して名作を読んでみると面白さに目からウロコ、ということもまた多い。 たまに自分にもあわない本もあるけれど、だからと言って名作に手を出さずにいるのはもったいない。 本書では、小説家の筆者がいきいきとした筆致で、フランス・日本・イギリス・アメリカの古典的名作を紹介するエッセイであり、私のように「どの本を読もうかな?」と悩む方にとっては頼りになる指針になるだろう。 私はこの本を読んで、5、6冊の名作を、次に読みたい本リストに追加した。
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