自分の中に毒を持て 新装版 の商品レビュー
岡本太郎の生き方そのものが芸術。 私も日本の同調圧力が苦手。勇気をもらえるから、弱気になった時にまた読み返したい。
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芸術は爆発だ。 そんな言葉の印象が小さい頃から強くあったが、作家としてもいくつか作品を残されていた事に、今更知った。序盤の文章にはやはり力強さや想いを強く感じ、気分が落ち込んだ時や行動に移せないときには、またもう一度読み返して見たくなる。それ位、インパクトを貰えた作品。出合えて良...
芸術は爆発だ。 そんな言葉の印象が小さい頃から強くあったが、作家としてもいくつか作品を残されていた事に、今更知った。序盤の文章にはやはり力強さや想いを強く感じ、気分が落ち込んだ時や行動に移せないときには、またもう一度読み返して見たくなる。それ位、インパクトを貰えた作品。出合えて良かった1冊。
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「生きる」ことについて考えさせられる本 常に自問自答していることがわかる岡本さん 日頃感じる違和や生きづらさについてこの本を読むことによって少し整理された。 それぞれの生き方があって、岡本さんの述べる生き方はしなくていい。ただ、一つ一つの言動、選択に対して自分の納得ができるよう行...
「生きる」ことについて考えさせられる本 常に自問自答していることがわかる岡本さん 日頃感じる違和や生きづらさについてこの本を読むことによって少し整理された。 それぞれの生き方があって、岡本さんの述べる生き方はしなくていい。ただ、一つ一つの言動、選択に対して自分の納得ができるよう行動していこうと思った。
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この本を読んで自分が流れのままに生きていることを少し考え直さねばとなった。 自分のこれからの進路についてどう舵を切るのかいいきっかけとなる本だった。 心に残った箇所 「人生、生きるということ自体が、新鮮な驚き、よろこび、新しくひらかれていく一瞬一瞬であり、それは好奇心という浮気...
この本を読んで自分が流れのままに生きていることを少し考え直さねばとなった。 自分のこれからの進路についてどう舵を切るのかいいきっかけとなる本だった。 心に残った箇所 「人生、生きるということ自体が、新鮮な驚き、よろこび、新しくひらかれていく一瞬一瞬であり、それは好奇心という浮気っぽいもの以上の感動なんだ。」 →流れのままに生きることを考え直すということに矛盾してしまうが、そもそも生きているだけで好奇心は生まれ、エネルギーが湧き上がり、行動へと移る。この好奇心を感じる方向へ自分の歩みを進めつつ、自分と自分の大切な人たちのことを考えられる人間になりたいと感じた。
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中身よりも、岡本太郎の顔がドアップで写っている表紙のインパクトを感じ取ってほしい、と同僚にお勧めされて読んだ一冊。芸術家が自分の芸術観を語るエッセイというのを初めて読んだので、新鮮でもあった。 しかし、正直、何が書いてあったか聞かれると、内容が全く記憶から出てこない。 何と言え...
中身よりも、岡本太郎の顔がドアップで写っている表紙のインパクトを感じ取ってほしい、と同僚にお勧めされて読んだ一冊。芸術家が自分の芸術観を語るエッセイというのを初めて読んだので、新鮮でもあった。 しかし、正直、何が書いてあったか聞かれると、内容が全く記憶から出てこない。 何と言えばいいのか、本全体を通して、言っていることの筋が通っている。が、分かりやすくそれが伝わるようにしっかりと構成されているわけじゃない、というような、そんな感じを受ける。 第一章は、「意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない ー迷ったら、危険な道に賭けるんだ」とタイトルが付けられている。でも、内容を読んでみると、「意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない」を「主張」するために、タイトルの内容を説明しようとしていくわけではない。 話は、自分の思想に飛び、作品の話に飛び、パリでの生活の話に飛び、初めてスキーをしたときの思い出に飛び……、そうした脈絡のない話の中で、「人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積み減らへらすべきだと思う」といったような断言的な言葉が、突然発せられる。 芸術作品と呼ばれるものを見たとき、「よく分からない」と感じる人は、多くいると思う。そうしたものを分かるように解説する本や評論は多くあるけれども、岡本太郎のこれは、そうじゃない。「よく分からない」と思われているものを、作り手の立場から「よく分からない」ままの形で言葉を発しているようなエッセイだった。その言葉が面白い。 本文の途中にときどき挿入される岡本太郎の絵がなんかかっこいい。小さい人型みたいなので、かわいい奴もときどきいる。芸術家って、よく分からないな、と思っている人に、やっぱりよく分からないな、と思いながら、一見捉えどころのない岡本太郎の世界観を楽しんでほしい本。
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岡本太郎という人の印象は TV CM の「芸術は爆発だ!」しかないが、すごい人生を歩み、いろんなことを考えてた人だったということが分かった。個人的には「結婚しても気を抜くな」的なアドバイスや、瞬間瞬間を大切にする生き方には考えさせられた。太陽の塔についての記述もあるが、あえて日本...
岡本太郎という人の印象は TV CM の「芸術は爆発だ!」しかないが、すごい人生を歩み、いろんなことを考えてた人だったということが分かった。個人的には「結婚しても気を抜くな」的なアドバイスや、瞬間瞬間を大切にする生き方には考えさせられた。太陽の塔についての記述もあるが、あえて日本的ではないモノにしたという。東京オリンピックてザハ・ハディッド案を選べず、大阪万博で木造のリングを作ってしまう日本人は、もっと岡本太郎に学ぶベキだと思った。
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「芸術は爆発だ」 「怖くて恐ろしい道こそ、本当は自分が行きたい道なんだ」 本音で生きるとはこういうことなのかとハッとさせられます。 頑張りたい時の栄養剤として摂取するといいかもしれません。
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約30年前に出版されたが今でも十分に刺さる内容だった 無難に過ごそうとしていないか、と自分を見つめ直すいい機会となった 自分に取って面白いと思えることに全力でぶつかるのもと思う
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前菜なしメインだけのフルコースを胃に直でぶちこんでくる本 本を千切ったら血が吹きだんすんじゃないかと思えるレベルの生きた言葉に殴られ続ける
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「芸術は爆発だ」 あの名言を咀嚼して、言い換えられるようになる本。 カオナシ的な人間が増えることを憂いていらっしゃったので、空に向かって叫びたい。 存外、令和には「自分らしく生きる」ことを見つめて闘う人たちが、そのうねりが起きようと(もう既に起きている?)していますよ! 人間が人間に還る時代が来たのかもしれません。 太郎さん、大人になる過程で火種の周りに出来た砦を素手で打ち砕こうとしている人達がいます。 味方を集めてダイナマイトを仕掛けているような人もいます。けれど、彼らは打算的でなく限りなく純粋に、持って生まれた気質で以て人を集めているのです。 美しい人が増えたように思います。 美しい人が賞賛される世になってきたように思えます。 とはいえ社会問題は山積しています。 己がいのちをひらいてそこへどう飛び込んでいけるのか。
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