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活版印刷三日月堂 庭のアルバム の商品レビュー

4.4

91件のお客様レビュー

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2024/05/07

三日月堂シリーズ第三弾。 今回は特に良いお話が揃っていたかんじ。 「カナコの歌」と「庭のアルバム」が好き! カナコさんの短歌がどれもすごく良かった。 短歌素敵だな。「万葉集」は好きだけど、現代の歌人の歌集も読んでみたくなった。

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2024/03/24

3作目 弓子さんの母親の友達の話がメイン 亡くなった人が残したものを活字にして形とする 生きているものがその跡を作る いのちの話と言う感じがした

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2023/11/27

今回の4篇も人と人との繋がりや温かみを感じる内容だった。 読後がすっきりし、優しい気持ちになれるのが、このシリーズの好きなところ。 悠生さんと弓子さんの今後にも期待しつつ次回も楽しみ

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2023/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み返す前、この巻の印象が強く残っていた。チケットと昆布巻きの主人公も、カナコの歌の登場人物たちも、みんな、自分に重なって見えたから。だからこそ、弓子が眩しい。

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2023/01/31

三日月堂で働く人が増えそうな予感✨ 小さな印刷物がメインの印刷屋から、次のステップへ。本が印刷できる平台が動く日もすぐそこ。 ①人生に焦り、人と比べて落ち込むなんて、若い時期は日常茶飯事。本当にやりたい事は見つけれますか。 ②弓子さんのお母さんが生前作った短歌を印刷する。バンドを...

三日月堂で働く人が増えそうな予感✨ 小さな印刷物がメインの印刷屋から、次のステップへ。本が印刷できる平台が動く日もすぐそこ。 ①人生に焦り、人と比べて落ち込むなんて、若い時期は日常茶飯事。本当にやりたい事は見つけれますか。 ②弓子さんのお母さんが生前作った短歌を印刷する。バンドを組んでたメンバーとの確執や、仲直り、成長。 ③不登校の高校生の子が、活版印刷に興味を覚え、バイトに入る。自分に自信を持って生きるのは難しい。でも、まずは、目の前の興味ある事を追い求めよう。人生の成功はひとつじゃない。 ④活版印刷のイベントで、同じ平台を持つ盛岡の印刷会社の方と知り合い、平台の練習をさせてもらったり、修理してもらえる事になったり。 未来への一歩が開けた話。

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2023/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回は身に沁みる話が多かった。 特に「チケットと昆布巻き」や「庭のアルバム」など、他者と比較し自分の現状に悩む主人公たちにちょっと共感。弓子さんという人物の掘り下げも行われて、本の町「神保町」で出会った登場人物が弓子さんの想いを引き出す。弓子自身の物語が動き出した模様。

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2022/12/31

 各登場人物たちのどこかに必ず共感できる部分があり、各話に泣ける部分がある。関わる人たちの心を動かし、弓子の世界も広がっていく、前2作よりもっと大きな波を感じる。  お母さんに繋がる依頼や盛岡散策、大型印刷機のこと、どんどん惹き込まれていく。「死」が常に語られているようで、静けさ...

 各登場人物たちのどこかに必ず共感できる部分があり、各話に泣ける部分がある。関わる人たちの心を動かし、弓子の世界も広がっていく、前2作よりもっと大きな波を感じる。  お母さんに繋がる依頼や盛岡散策、大型印刷機のこと、どんどん惹き込まれていく。「死」が常に語られているようで、静けさがあるけれどどこか力強い。続きに期待。

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2022/10/21

めっちゃほっこりした。 一文字一文字印刷する昔の技術って凄いなと感じた。 手間がかかるけれど、心がこもってて素敵だなー。 印刷した黒色と、刷った黒色では同じ黒でも色味が違う。と知って、見比べてみたいなと思った。

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2022/07/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

めっちゃ良かっです。一つ一つの台詞が温かくて優しい気持ちになれる短編集でした。弓子さん自身の人生のお話が多かった気がします。今後のことで大きく色々と動き出しそうな巻でした。 途中、弓子さんの孤独に触れて私まで寂しくなりましたが、弓子さんの周りに今はたくさんの人がいて良かったと思います。なんだかシリーズ当初より弓子さんが明るくなったような印象を受けました。 今作は故人の想いが沢山出てきて、故人の想いを知ることが出来る文字っていいなぁと素直に感じました。思ったこと。考えたこと。悩んだこと。辛いこと。葛藤したこと。残された人達が知り、その想いを活版印刷を通して形にしていく。その想いをまた別の人が見て、繋げていく。とても素敵な事だと思います。 私は東北に行ったことがないのですが、盛岡の街並みの描写が本当に素敵で行ってみたくなりました!知り合いにいるので今度連れて行ってもらおうかな。笑 今作は大好きです。次の巻も楽しみ。

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2022/02/20

シリーズ3作目。今回もどの話も、とても良かった。 特に「カナコの歌」は、泣ける。弓子さんの亡くなった母の友人たちの話。 どっちの立場もわかる気がして、せつない。 「庭のアルバム」は、楓さんが作った萩のカードの実物が見てみたい。 活版印刷で、カラー刷りができるなんて、知らなかっ...

シリーズ3作目。今回もどの話も、とても良かった。 特に「カナコの歌」は、泣ける。弓子さんの亡くなった母の友人たちの話。 どっちの立場もわかる気がして、せつない。 「庭のアルバム」は、楓さんが作った萩のカードの実物が見てみたい。 活版印刷で、カラー刷りができるなんて、知らなかった。きっとすごくきれいなんだろうなぁ。 「川の合流する場所で」は、弓子さんの今後に影響を及ぼす出会い⁈あり。このあとどんな展開になっていくのか、気になります。

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