残酷すぎる成功法則 の商品レビュー
この本は、自己啓発本と言うには分厚く読みづらい。 そして端的に内容を説明することも難しい。 それでも語り口はおもしろく、ひとつひとつのエピソードに説得力がある。 この本の中で書かれていることすべてを実践するのは大変(不可能)かもしれないが、 自分のタイプを知っておくこと、そして...
この本は、自己啓発本と言うには分厚く読みづらい。 そして端的に内容を説明することも難しい。 それでも語り口はおもしろく、ひとつひとつのエピソードに説得力がある。 この本の中で書かれていることすべてを実践するのは大変(不可能)かもしれないが、 自分のタイプを知っておくこと、そしていまの自分に役立つエピソードを覚えておくことは無駄ではないと思う。 本書で描かれている成功者(あるいは奇人変人)の生き様は、 もしかすると勇気を与えてくれるかもしれない。
Posted by
エビデンスによる成功法則検証 ここ最近、さまざまな通説を科学的に検証する本がはやっています。 「原因と結果の経済学」 「学力の経済学」 などなど。 これらの本と同じように成功法則を因果関係で検証するのかと思いきや、残念ながらそこまでのエビデンスは示せていません。 すなわち、相関...
エビデンスによる成功法則検証 ここ最近、さまざまな通説を科学的に検証する本がはやっています。 「原因と結果の経済学」 「学力の経済学」 などなど。 これらの本と同じように成功法則を因果関係で検証するのかと思いきや、残念ながらそこまでのエビデンスは示せていません。 すなわち、相関関係はありそうですが、因果関係を示しているわけではないという事になります。 とはいうものの、数字で示すことは重要で、数字をベースとした成功法則の分析本といった位置づけかと思います。 もうひとつ残念なのところは、ちょっと読みにくい。書き方がくどくて、ポイントが分かりにくい。 なので、物語としては楽しめますが、ポイントだけ拾い読みする人はちと辛い(笑) 本書では、幸福の4要素と行動として 幸福感=楽しむ 達成感=目標を達成する 存在意義=他社の役に立つ 育成=伝える として、それらにどれくらい時間をかけるのか、バランスをとるのか、を決め、それに近づくようにPDCAを回すこととしています。 結局、最後、成功者となるために覚えておくべき最も重要な事は 「調整すること(アライメント)」 としています。 成功は必つの特性の成果ではないので、「自分はどんな人間か」と「どんな人間を目指したいか」の二つを加味しつつ、バランスを調整すること ということです。 と締めくくっています。 ちょっと想定と違っていて残念(笑)
Posted by
色々な啓発本の要素がたっぷりと入ってる感じです。 盛りだくさんすぎて、しばらく手元に置いて読み返してみなければ〜。 追記:最後の章に書いてある「人生で本当に重要な唯一のことは、他者との関係である」。とどのつまり他者との関係を最適化できないと成功できないということか。 人間にと...
色々な啓発本の要素がたっぷりと入ってる感じです。 盛りだくさんすぎて、しばらく手元に置いて読み返してみなければ〜。 追記:最後の章に書いてある「人生で本当に重要な唯一のことは、他者との関係である」。とどのつまり他者との関係を最適化できないと成功できないということか。 人間にとって、 他者が最大の支援者であり、最大の敵でもあるということ。
Posted by
ふるいにかけられたリーダー チェンバレン ふるいにかけられていないリーダー チャーチル 成功は環境 自分のタイプと強みを知ったら、自分にあった環境を選べ 楽観主義者と悲観主義者には世界の味方に天と地との差がある セグリマンはそれを説明スタイルとよび、永続性、普遍性、個人度とい...
ふるいにかけられたリーダー チェンバレン ふるいにかけられていないリーダー チャーチル 成功は環境 自分のタイプと強みを知ったら、自分にあった環境を選べ 楽観主義者と悲観主義者には世界の味方に天と地との差がある セグリマンはそれを説明スタイルとよび、永続性、普遍性、個人度という3つのPによって説明した ストーリーがわたしたちの思考を支配し、多方面での成功を予言する 人間は自分のことを理解していると思う時に、人生に意味を感じる 健康な心は、自分が気を良くするような嘘をいう 悲観主義者の心のつぶやきは、もっと正確で現実的で、その結果、彼らは落ち込むことになる。真実はときに残酷だから 私達は表向き装う通りの人になる 自分のストーリーを編集したら、次にどうするべきか?役を演じきることだ 行動がわたしたちの信念に従う代わりに、私達の信念が行動によって形作られることが少なくない 行動は言葉より雄弁 いい人になる前に、善い行いをする 認知的再評価 もしも退屈というものに抵抗力ができれば、成し遂げられないものは文字通りなにもない 理想の結婚相手を見つける 最適停止問題 無能なものより自信過剰な物が危険をもたらす 仕事の大成功と家庭の円満は両立しない ストレスを消す特効薬はコントロール感
Posted by
エビデンス 最近よく聞く言葉です 証拠と訳すんでしょうか 成功法則ってたしかにエビデンスがないんですよね。 その人はたしかにそうやったかも知れへんけど… まあ自己啓発本にも多かれ少なかれそういうところがあります。 その中で僕はゲーム理論の囚人のジレンマしっぺ返し戦略は有効やと思...
エビデンス 最近よく聞く言葉です 証拠と訳すんでしょうか 成功法則ってたしかにエビデンスがないんですよね。 その人はたしかにそうやったかも知れへんけど… まあ自己啓発本にも多かれ少なかれそういうところがあります。 その中で僕はゲーム理論の囚人のジレンマしっぺ返し戦略は有効やと思います。 基本的に僕は友好的でありたいと思っています。 しかし裏切りには容赦してはいけないと思っています。 まあ「味方にすれば頼もしい」けど「敵にすれば恐ろしい」を地で行けるようにと思っています。 良いゲームとは 勝てること 斬新な課題が与えられること 目標があること 結果がフィードバックされること そしてゲームに勝つことでグリットやり抜く力がつくということです。 これって昔塾で定期テストの成績順に張り出してたのと近いですよね。 今は出来ないそうですが良い意味で競争を煽ることがグリットを鍛えるのは間違いなさそうです。 ただその競争に耐えれる子供達が減ったということですね。 試練を与えられるのは親だけということです。 うちの子供達にグリットが付けばそれだけでアドバンテージがあるということですね。 ただグリットと同じく大切なのが諦める力 そこに 願いwish 成果outcome 障害obstacle 計画plan があれば見切りをつけるかの判断がつきます。 NBAを目指したいと言うならそれは不可能ではないかも知れないですが確率はかなり低いですよね。 でもそれもどの時点で諦めるかは自分で決めないといけません。 司法試験も一緒ですねσ^_^;
Posted by
セルフコンパッションや自分をコントロールすることが幸せに繋がることは分かった。 だが文章が無駄に長い。これはエビデンス証拠を記しているからだとしているが、エビデンス表記よりも、ダラダラと戦争時の英雄伝説を述べているのが多すぎる。睡眠たマインドフルネスについての記述もあったが、そ...
セルフコンパッションや自分をコントロールすることが幸せに繋がることは分かった。 だが文章が無駄に長い。これはエビデンス証拠を記しているからだとしているが、エビデンス表記よりも、ダラダラと戦争時の英雄伝説を述べているのが多すぎる。睡眠たマインドフルネスについての記述もあったが、それならば他の本を読んだほうがいい。タイトルに吊られて買ってしまったが、収穫は少ない。
Posted by
成功する人の性格は? 何を持って成功といえるか。 様々な成功している人をあらゆる角度で調査している 最終的には友人が多いほうが人生に満足度が高いと結論
Posted by
概要: チャーチルやグレングールド: 変人が才能を発揮するケースもある; ズルをするか正直にいくか? (モルドバ, ギャングにおける信頼関係, ギバー/マッチャー/テイカー, ゲーム理論におけるしっぺ返し戦略)-> 自分から裏切るな、しかし仕返しはしろ、でもいつか許せ; や...
概要: チャーチルやグレングールド: 変人が才能を発揮するケースもある; ズルをするか正直にいくか? (モルドバ, ギャングにおける信頼関係, ギバー/マッチャー/テイカー, ゲーム理論におけるしっぺ返し戦略)-> 自分から裏切るな、しかし仕返しはしろ、でもいつか許せ; やりぬく力(grit)とあきらめる力; ストーリー(心に頼るもの, 悲観的リアリズムより若干の幻想, 夜と霧); ゲームに見立てる; ネットワーキングのコツ(もともとの友達から, ハブを見つける, 時間と予算を確保する, グループに参加する, つねにフォローアップをする=話しかけるネタづくり); メンターを探す; 傾聴する; 適切な自尊心のレベル; self compassion(自分に思いやりを持つ); テッドウィリアムズ; アインシュタイン; 睡眠と休暇大事; 幸福の4要素(幸福感; 達成感; 存在意義; 育成) 感想: 内容はとてもよいのに、訳本タイトルは最悪。内容は"残酷すぎる"みたいな露悪的なものではなくてバランスのとれたメッセージ。売りたいがために刺激的なタイトルをつけたのだと思うけどすごく残念。
Posted by
橘玲氏が紹介していたので、手に取った本です。世の中に氾濫している自己啓発の成功法則のほとんどは、著者の個人的な経験や歴史や哲学、宗教などに基づいたもので、科学的な裏付けがなく(エビデンスがない)成功するかどうかわからないものであり、この本では世の中にある成功法則をエビデンスベース...
橘玲氏が紹介していたので、手に取った本です。世の中に氾濫している自己啓発の成功法則のほとんどは、著者の個人的な経験や歴史や哲学、宗教などに基づいたもので、科学的な裏付けがなく(エビデンスがない)成功するかどうかわからないものであり、この本では世の中にある成功法則をエビデンスベースで評価した画期的な本です。 世の中でよく言われている成功法則を、実在する人物を取り上げながら、エビデンスを提示して検証していくのですが、それらを面白おかしくテンポよく説明していくので、楽しみながらあっという間に読んでしまいます。 成功法則の検証を紹介しますと、、、 優等生はルールに従う生き方をするため、良いリーダーにはなれるが、偉大なリーダーにはなれない。 成功の尺度でみたとき、「ギバー」は最下位と最上位の双方にいて、その中間に「テイカー」と「マッチャー(与えることと、受け取ることのバランスを取ろうとするタイプ」がいる。 「囚人のジレンマ」のゲームで最も強かったのは「しっぺ返し戦略」で、その成功から学べる4つの教訓は、 ①相手と妬まない、②自分から先に裏切らない、③協調であれ裏切りであれそっくり相手に返す、④策を弄さない エビデンスからわかる最強の対人ルール 1.自分に合った池を選ぶ、2.まず強調する、3.無私無欲は聖人ではなく愚人である、4.懸命に働き、そのことを周囲に知ってもらう、5.長期的な視点で考え、相手にも長期的視点で考えさせる、6.許す 永続性、普遍性、個人度の説明スタイルを悲観的なものから楽観的なものに変えるだけで、気分が楽になり、グリッド(やり抜く力)が増す。 生活にゲームの仕組みを活かせば、退屈な瞬間を愉快なものに変えられる。これを応用すれば、私たちは俄然仕事に打ち込めるようになり、人生でも成功をおさめられる。 上司へのゴマすりは効果がある。しかし、もっと誠実に得点できる方法がある。私の働きぶりはどうか?もっと成果をあげるにはどうすれば良いか?と上司に尋ねることだ。 お金は増やせるが、時間は有限だ。 目標を夢見た後にこう考えよう。「夢を実現する道のりに立ちはだかるものは何か?それを克服するにはどうすればいい?」つまり「IF - THEN」の実行意図を取り入れること 論争をなくし良い結果だけを得る4つのルール ①落ち着いたペースで話す、②傾聴する、③相手の気持ちにラベルを貼る、④相手に考えさせる 自分への思いやり(セルフ・コンパッション)のレベルが高い人は、現状認識も正確で、自己を責めることもない。一方、自尊心に重きを置く人は、事故の価値を証明することに執着する。 自信を持つために言えること ①自分を信じることは素晴らしいが、自分を許せることはもっと素晴らしい、②自尊心を自然なレベルに調整しよう、③それでも自信を高めたい?ならば獲得しよう、④インチキはしない 有意義な仕事に従事し続け、精一杯働いた者は、最も長生きした。 ボストン・コンサルティング・グループで、予測可能な休みを採用すると、従業員の勤務時間は減ったが、会社の業績は伸びた。 「ショートスリーパー」は人口のわずか1〜3%しかいない。睡眠不足の人は性格までネガティブになる。 私たちは選択権を持つことが好きだが、選択することは嫌いだ。選択肢があることは、可能性を意味するが、選択することは、その可能性を失うことを意味する。 幸福の測定基準は次の4つが必須要素。①幸福感=楽しむ、②達成感=目標を達成する、③存在意義=他社の役に立つ、④育成=伝える 多くの選択肢があるとき、人は2つの方法で対処する。「最大化」と「満足化」である。最大化とはすべての選択肢を探り、最高のものを得ようとする。満足化は、「これで十分」なものを得て満足する生き方だ。 自分の人生を選び、生きる科学的手順 ①時間の使い方を追跡調査してみる、②上司と話す、③「To Doリスト」には落とし穴がある。すべてを予定表にすること 、④自分がおかれた状況をコントロールする、⑤1日を首尾よく、予定した時間に終えよう
Posted by
私は自己啓発本が嫌いだ。ほぼ読んだことがない。非科学的で占いの範疇で論理的でないものが殆どだから。また教育論のように個人的経験にのみ立脚した視野の狭いものも多いし。 この本もタイトルはハッキリ言って嫌いだが、成功法則を科学的に解明し、かつ古今東西の物語を挟みながら面白く読めるよう...
私は自己啓発本が嫌いだ。ほぼ読んだことがない。非科学的で占いの範疇で論理的でないものが殆どだから。また教育論のように個人的経験にのみ立脚した視野の狭いものも多いし。 この本もタイトルはハッキリ言って嫌いだが、成功法則を科学的に解明し、かつ古今東西の物語を挟みながら面白く読めるようになっている。タイトルとは反対で、残酷どころか読後すごい納得感と多幸感を感じた。面白かったです。
Posted by