残酷すぎる成功法則 の商品レビュー

エリック・バーカー(著者),竹中てる実(訳者),橘玲

2020/07/10

成功法則をエビデンスに基づいて語っているこの内容は様々な角度から人に秘められた能力を無限に開発していくのはどうすればできるのかと言うことを順序立てて理解させてくれた。非常に啓発される本で不可能と思える出来事さえも科学的にエビデンスに基づいてしっかりと計画的に目標立てて継続努力するならば必ずや成果を出すことができるのだということがわかり、勇気付けされます。

2020/05/21

自己啓発本で語られている成功法則をエビデンスをつけて実証してくれる有意義かつお得な書物。

いい人は結局損する？楽観的と悲観的、どっちがいいの？じゃあ自信過剰と謙虚は？ワークライフバランスどんだけ大事なの？etc

個人的には、モルドバの悲劇としっぺ返し戦略がためになりました。

2020/02/11

自分の強みを見つける効果的な方法として「フィードバック分析」がある。仕事を始める時、自分が期待する成果を書き留めておき、後日実際の成果を書き込んで見比べる。これを繰り返すうちに、自分が得意なこと、不得意なことがわかるようになる

得意なことに費やす時間が多ければ多いほど、ストレスが軽減され、よく笑い、周りから敬意を払われているとより強く感じると証明されている

仕事を選ぶときには、一緒に働くことになる人びとをよく見ることですね。というのは、あなたが彼らのようになる可能性が高いからで、その逆はない。

面白いゲームに含まれる共通要素は、勝てること（Winnable）、斬新であること（Novel）、目標（Goals）、　フィードバック（Feedback）の四つだ。

大きな功績にしか関心を示さない者より、小さな成果を途切れなく感じている者のほうが、人生に対する満足感が二二％高い。

人びとは、失敗したことより行動を起こさなかったことを二倍後悔するという。なぜだろう？　私たちは失敗を正当化するが、何も試みなかったことについては、正当化できないからだ。

目標を達成するための行動をいつ、どこで、どのように取るかなど、ざっくりと計画しているだけで、学生たちが目標を実現できる確率が四〇％上がった。

有意義な仕事に従事し続け、精一杯働いた者は、最も長生きしている。
ここでの有意義な仕事とは、（ａ）自分にとって重要、（ｂ）自分が得手とする、の双方を満たすものを言う。自分が比類なく適していること（心理学者が言う「自分を特徴づける強み」）に従事する場合、その仕事は、幸せを増進する活動のなかで最強のものとなる。

１　幸福感　人生から喜びと満足感を得ていること
２　達成感　何らかの業績でほかに抜きんでていること
３　存在意義　身近な人びとに、ポジティブな影響を及ぼしていること
４　育成　自分の価値観や業績によって、誰かの未来の成功を助けていること
これらを「ビッグ・フォー」（幸福の四要素）

2020/02/02

この本は、いわゆる自己啓発本に書かれているような根拠のない成功法則を科学や実際の事件、出来事を基に証明し、新しい成功理論を導き出すという斬新な内容だった。
ほんまにたくさんの理論やデータが用いられていて、一回で全部を覚えて実践することは難しいと思った！
だから、印象に残ったいくつかを紹介したい！

成功するには「自分を知る」の一言に尽きる。とくに、自分が望むことを人生で成し遂げるためには、何よりも自分の強みを知ることだ。そして、シグネチャー・ストレングスを強調することが幸せを手にする鍵である

WNGF
Winnable,Novel,Goals,Feedbackの頭文字を取ったもので、この4つを含んだゲームを通して仕事や、困難をクリアしていくという方法。これはどんな成功法則よりも役に立つ！て書かれてた。前作ったゲームにもけっこー盛り込まれてる！
これは人生全てのことに取り込むことができて、何でもレベルアップを図ることができるめっちゃいいシステム

2020/01/27

自己啓発系の書籍にも書かれている例え話や蘊蓄などについて、改めてその根拠となった文献やエピソードに立ち返り、その本質を丁寧にかつわかりやすく教えてくれている。

2020/01/14

・「理想の結婚相手」を見つける理論が納得度高すぎる。
・ギバーでいる。
・日本語タイトルがもったいない。「常識的に考えてすぎていると成功できないよ、成功への正しい道って(残酷だけど)こういうところにあるんだよ」みたいなことを書いている本。

2019/12/05

成功に関する本はこれだけでいいと思えるような本。

自分が望んでいるものを考えて、自分の資質を見つけて、楽しんで努力していけよという内容。

いたずらに背中を押すでもなく、過剰な期待を持たせるでもなく、あくまで科学的根拠に沿って、仕事や対人関係のやり方を教えてくれる本だった。

2019/11/15

読み物として面白かったけど、自分か何かかわるか？といったら疑問。

ダニングクルーガー効果とかワークライフバランスについて仕事の成功と家庭は両立しなそうっていうのが面白かった。

心理学の定説も心理学科の生徒がサンプルになるからあてにならないとか。

2019/10/08

この手の本を読んだことある人には物足りない内容。
少なくともカーネマンのファストアンドスローやダンアリエリーを知ってる人には物足りない。

2019/09/29

【エビデンスに基づいた成功法則本】

原題はBREAKING UP THE WRONG TERRで見当違いをしているという意味。
個人的な見解ではなく、エビデンスに基づいて成功法則が書かれている。
最強の対人ルールや人脈づくりの5つのステップは参考になった。