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ほどよく距離を置きなさい の商品レビュー

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35件のお客様レビュー

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2022/07/22

帯に書かれている事が1番大切で分かりやすいかも。話の内容は弁護士という仕事を通しての人との関係性なので少し思っていた内容とら違ったかもしれないけれども客観的に見たらこういう事なのかなと思ったり。帯に書かれている事だけでも忘れずに覚えておきたいです。

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2022/07/10

弁護士である著者 『裁くのではなくもつれた糸をほどく』 という言葉がいい? 多くの人間関係の絡まりは 距離が近すぎるためにおこる。 本来の心地よい距離を保つことが できれば絡まりもない。 夫婦、親子、友人、仕事仲間、 自分と相手とは、どんな距離感なのか? また糸はもつれてないか...

弁護士である著者 『裁くのではなくもつれた糸をほどく』 という言葉がいい? 多くの人間関係の絡まりは 距離が近すぎるためにおこる。 本来の心地よい距離を保つことが できれば絡まりもない。 夫婦、親子、友人、仕事仲間、 自分と相手とは、どんな距離感なのか? また糸はもつれてないかな? と考えさせられる一冊。 相手のよさは、「ある」かどうかではなく 「見る」かどうか。  離婚相談を何件も担当した これが妻側から聞く離婚原因の中で 多いものだそうだ。 この中で当てはまるのは?と質問すると 以外と一つしかなかったり。 1 働かない 2 生活費を入れない 3 暴力を振るう 4 暴言を吐く 5 大酒飲み 6 浮気をしている 7 借金がある 8 子育てに協力しない 9 家事を手伝わない 嫌なところにフォーカスすればするほど そこがさらに、拡大されて見えてしまう。 たまに客観的にみるのもいいかもね。 良さを、みようと思えば見える、のかも。 『人は一番の本音を言わずに、 二番目を言いたくなる生き物』 『ほとよく忘れた人は幸福度が倍になる』 『誰かを救うのは法律ではなく 理解しようとする思いやり』 こころに響く言葉がたくさんあった。 時々読み返したい一冊。

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2022/04/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

最初は離婚裁判の話が中心で自分に重なる部分が少なかったのでつまらなかったが 読み進めていくうちに人との距離の置き方、コミュニケーション方法など興味深い言葉がたくさんあり大変勉強になったと思う 「正しいことを言うときはほんの少しひかえめに」 この言葉が1番自分に刺さった もっと早くこれを知っていたらと思うが、今からでも意識して人と関わっていきたいと思う 何度も読み直したい作品

Posted byブクログ

2022/01/23

読み始めから、心に響く、常に読み返したくなる言葉が次々と。 「話す」ことは「離す」ことであり「放す」ことにつながる。 だから、人に話すと心が少し軽くなることがあるんですね。 司法試験に向けて勉強する筆者に 「勉強さえすれば通る。あとはテクニックだ」と言った弁護士のお父様に対...

読み始めから、心に響く、常に読み返したくなる言葉が次々と。 「話す」ことは「離す」ことであり「放す」ことにつながる。 だから、人に話すと心が少し軽くなることがあるんですね。 司法試験に向けて勉強する筆者に 「勉強さえすれば通る。あとはテクニックだ」と言った弁護士のお父様に対し、 「文学好きの頭で通るはずがない」と内心反発していたというところは、去年行政書士の勉強をした私も思ったこと。 前向きな性格でたいがい過去に後悔はしない私でも、「ああしていれば」とか「こうだったら」と思うことはあります。 でも、 「過去にこだわっている限り、新たな道を選ぶことすらできない」 「最後に目的地へたどりつけるなら、どの道も間違っていない」 そう信じていきたいです。 「相手のよさは『ある』かどうかではなく『見る』かどうか」 これにはハッとしました。 もともと私の信条としていたことも。 「子は言うことは聞かないが、親の姿を見て学ぶ」 そして、 「本音を伝えることが、問題解決の第一歩」 でも、 「自分が言われたくないことは、相手にも言わない」 などなど。 人生後半に入った今(明日終わるかもしれませんが)、より幸せに生きるヒントをたくさん与えてもらえたと思います。

Posted byブクログ

2021/12/28

弁護士を目指す彼女のお母さんが薦めてくれた本。 人間関係を糸に例え、たくさんの絡まった心をほどいてきた湯川先生。 身の回りの人を素直に大切にしようと思えた。やさしい言葉には説得力がありました。ありがとうございしました。

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2021/11/27

スタエフで紹介されて読みたくなった本。一歩引き、程よく距離があるとき、人は不思議と優しくなれるということ。これは夫婦、子供や親、近所付き合いや友達、会社の同僚など、どの人にも当てはまり、さらには自分自身を見つめ直す際にも役立つ考え。 問題の真っ只中にいる時はそれしか考えられないが...

スタエフで紹介されて読みたくなった本。一歩引き、程よく距離があるとき、人は不思議と優しくなれるということ。これは夫婦、子供や親、近所付き合いや友達、会社の同僚など、どの人にも当てはまり、さらには自分自身を見つめ直す際にも役立つ考え。 問題の真っ只中にいる時はそれしか考えられないが、一歩引く・俯瞰してみることで問題が一部分であったり実は大したことでなかったりしてくる。 1人で生きてきたつもりでも、まわりの人に支えられ、生かされてきたのだと知る。 人は素直な気持ち、本当の気持ちを隠してしまいがちだが、そこに気づけた時にはいがみ合っていたとしても許せる心も芽生えてくる。一人一人の考え、価値観は違うから、そのことに理解し頷いてあげられる心のゆとりが大切。 心の糸をほどいていくという感覚、いいな。 281冊目読了。

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2021/09/04
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人間関係を壊して本当に後悔しているときに、 『言い足りなかったことは、言い足せばいいのだと。 言い間違えたことは訂正すればいいし、言いすぎたことは謝ればいいのです。』 と言う、言葉が胸に刺さり実行しました。 そのお陰で和解ができましたし、自己成長へと繋げることができました。

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2021/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

~ささった言葉3選~ 1.「長生きは、もつれた糸を幸せな結末に結び直す人生のボーナスタイム」 2.「正しさを追求していると解決から離れていくことがある」 3.「相手を打ち負かした高揚感は、相手を裁いたむなしさに変わる」 90歳にして現役の女性弁護士が人間関係の距離感の極意について書かれている本だけに、大変説得力があります。

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2020/09/05

良書。 90歳、弁護士現役、能が趣味。人格者でない訳が無い。 少し待ってから、柔らかく話す。相手に勝つことは幸せになるとは限らない。 鍋の底洗う、洗わない論議は無意味は、その通りだと思った。

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2019/10/16
  • ネタバレ

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90歳を超える弁護士先生の著書。 90歳を超えてなおこの内容を書けることが単純にすごいというのが1点。 もう1点は、法律家である著者であるからこそ、「正論」を振りかざすことの悲しみや愚かさを知り、「赦す」ことや「あきらめる」ことで自分を癒し、前を向いて生きていくことの方がその人にとって大切なことなのだということを良く知っているのだと思う。 現代の日本社会は、SNSや掲示板の進化により、各個人の「正論」や「正義」を大義名分に、他者を叩くこと、攻撃することが当たり前になってきている。また、他者と自分とを比べ、他者が自分よりも「得」をしていると感じた場合にその攻撃はエスカレートしていく傾向がある。 そんな現代だからこそこのような本に目を通し、こういう視点からのモノの見方をあらためて思いなおす必要があると感じる一冊である。

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