きまぐれな夜食カフェ の商品レビュー

古内一絵(著者)

2022/06/08

それぞれの悩み、それを伝える相手がいることの穏やかさ。相手のことをありのまま受け止める寛容さ。誰にも、そのような人がいたら。人は変われる。変わろうとすることを続けていくこと。

2022/05/27

魅力的な『マカン・マラン』のオーナーのシャールさん。今回はちょっと出番少ない？と思うけど締めるところはちゃんと締めてくれますね。カッコいいです。シャールさんに私のための料理を作って欲しいなぁ。

2022/05/24

悩める人の人物設定や背景にいつもハラハラします。最後はいつものマカンマラン。お決まりですが、泣けるし、心地よい。すみっこごはんと似たような展開ですが、マカンマランのオリエンタルな雰囲気も大好きです。大規模度ハート♥️♥️♥️

2022/05/16

「マカン・マラン」第三弾です。

他人をネットで叩くことでしか自分の存在価値を
高める術を知らない女性が登場します。

自分の居場所を見出せず、さまよう若者や、自ら
進んで生きていく人生を忘れてしまった主婦、な
ど今回も誰にでも当てはまりそうなエピソードが
繰り広げられます。

説教めいたことは全くありません。

ただ答えはあなたがすでに出している。と背中を
ポンと押すことで救われるのです。

優しい気持ちになれる一冊です。

2022/05/13

お話がパターン化されているため、
前半の気が滅入るような、人々が抱える負の部分をもうこの際さーっと読み飛ばして、
シャールさんの言葉だけを聞きたい衝動に駆られてしまう。
が、なんとかその気持ちをこらえ、最後まで読了。

わたしたちはふだんどれだけ人の心に
良い意味で突き刺さる言葉を投げかけれているだろう？
傷つける言葉は簡単なのに、
思いやれる言葉は受け取る人によって微妙に食い違う。
思いやったつもりで傷つけてはいないか？

この本を読むたび、言葉の持つ難しさを感じる。
シャールさんはいつもあたたかい。

2022/05/10

グルメ小説にハマって飽きてきていたが、「このシリーズは面白いから」と読んでみた。
読んだ感想としては、やっぱり読んで良かった〜〜！お料理が美味しそうだし、シャールの言う言葉一つ一つが素敵。
タルトタタン、食べたことないけど美味しそう。
第3話の失恋の話も、衝撃的だけど切なくて、よかったなあ

2022/05/10

料理にも伝統がある。日本のみならず、それは各国全てにおいてだ。その伝統を知る事で普段食べているその料理も更に美味しさの深みが増すと感じた。
気付いたら物語にどっぷりと入り込んで夢中になって読める一冊。

2022/05/08

イライラしたら、夜な夜な作り置きをする。
自分の中の毒を、美味しいものにしてしまうなんて、素敵だなぁと思った。早速、イライラしたら漬け込みたい。

2022/05/08

体に良い食べ物を摂らなければ、と思います。今回もいろんな人の不惑に寄り添ってくれるマカン・マランの料理に癒されました。そして新しい一歩を踏み出していける勇気ももらった気がしました。楽しめました。

2022/05/07

どのお話も「そういう状況は苦しいよなぁ」と思ってしまうもので、やるせない感覚を抱いたり、ため息を着いてしまう。でもそんな落ち込んでいる時にマカン・マランという少し変わったお店と、心温まる料理、それからシャールさんや常連さんたちとの出会いが主人公と読者を癒してくれるのだろうと感じた。