カレーライスを一から作る の商品レビュー
約9か月の月日をかけて、野菜/米の種まき~栽培~収穫、鶏肉の屠殺、皿/食器づくりなどを経て、カレーライスを「一から」作った。 様々な体験から感じたのは「あたりまえ」のありがたみ。何事においても「人の都合」で動物も植物も生死が決まり、だからこそ「(命を)いただきます」の重みになるだ...
約9か月の月日をかけて、野菜/米の種まき~栽培~収穫、鶏肉の屠殺、皿/食器づくりなどを経て、カレーライスを「一から」作った。 様々な体験から感じたのは「あたりまえ」のありがたみ。何事においても「人の都合」で動物も植物も生死が決まり、だからこそ「(命を)いただきます」の重みになるだと、改めて心に沁みた。
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ルーから作る、ではなく、一から作る。 ゼロからではない。人間が何かをゼロから作るなんてことは不可能だから。 植物も種がいる。 やはりぶつかる壁は育てたホロホロ鳥やウコッケイを屠って「肉」を取るところ。 私もそうだけれど、植物を収穫したり雑草を抜いたりするのは抵抗がないのに、動...
ルーから作る、ではなく、一から作る。 ゼロからではない。人間が何かをゼロから作るなんてことは不可能だから。 植物も種がいる。 やはりぶつかる壁は育てたホロホロ鳥やウコッケイを屠って「肉」を取るところ。 私もそうだけれど、植物を収穫したり雑草を抜いたりするのは抵抗がないのに、動物を殺して肉を食べるのには抵抗があるのは、人間の都合のいい発想なのだ。 ペットと家畜や獲物は違う、とか、果物はいいけど鶏はかわいそう、とか。 植物だって生きてる命なのだ。 ウコンは苦いことを忘れてはいけない。
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中学生くらいの人に読んでほしいな…… p180「世界中、どこの民族もペットは食べない」 p184「クマはサケをなんのためらいもなくとって食べる。(中略)食べるくせに、殺すのを嫌がるというのはちがうと思います」 p185 「塩と人工添加物以外は、全てに命がある」 p186 「たとえ...
中学生くらいの人に読んでほしいな…… p180「世界中、どこの民族もペットは食べない」 p184「クマはサケをなんのためらいもなくとって食べる。(中略)食べるくせに、殺すのを嫌がるというのはちがうと思います」 p185 「塩と人工添加物以外は、全てに命がある」 p186 「たとえば、若い葉っぱを食べることをどう思う?成熟して、古くなった葉っぱより、新鮮な若い葉っぱのほうがおいしいよね?でも、それは葉っぱの『生』をまっとうさせていないじゃない。そのことはどう思うの?申し訳ないと思う?』 (中略) 「葉っぱには……何も感じません」 p133 「自然に死んだ動物の死がいを食べる民族は、どこにもいない」 動物を殺して食べるのは残酷=動物を殺す人は残酷=屠畜の仕事をする人を差別する これからの世ではもうこういう差別を克服しなければ
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なんかの雑紙で紹介されていて気になって借りた本! 面白い!とっても面白い試み!!!!!!! ホントに一からカレーライス作ります。米も、ダチョウもヒナから育てて締めます!すごい!!!! いろんな紆余曲折があり、ダチョウに決めたもののヒナがうまく育たず途中で死んでしまったり、他の...
なんかの雑紙で紹介されていて気になって借りた本! 面白い!とっても面白い試み!!!!!!! ホントに一からカレーライス作ります。米も、ダチョウもヒナから育てて締めます!すごい!!!! いろんな紆余曲折があり、ダチョウに決めたもののヒナがうまく育たず途中で死んでしまったり、他の鳥に決めたものの、懐きすぎてしめることができなくなりそうになり、みんなで意見を出し合ったり。 そんなとき、関野先生がいろんな国のいろんな習慣や、食べ物というものそもそもの考え方を説いて生徒たちに考えさせるという授業もする。 その際に、鶏肉を作る工場の人も呼んで講義してもらったりと。さまざまな観点から食べ物を食べるまでの在り方を学ぶ面白い授業でした。 いろんなのとをホントに考えさせられます。 肥料も合成肥料がとてもいい。わけではなかったり、案外無くても丈夫に育つことが分かったり、虫を駆除し続けることもあまり良くなかったり、共存共栄をし続ける農家もあれば、楽さからやはり駆除するところもあるし。 そういう意味で、有機野菜、無農薬を食べるっていうのは共存共栄の後押しになるんだな。わたしの体だけにいいわけでは無く、そうかそもそも全てにおいていいわけだ。 と、読みながら納得する次第でした。
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スパイスから野菜まで、器からスプーンまで一からカレーライスを作った武蔵野美生のプロセスを追った本。育てた鳥を屠るかどうか、化学肥料を使うかどうか、学生の葛藤とそれを読んでる自分の葛藤が重なった。 プロジェクトを指揮しているのは冒険家として海を渡った旅記録「グレートジャーニー」で...
スパイスから野菜まで、器からスプーンまで一からカレーライスを作った武蔵野美生のプロセスを追った本。育てた鳥を屠るかどうか、化学肥料を使うかどうか、学生の葛藤とそれを読んでる自分の葛藤が重なった。 プロジェクトを指揮しているのは冒険家として海を渡った旅記録「グレートジャーニー」で有名な関野吉晴先生。
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カレーっていうと、簡単でおいしいもの。 それを一から作るという学生さんの体験は、率直に羨ましいと思いました。 こういう体験を日常ではしない私たちの想像力に訴えかけてくる本でした。 だけど文が読みやすくて、ふりがなもあるので、ある程度の学年になれば親子で読書するのに良いと思います...
カレーっていうと、簡単でおいしいもの。 それを一から作るという学生さんの体験は、率直に羨ましいと思いました。 こういう体験を日常ではしない私たちの想像力に訴えかけてくる本でした。 だけど文が読みやすくて、ふりがなもあるので、ある程度の学年になれば親子で読書するのに良いと思います。
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面白かった。 武蔵野美術大学のゼミで、カレーライスの材料を一つ一つ米、野菜、肉、塩から作りながら、カレーをつくる。 指導者の関野先生も、学生たちが「ダチョウの肉がいい」といえば、ツテを辿って雛を手に入れ、飼う場所や飼い方を調べてくれる。また「それは難しいから駄目」とは言わないとこ...
面白かった。 武蔵野美術大学のゼミで、カレーライスの材料を一つ一つ米、野菜、肉、塩から作りながら、カレーをつくる。 指導者の関野先生も、学生たちが「ダチョウの肉がいい」といえば、ツテを辿って雛を手に入れ、飼う場所や飼い方を調べてくれる。また「それは難しいから駄目」とは言わないところが凄い。 学生たちは草むしりの大変さ、雛の可愛さ、成育を心配したり、一つ一つについて向き合っていく。 特に終盤の食べる為に飼っていた鶏たちを殺すところ。 かわいいから殺さない、も人間の都合だ、と言っていたのも考えさせられた。 その葛藤をしないことが普段私達が逃げている狡いところなんだなぁとわかった。
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2019.11月。 生きるために命をいただいている。響いた。食べものが自分の命になる。大切にしたい。子どもたちにも読んでほしい。伝わるはず。
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簡単に言ってしまえば、食育の本。 学生たちが、材料をスーパーで買う事なく一からカレーライス作りに挑戦しています。 この本のすごいところは、ほんとに全てを一から作っていて、びっくりしながら手に取りました。 野菜は種、肉は雛、塩は海水、器は土、スプーンは竹からというような感じ。ここま...
簡単に言ってしまえば、食育の本。 学生たちが、材料をスーパーで買う事なく一からカレーライス作りに挑戦しています。 この本のすごいところは、ほんとに全てを一から作っていて、びっくりしながら手に取りました。 野菜は種、肉は雛、塩は海水、器は土、スプーンは竹からというような感じ。ここまでやるか…と驚きの連続でした。 普段肉や野菜を食べたり、蚊をつぶすことを普通にやっているのに、植物の剪定で枝を切る時や部屋に入ってきた虫を潰さないように外に出すときに、私は可哀想と感じる。 人間って変だよな、何でだろう、と思った事があります。それに近いことも書かれていて、この学生たちと一緒に改めて考えさせられました。 あと、自分たちでは簡単に経験できないことを、本にしてくれていて感謝の気持ちがわきました。この経験が一冊になってて、読めるのってすごい。 忘れがちだけど、食べるってどういう事で、どんな風に食卓に並ぶのか、意識したいと思いました。
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私がノンフィクション好きなので子供の読書感想文用にすすめてみました。 某大学の学生によるカレーライスプロジェクト。 野菜や米やスパイスを栽培し、塩は海から取ってきて、肉もヒナから育て。。。まさに一からのカレーライス! 苦戦する様子が子供も面白かったようです。ヾ(´∀`)ノ
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