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友情 の商品レビュー

4.3

68件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

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2018/04/04

このお二人が親友同士とは、平尾さんがお亡くなりになるまで全く知らなかった。 そして、この本を読んで、ホントに親友だったんだということがわかった。 一流の人は一流の人同士、通じ合うものがあるのだと羨ましく思う。 一流の人はまた孤独でもあるのだろう。その孤独が引きあったのかもしれない...

このお二人が親友同士とは、平尾さんがお亡くなりになるまで全く知らなかった。 そして、この本を読んで、ホントに親友だったんだということがわかった。 一流の人は一流の人同士、通じ合うものがあるのだと羨ましく思う。 一流の人はまた孤独でもあるのだろう。その孤独が引きあったのかもしれない。

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2018/03/28

2018/3/27 プレーは叱っても人格は責めない あとで必ずフォローする 他人と比較しない 長時間叱らない

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2018/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

涙なくしては読めなかった。 このふたりほんとにに魂で結ばれた友情だったんだ。 あんな屈強なラガーマンが53歳の若さで逝ってしまうなんて。 読み終わってから見る表紙の二人の笑顔がせつない。 けどラグビーを通して出会い、6年間のそして最後の1年の濃密な友情を確固たるものにできてふたりは幸せだったと思いたい。

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2018/03/10

読み終わって、胸がいっぱいになったまま もう一度表紙を見る。 少年の様に屈託のない笑顔の平尾氏と その隣にいられることが幸せで仕方がないという表情の山中先生。 固い友情で結ばれていた二人が もう会うことができないのだということが 切ない。 今は癌に効くと言われている治療法が 玉...

読み終わって、胸がいっぱいになったまま もう一度表紙を見る。 少年の様に屈託のない笑顔の平尾氏と その隣にいられることが幸せで仕方がないという表情の山中先生。 固い友情で結ばれていた二人が もう会うことができないのだということが 切ない。 今は癌に効くと言われている治療法が 玉石混合で山ほどあるのだそうだ。 その中からひとつひとつを真剣に検討し 我が事以上に懸命に調べ回ったという山中先生と 『山中先生にすべてお任せする』と決めた平尾氏。 平尾氏が亡くなり、山中先生は 助けてあげられなくてごめんなさいと 号泣したという。 人は何歳になってもここまでの友情を結ぶことができるのか。 お二人の素晴らしさだけでなく それを支えたそれぞれのご家族の存在も とても素敵でした。 平尾さん、今もきっと天国から 山中先生を応援しているんだろうなぁ。

Posted byブクログ

2018/02/28

稀代のラガーマン=平尾誠二が亡くなった。 第1章は、信頼しあう熱い友情関係にあるノーベル賞受賞者=山中伸弥の述懐。山中は大学時代3年間だけラグビーをやっていたとのこと。40代での二人の出会い、付き合い方が語られる。 第2章は、平尾の妻である惠子夫人の述懐。大人の男の友情の熱さが語...

稀代のラガーマン=平尾誠二が亡くなった。 第1章は、信頼しあう熱い友情関係にあるノーベル賞受賞者=山中伸弥の述懐。山中は大学時代3年間だけラグビーをやっていたとのこと。40代での二人の出会い、付き合い方が語られる。 第2章は、平尾の妻である惠子夫人の述懐。大人の男の友情の熱さが語られる。 第3章は、平尾の生前、平尾×山中の対談記録。テーマ別に4編。それぞれ山中の補説が付く。 以下に印象に残った部分を引用する。 ~~~~~ 「人を叱る時の四つの心得」 ープレーは叱っても人格は責めない。 ーあとで必ずフォローする。 ー他人と比較しない。 ー長時間叱らない。 ~~~~~ 「ボスざるの条件・・・ 親の愛情を受けて育った。 雌ザル子ザルに人気がある。 離れザルになるなど逆境を経験している。」 ~~~~~ (山中がiPS細胞でノーベル賞を受賞する二年も前の対談で) 「平尾さんは、iPS細胞についてかなり勉強してきてくださり、鋭い質問をいくつも僕に投げかけてきました。・・・真のインテリジェンスとは、こういうことを言うのだと思います。 ~~~~~ 研究者としての才能・・・「常識を疑う力」といえばいいでしょうかね。 ~~~~~ 高地へ行って・・・赤血球を増やすしたりする・・・赤血球を増やすような薬を注射する。・・・でもその境界線には明かな壁がある訳わけではない。人間が作ったルールに過ぎない。 ~~~~~ 留学中にプレゼンテーションのやり方も学びました。・・・プレゼン力をつけることで、実験の組み立て方、思考方法、研究のあり方そのものも変りましたね。自分の人生が変わったと思うくらい。 ~~~~~ スポーツを自分の意思でやるものとしてエンジョイしているイギリス人の 姿を見て、「スポーツは文化なんだ」と実感できた。 ~~~~~

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2018/02/23

薄っぺらいかも知れないが、「一流」とはこういうことなのだと強く思わされた。 一人一人が一流、二人合わせて一流。 凡人がいかに努力しても無理なのかも知れない。 お互いが一流だからこそ本当の友になれたのではないだろうか。 私にはそういう友は今のところ残念ながら居ないのだが、それは自分...

薄っぺらいかも知れないが、「一流」とはこういうことなのだと強く思わされた。 一人一人が一流、二人合わせて一流。 凡人がいかに努力しても無理なのかも知れない。 お互いが一流だからこそ本当の友になれたのではないだろうか。 私にはそういう友は今のところ残念ながら居ないのだが、それは自分自身が一流ではないから仕方のないことなのだろうか。 一生懸命というだけではない何か、その何かとは一体何なのだろう?

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2018/02/16

お互いに尊敬し信頼し合えるすばらしい友情。山中さんが救えなかた悔しさを心にかかえているのを知った。第3章の二人のはじめての対談はこの先のips細胞の研究やラグビーを通してのリーダー論など刺激になる内容だった。二人が意気投合している様子が伝わってきた。

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2018/02/12

◯人間って、「誰かに怒られるからミスしたらあかん」と思うと、知恵が働かなくなって、さらにハイクオリティのところにいけなくなってしまうんです。(178p) ◯「しゃあない、こんなこともある。でも、なんとかなるわ」という気持ちで理不尽に臨んでいける奴、そのなかで生きていける奴でない...

◯人間って、「誰かに怒られるからミスしたらあかん」と思うと、知恵が働かなくなって、さらにハイクオリティのところにいけなくなってしまうんです。(178p) ◯「しゃあない、こんなこともある。でも、なんとかなるわ」という気持ちで理不尽に臨んでいける奴、そのなかで生きていける奴でないと、何をするにも絶対無理ですわ。(195p) ◯アメリカの技術は進んでいるけど、日本にはこれがあるから決して無視できないんだ、と思わせるもの。伝家の宝刀みたいなものを持たなきゃいけない。(206p) ★決して泣き言を言わない平尾さん、全力で救おうとした山中さん、二人の心のきれいさが印象的だった。

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2018/02/05

素晴らしい方が若くして亡くなることは大きな損失です。平尾さんと山中さんの友情はよく分かりました。 それ以上に二人の対談は興味深いものでした。 人生は理不尽なものであり、それを楽しむぐらいでないといけない。ラグビーボールはどこに転がるか分からない。それは人生が理不尽なことを表してい...

素晴らしい方が若くして亡くなることは大きな損失です。平尾さんと山中さんの友情はよく分かりました。 それ以上に二人の対談は興味深いものでした。 人生は理不尽なものであり、それを楽しむぐらいでないといけない。ラグビーボールはどこに転がるか分からない。それは人生が理不尽なことを表している、そんなラグビーが好きという平尾さん、素晴らしい。

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2018/02/02

印象的なのは平尾妻が山中の治療法に疑念を持ち、他も照会しようとしたが、平尾が拒否した所だな。これは単なる美談ではなく、治療法の選択という患者や家族にとっての重大問題。山中は癌の専門医ではない、山中もそれなりに手は尽くしたのだろうが、平尾は山中を信じて、結果的には死なせてしまった。...

印象的なのは平尾妻が山中の治療法に疑念を持ち、他も照会しようとしたが、平尾が拒否した所だな。これは単なる美談ではなく、治療法の選択という患者や家族にとっての重大問題。山中は癌の専門医ではない、山中もそれなりに手は尽くしたのだろうが、平尾は山中を信じて、結果的には死なせてしまった。他の方法でも手遅れでダメだったかもしれない。ただし、家族としてはタラレバの気持ちは残るであろう。 それ以前の問題点として発見が遅すぎる。平尾は検診を受けていたのか?その辺が明らかになっていない。

Posted byブクログ