1,800円以上の注文で送料無料

友情 の商品レビュー

4.3

68件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/09/06

研究者とスポーツの監督という立場での会話だけれど、その内容は子育てにも家庭の在り方にも、教育の考え方にも通じるものがあると思った。 子供にも薦めてみました! ひとを叱る時の四つの心得は、胸に刺さった。 世の中の理不尽なものも受け入れ、その中でいかに希望を見つけて楽しんでいくか、悩...

研究者とスポーツの監督という立場での会話だけれど、その内容は子育てにも家庭の在り方にも、教育の考え方にも通じるものがあると思った。 子供にも薦めてみました! ひとを叱る時の四つの心得は、胸に刺さった。 世の中の理不尽なものも受け入れ、その中でいかに希望を見つけて楽しんでいくか、悩んだ時に読みたい一冊になりました。

Posted byブクログ

2022/07/02

優れたスポーツ選手は数多いるが、『男前』という言葉が相応しいのは平尾と千代の富士のみというが当方の見解。 平尾がこんなに早く亡くなったのはショックで、本作、ようやく読んだ次第。やっぱカッコええなぁ。 それしか言葉が思い浮かばん。

Posted byブクログ

2022/02/11

普段あまり読まないジャンルの本だけど、読書仲間に勧められて読んだら面白かった。 平尾誠二の闘病に関する話題は正直辛かったけど、家族や友人の語る人となりはとても魅力的。 そして、家族はやはり(科学的根拠に乏しい)色々な治療法にも心が揺れるものなんだな、と思ったし、山中教授のような信...

普段あまり読まないジャンルの本だけど、読書仲間に勧められて読んだら面白かった。 平尾誠二の闘病に関する話題は正直辛かったけど、家族や友人の語る人となりはとても魅力的。 そして、家族はやはり(科学的根拠に乏しい)色々な治療法にも心が揺れるものなんだな、と思ったし、山中教授のような信頼できる友人がいたのは慰めだなと思う。 巻末に収録されている平尾誠二と山中伸弥の対談も、世界の中のこれからの日本、みたいなテーマのものが(※テーマ5 世界の壁にどう立ち向かうか)特に面白かった。

Posted byブクログ

2021/07/03

40代でバリバリ仕事をしている中で、こんなにも親友という関係が築ける人に出会えた二人をうらやましく思います。 と同時に、医師として病でその友を失う無念さ、悔しさ、無力さはいかばかりかと。 お二人の人間性のすばらしさを再確認。

Posted byブクログ

2021/04/13

チームワークは助け合いではない。個人がその責任を果たす事。 叱られたくないからプレーをするのでは、いつまでも伸びない。 コロナの時代において、私の役目は何だろうかと考えます。そして為政者の役割は何だろうかとも考えます。 亀裂を深めてしまうとチームも何も、ただの烏合の衆に成り下が...

チームワークは助け合いではない。個人がその責任を果たす事。 叱られたくないからプレーをするのでは、いつまでも伸びない。 コロナの時代において、私の役目は何だろうかと考えます。そして為政者の役割は何だろうかとも考えます。 亀裂を深めてしまうとチームも何も、ただの烏合の衆に成り下がってしまう。勝てるものも勝てなくなってしまう。日本のチームワークはどうなるのか気になるところです。

Posted byブクログ

2021/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

NHKBSの番組を見て感動し、その勢いで拝読しました。何故だか分かりませんが涙が溢れてきて。どうして山中さんがここまで平尾さんのためできて、平尾さんがどうして山中さんをここまで信頼できたのか。平尾さん、それは苦しかったはずなのに、どうして周りに優しくできるのか。二人がここまでお互い信頼できるのは、二人が真の「大人」だからなのでしょうね。この年になっても、「真の友」と出会い、関係を構築できるとは素晴らしい、そういう「本当の大人」になりたいと、「ただの大人」の私は思いました。

Posted byブクログ

2020/07/08

40代を過ぎて初めて出会った同級生。ラグビー界のレジェンドとノーベル賞学者。53歳で早逝した平尾誠二と山中伸弥の友情を描いた感動作。 亡くなる6年前に雑誌の対談で出会い意気投合、親友となり家族ぐるみの交流。ガンの発覚。医学者の一人として親友の治療の助言、達観した見事な死に様、親...

40代を過ぎて初めて出会った同級生。ラグビー界のレジェンドとノーベル賞学者。53歳で早逝した平尾誠二と山中伸弥の友情を描いた感動作。 亡くなる6年前に雑誌の対談で出会い意気投合、親友となり家族ぐるみの交流。ガンの発覚。医学者の一人として親友の治療の助言、達観した見事な死に様、親友を助けられなかった後悔。全てが事実として読者の心を打つ。 大学でラグビーをやっていた山中伸弥氏にとって同級生の平尾誠二氏はスーパースター。その平尾誠二の晩年の生き様が実に格好いい。 涙なくして読めない一冊。名著といっても良いだろう。

Posted byブクログ

2020/06/02

落涙。山中先生の弔事から医師としての無念さと平尾さんへの友情を感じる。ミスターラグビー平尾さんは本当にかっこいい人だったんだなぁ。 2019年の日本でのワールドカップ、見てほしかったなぁ。

Posted byブクログ

2020/05/05

闘病生活の作品と言えば真っ先に浮かぶのが「男」藤田が段取りを整え脳挫傷で苦しむ常石騎手の奥様に書かせた作品がすぐに浮かんでくる。憐れむよりもやはり周囲の方たちの男気を感じて涙が出てくる。 僕のアイドルと言えばやはりきっかけをくれたサントリーの本城さんと吉野さん。なぜか松尾さんに...

闘病生活の作品と言えば真っ先に浮かぶのが「男」藤田が段取りを整え脳挫傷で苦しむ常石騎手の奥様に書かせた作品がすぐに浮かんでくる。憐れむよりもやはり周囲の方たちの男気を感じて涙が出てくる。 僕のアイドルと言えばやはりきっかけをくれたサントリーの本城さんと吉野さん。なぜか松尾さんには興味がわかず同じポジションの釜石の洞口さんに興味を示し、強い慶応大を作り上げた上田監督にひかれ、なんと言っても最大のアイドルは華麗な影に数々の故障を抱え戦い抜いた平尾誠二さんなんだと思う。 「友情」 フィールドの外でも最後まで戦い抜いた平尾さんの闘病生活を共に過ごした家族とノーベル賞の山中伸弥の闘いの記録です。気が付けばもうすぐ4年なんですよね。オールド世代で昨年のラグビーワールドカップを見て平尾さんの姿を思い浮かべなかった人はいないと思う。本を読んでいても文章が頭に入るというよりもフィールドで活躍した名シーンが頭に浮かび、集中できずに困った。改めてご冥福をお祈りいたします。

Posted byブクログ

2020/05/02

人間万事塞翁が馬 ラグビーボールがどこに飛ぶか分からないように、人生はなにがあるか分からない。 リスペクトを持った友情から、自分の経験を交えた対談を通して、どんどんレベルアップしていく内容に感動を覚えた。

Posted byブクログ