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死刑にいたる病 の商品レビュー

3.7

429件のお客様レビュー

  1. 5つ

    70

  2. 4つ

    182

  3. 3つ

    136

  4. 2つ

    19

  5. 1つ

    4

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2024/09/05

全体的に灰色がかった色味の話の中で、 主人公が心理的にサイコパスに取り込まれていたときだけ色彩が宿ったような感じ。 残り1/5くらいから一気な色が入り乱れて展開が進む。 プロローグの人物は、金山?

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2024/08/30

えぐい 重い 阿部サダヲさん好きになったから読んでみたけど映画観なくてよかった 多分怖すぎる あと登場人物少々多かった

Posted byブクログ

2024/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでいる時はほんとに自分も榛村にひかれる感覚があった。だけど、読み終えた時には榛村の思うがままであり、面白かった。 また読み始めはシリアルキラーなどインパクトの強いテーマであったので、すいすい読めて、読み切るまでもすぐであった。 すごく、共感できるところも多くお気に入りです。。

Posted byブクログ

2024/08/22

題名が秀逸ですね。 ストーリーの全てを物語っています。 映画では連続殺人鬼のハイムラを阿部サダヲさんが演じているようですが、美男子と描かれていることはさておきピッタリだなと思いました。 あの吸い込まれるような瞳がハイムラっぽい。 かなり残酷な描写もありますが、ifがあるならこん...

題名が秀逸ですね。 ストーリーの全てを物語っています。 映画では連続殺人鬼のハイムラを阿部サダヲさんが演じているようですが、美男子と描かれていることはさておきピッタリだなと思いました。 あの吸い込まれるような瞳がハイムラっぽい。 かなり残酷な描写もありますが、ifがあるならこんなことにならなかったのではと少し切なさもあります。 エピローグを読んだ後の妄想がとまりません。 もしかしたらこんな事があったのかも、そしてこの先に何が起きるのか…色々な考察ブログを読み漁ってしまいました。

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2024/08/21

 もともと、櫛木理宇さんのことはこの作品を読みたいと思ったことから知りました(映画は観ていませんが、多分映画化されたから知った感じです)。なので、お安く手に入れた途端、積んであればいつでも読めると…いつまでも積んで、そして櫛木理宇さんの他の作品を読みまくっていました!でも結構この...

 もともと、櫛木理宇さんのことはこの作品を読みたいと思ったことから知りました(映画は観ていませんが、多分映画化されたから知った感じです)。なので、お安く手に入れた途端、積んであればいつでも読めると…いつまでも積んで、そして櫛木理宇さんの他の作品を読みまくっていました!でも結構この作品読まれている読書家さん多いので、一大決心をして読んでみることにしました(;'∀')  物語の主人公は、大学生の筧井雅也…中学までは成績優秀で周囲からの期待も厚く同級生を見下していたような生活を送っていたが、高校で挫折し現在はFランと呼ばれる私立大学に通学し鬱屈した大学生活を送っている…。そんな中、以前通っていたパン屋を経営していた榛村(はいむら)大和から手紙が届き、死刑判決を受けた9件の殺人事件のうち1件は身に覚えのない冤罪であることが記されていた。榛村大和はシリアルキラーとして世を震撼させた人物で、立件された9件を含めて24件の少年少女の事件に関わっているとされていた…。雅也は榛村と面会した上で、榛村の過去や概要について調査をはじめるのだが…。  榛村が関わった事件や過去の描写のについて、結構キツイものがありましたが何とか読めました。榛村と関わることで雅也が変わっていく…これ、洗脳??自身で気づかないまま、取り込まれていく過程が怖いっ…!!しかも、エンディングはちょっとホッとさせておいて、そうくるか!!的な…感じでした。このあと、どうなっちゃうのかも気になるところです。

Posted byブクログ

2024/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学生の筧雅也のもとに、24件の殺人容疑で逮捕され、そのうち9件で立件・起訴・死刑判決を受けている榛村大和からの手紙が届く。 大和から、死刑判決が出た9件中、1件は冤罪なので立証してほしいと頼まれる。 なぜ自分が頼まれたのか?戸惑いながらも雅也は大和の過去を、事件を調べるうちに次第にのめり込んでいく。 大和の過去を知るために、雅也は大和と関わりのあった人々の話を聞く。稀代の連続殺人鬼と皆は知ってるはずなのに、大和に抱く印象がそれぞれであまりにも違うため、読みながら大和の人物像が掴めず戸惑ってしまった。その戸惑いのためか大和をもっと知りたいと思うようになっていた。そして雅也にも感情移入してしまう。 全ての真実を知ったとき、ゾッとした。 大和は「やれ」と直接言わない。あくまで選択肢を与えるだけ。選択肢を与えられた方はそれをありがたいと思う。

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2024/08/13

タイトルと映像化に惹かれて手に取った。 猟奇的なシリアルキラーが人は好きなので、ある意味王道的な作品かもしれない。 ミステリとして特別面白いとは思わない。 終わり方も意外性はそれほど...。 似たタイトルだと殺戮に至る病のほうが数段上。

Posted byブクログ

2024/08/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作品としては最大限引き込まれた。主人公や登場人物が死刑囚に魅了され取り込まれて行くのと同じように、作品の文章やそれぞれの設定や展開に引き込まれていく。だから、最後の展開にはなるほどと思えた。 マインドコントロール的な、サイコパス的な人は、その状況の掌握が大事だと言うが、そういう種を少しずつ植え付けられている人が大量にいると思うと、いつでも伝染し発症しうる、「死刑にいたる病」というタイトルそのものだ。秀逸なタイトルである。そして、感知したように見えてまだ蜘蛛の巣の中であり、まるで「キャリア」のようにいつでもそのスイッチが入りかねない状況が続いていくと思うと、後を引く恐怖が物凄いことを知る。

Posted byブクログ

2024/08/06

え?まさか?って思い出してからのお腹の底からゾワゾワする感じ… そこから先はぞっとしたり、納得したり、ほっとしたり、油断して後悔したり。 読み終わったら今も、ゾワゾワする。 こっちの櫛木作品、ほんと容赦ない。

Posted byブクログ

2024/08/04

Audibleにて。 話の進み方や、オチは面白かったのだが、 子を持つ親として、耐えがたいような描写が多すぎた。。。

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