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ミステリークロック の商品レビュー

3.1

82件のお客様レビュー

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2022/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

防犯探偵シリーズ第4弾。中・短あわせて4編。 なんといっても表題作が一番力入っていて楽しかった。一番高い時計はどれ……? ■ゆるやかな自殺 映像化済。893事務所での発砲事件。青砥はお休み。トリックは面白いけどもう少しヒントがほしいところ ■鏡の国の殺人 映像化済。美術館での殺人。このトリックは映像でないと理解できなかった ■ミステリークロック 正直この長さでまったく苦がなく読めたのはシリーズ初だった。サスペンスフルで手が止まらず。トリックは手が込んでるしおじいちゃんは面白いし青砥はシリーズ最凶の本性を見せるし何より動機説明を放棄した潔さに好感を持った ■コロッサスの鉤爪 二人のコントは絶好調。未知ガジェットが出てきて頭抱えた。最後に犯人目線でいろいろ説明して終わるのは苦手

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2019/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

物理的トリックの作品なんて、もう今後そんな新しいのなんて と思ってたのに、バンバンと繰り広げられるという ただ、やはり複雑になりすぎてすっきり感は乏しくなってるイメージ (私の読解力、知識の問題?) 昔は家電が壊れると父親が直してたりしてたけど、 今の家電じゃ無理 色々と物事が進化していくと、専門以外の人が理解するのは難しくなっていく とすると、昔の誰もが日常で触れて理解できる知識でつくられたトリックなら 多くの人に好き嫌いは別として、理解できる可能性があるが 専門的になってくると理解できる人が減ってきて 作品の質によらず、読者は減ってしまうんだろうなあと思ってしまった とりあえず、ガラスのハンマーは読んだけど、他のシリーズ読んでないので 読んでみよ~

Posted byブクログ

2019/01/20

一見すると文芸書でしかもミステリーでは模倣犯に匹敵するくらい分厚いくて読み終わるまで相当時間がかかる代物かと思ったが、内容が非常にスピーディで一気読み。クローズドサークルものはどこかロジカルではなく矛盾点があるトリックが多いが、著者の理詰めのトリックには大いに楽しめた。

Posted byブクログ

2018/11/18

防犯探偵・榎本シリーズ 第4弾 ・ゆるやかな自殺 ・鏡の国の殺人 ・ミステリークロック ・コロッサスの鉤爪 女性弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径コンビによる密室ミステリー短編4作。 お決まりの密室殺人あり、時間差トリックあり、海の密室ありと、ちょっと...

防犯探偵・榎本シリーズ 第4弾 ・ゆるやかな自殺 ・鏡の国の殺人 ・ミステリークロック ・コロッサスの鉤爪 女性弁護士・青砥純子と防犯コンサルタント・榎本径コンビによる密室ミステリー短編4作。 お決まりの密室殺人あり、時間差トリックあり、海の密室ありと、ちょっと頭を働かせても難解なトリック満載。 最初から犯人は分かっているけど、トリックがとにかく難しい。 読んでて謎解きを楽しむものではなく、へえ~となる感じ。 ちょっと頭使いすぎて、読後感は疲れました。

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2018/11/11

始めの短編はともかく時計の件は眠気を誘う。好きな人は好きなんだろうけど…。毎回推理のボケ担当にイラっとする。

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2018/10/29

ゆるやかな殺人  C 鏡の国の殺人  C+ ミステリークロック A コロッサスの鉤爪  A 中短編の組み合わせ4作。 後半2作がおすすめです。 表題作は、このトリックを作りまとめきったことが凄い。ここまで複雑なトリックは『黒いトランク』以来… トリックの為のトリックが多すぎ...

ゆるやかな殺人  C 鏡の国の殺人  C+ ミステリークロック A コロッサスの鉤爪  A 中短編の組み合わせ4作。 後半2作がおすすめです。 表題作は、このトリックを作りまとめきったことが凄い。ここまで複雑なトリックは『黒いトランク』以来… トリックの為のトリックが多すぎて無理やり感があるのだが、それがまたよい。犯人頑張ったな…笑 さりげなく『コロッサスの鉤爪』もえげつない事やっている。想像して笑ってしまった。 それにしても胸糞悪いなぁ…

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2018/10/16

「鏡の国の殺人」「ミステリークロック」はトリックがややこし過ぎる。 「ゆるやかな自殺」「コロッサスの鉤爪」がトリックがシンプルで単純に楽しめた

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2018/10/23

防犯探偵シリーズの短編集第3弾。初登場時、榎本探偵曰く手の届かない、高嶺の花的存在だった青砥先生が今や哀れ。キャラクターの変遷は連載ものの宿命と割り切って受け入れるとかなり面白いコンビ。探偵の方もホッキョクギツネやらカワウソやら好き勝手言われているし。細身で黒目がちな容姿なのだろ...

防犯探偵シリーズの短編集第3弾。初登場時、榎本探偵曰く手の届かない、高嶺の花的存在だった青砥先生が今や哀れ。キャラクターの変遷は連載ものの宿命と割り切って受け入れるとかなり面白いコンビ。探偵の方もホッキョクギツネやらカワウソやら好き勝手言われているし。細身で黒目がちな容姿なのだろうか。 トリックは相変わらず面白い。実現可能かはともかく、理詰めで完結しているところが凄い。全編安定のクオリティ。 でも今回は二人の会話や青砥先生の感覚的な地の文に遊びを感じる。ツッコミどころも多い。弁護士がニコニコ動画見る暇あるのかとか「あべし」ってなんだよとか……

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2018/09/17

防犯探偵シリーズの短編中編集。 「ゆるやかな自殺」と「鏡の国の殺人」はドラマで見たので、原作との違いを楽しめた。 表題作のトリックは超絶難解。 ベストは巨大イカが犯人か?という「コロッサスの鉤爪」。 前作では青砥先生のトンデモトリックに脱力したが、もうこういうキャラに生まれ変わっ...

防犯探偵シリーズの短編中編集。 「ゆるやかな自殺」と「鏡の国の殺人」はドラマで見たので、原作との違いを楽しめた。 表題作のトリックは超絶難解。 ベストは巨大イカが犯人か?という「コロッサスの鉤爪」。 前作では青砥先生のトンデモトリックに脱力したが、もうこういうキャラに生まれ変わったのだと思うことにした。それにしても榎本さんとなれ合い過ぎな気はする。

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2018/08/30

このシリーズのトリックでは、私たちが知らないけれど実際に存在する機器や科学、生物反応などを利用していて、そこは毎回面白い。ただ貴志さんのコメディは私には全く笑えず、青砥さんはとても弁護士とも美人とも思えない人に成り果ててしまったので残念。

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