ミステリークロック の商品レビュー

貴志祐介(著者)

2018/08/16

密室ものの4編からなる長めの短編集。
密室といってもそれぞれの作品が空間的な壁、時間の壁、水圧の壁があって不可能犯罪になっているのは趣向が凝っていてさすがという印象。
水深300m離れた水圧の壁に阻まれる密室が似たような話は知らず、おもしろかった。

2018/07/07

途中で綾辻を思い出した。
綾辻よりめんどくさいストーリーになってきて、後半ほぼほぼさらっと流すように読み終えた。
おもしろいけど、まわりくどすぎ。

2018/06/30

防犯探偵・榎本径シリーズの第4弾。

もう本作では防犯探偵でもなく、ただの密室事件解決士みたいになってしまっている。トリックも映像で見るならまだわかるかもしれないが、読んで理解するには難しすぎる。

相変わらずの青砥のトンチンカンぶりも榎本との掛け合いを楽しむどころか、逆に鼻く。誰か相棒が必要ならば、青砥ではなくハゲコウの方がまだマシな気がする。

2018/06/13

密室殺人の事件の話が4話収録されている。

ゆるやかな自殺、ヤクザの親分を殺した犯人が目撃者の子分をあるトリックで殺す話、アル中を利用して、、、

鏡の国の殺人、アリスをモチーフにした密室殺人、最先端技術を利用した殺人だった。キャラがおかしい。。。

ミステリークロック、表題作、トリックが難しい。字面だけだとなかなかわからん。

コロッサスの鉤爪、海上の密室殺人、ちょっと無理あるんじゃなかろうか？途中まではこの話が一番自分好みだった。

2018/06/09

トリックが凝ってる。
コンビの掛け合いに磨きがかかっていて、シュールさに笑う場面も。
貴志さんならではの心理描写が少なかったのがちょっとだけ残念。

2018/04/27

とにかくトリックを書きたかったのね。この小説…。
だから話はそんなに面白くなかった。

あとシリーズなのかな？登場人物の関係とかよく分からなかった。

2018/04/22

青砥さんと榎本さんのやり取りが、完全にコントになってました。

この二人こんな感じでしたっけ？

再ドラマ化を意識しているのか。
一つ一つはマニアックな密室で楽しかったです。

2018/04/20

「密室」というものにこだわった榎本シリーズ最新作。
相変わらず、事件だけとってみたらそれなりに陰惨だったり陰湿なバックボーンがあるのにもかかわらず、全体を通してみると暗くないどころかコメディに仕上がってる不思議なシリーズですね。
感想なんですが・・表題作である「ミステリークロック」。自分の頭が悪いせいだと思うんですが、どうもトリックがわかりにくい。「えーっと・・・どういうこと？」みたいに読み返すことが数度。こういうのをすんなりと理解できる方だったら「そういうことだったのか！」と膝を打って絶賛されるのかもしれませんけども。自分の頭が極端に悪いせいか？とちょっと不安になり他の人のレビューをちょっと見てみたら・・・概ねそういう感想なようでちょっと胸をなでおろしております。そうだよね！わかりにくいよね！と自分の能力の低さを棚に上げてみたり。

2018/04/18

コロッサスの鉤爪が一番良かった
収穫は電波時計の時間を合わせる方法が出てたので試したらちょっと嬉しくなりました。

2018/04/11

あの探偵のシリーズだったとは知らずに読み始め。この種のトリックはどうにも読むのが面倒くさくなってしまって表題作までたどり着けなかった。今はまだ読むべきタイミングではなかったということなのかも。