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自分を休ませる練習 の商品レビュー

3.8

48件のお客様レビュー

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2019/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の心、体を休ませ、丁寧に生きることを示した本です。 この本のメインテーマである、マインドフルネスとはどんなときでも日常動作ひとつひとつに心をこめて、今に意識を集中させることだそうです。 それを各章ごとに詳しく書いて頂いており、『中今』や『残心』、『没我』、『知足』など古来からある考え方を用いて説明してくれています。 作者が医師ということもあり、心のあり方を教示してくれてる点もあれば、体を労い生きていくことも書かれていて、心も体もどちらも大切なんだと感じることができました。 ついつい頑張り過ぎてしまう私ですが、目の前のことを大事に、近しい人を大事に、自分を大事に、自然に感謝して生きていこうと気付かされました。 この本を読んで良かったと思います。 今日は私の好きな散歩をして自然を目に入れたいと思います。 もし読むのが大変って方は、読み飛ばしながら大きい文字で書いてあるところだけ、そして一番最後のページだけ読むのでも事足りるかもしれません。

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2019/10/06

自分に向きあい、なんでもない当たり前の時間を大切にすることで、 人生は輝き出す。 ●「頑張りすぎる人」は「いいかげん」になる ●「美しい所作」は心とからだにいい ●期待しない、依存しない ●「行くため」ではなく、「歩くため」に歩く ●階段の上り下りから生活を変える ●食...

自分に向きあい、なんでもない当たり前の時間を大切にすることで、 人生は輝き出す。 ●「頑張りすぎる人」は「いいかげん」になる ●「美しい所作」は心とからだにいい ●期待しない、依存しない ●「行くため」ではなく、「歩くため」に歩く ●階段の上り下りから生活を変える ●食べ過ぎてしまうのは、ストレスのせい ●喉を意識して食べる ●生活リズムは「からだ任せ」 ●長く、ゆっくり呼吸する ●本当の修行は日々の生活にある ●「自分が気持ちいいこと」を選ぶ ●童心に返る ●四季の移り変わりに気づく ●鼻をきかせる ●集中できる「場」をつくる ●自分の人生の主役は自分だけ ●長く生きるかではなく、どう生きるか マインドフルな生き方は、今すぐ誰でも始められます。

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2019/08/02

矢作直樹 著「自分を休ませる練習」、2017.10発行。一言一言に納得しながら読了しました。五木寛之氏の養生法にかなりの部分共通している気がしました。①からだを壊してまで(頑張りすぎて)やるべきことなど、この世にはない。②日常生活でも「残心」(武道や芸事)を生かす(動作の余韻を味...

矢作直樹 著「自分を休ませる練習」、2017.10発行。一言一言に納得しながら読了しました。五木寛之氏の養生法にかなりの部分共通している気がしました。①からだを壊してまで(頑張りすぎて)やるべきことなど、この世にはない。②日常生活でも「残心」(武道や芸事)を生かす(動作の余韻を味わう)③遅い人は丁寧な人、愛想がない人は媚びない人。④からだの各部分を意識する。顔・目・舌、体調のチェック。血流を意識する。足指を開きしっかり踏んで歩く。⑤日々、自然の美しさを味わう。⑥他人とも昔の自分とも比べない。

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2019/06/26

この本の著者は、金沢大学医学部卒の医師である、矢作直樹です。医師として、長年患者さんを診てきたなかで釈然としないものを感じていました。病気になって病院にやってきた患者さんを治療しても、不健康で、無理ばかりする生活を続けて居れば、またどこかで体を悪くして病院にやってくる。対症療法に...

この本の著者は、金沢大学医学部卒の医師である、矢作直樹です。医師として、長年患者さんを診てきたなかで釈然としないものを感じていました。病気になって病院にやってきた患者さんを治療しても、不健康で、無理ばかりする生活を続けて居れば、またどこかで体を悪くして病院にやってくる。対症療法によってでしか患者さんを助けられないことに限界を感じていた。そんななかで、生活の中でしなやかに生きるためのマインドフルネスを取り入れていこうという提案をしました。マインドフルネスとは新しいことでもなく、「本来の自分を取り戻す」ということです。このほんでは、マインドフルネスのためのヒントを6章に分けて説明しています。 印象に残ったエピソードを1つ紹介します。第1章では、やわらかな心を取り戻すというセクションになっています。そんな中でも、「早い」ことが良いとはかぎらない。「先送り」にした方が良いこともある。時間の経過によって様々な条件を変化させていきます。そのおかげで、許せなかった相手に対して不思議なくらいなんとも思わなくなるといったような状況が当てはまります。 以上の例のように、生活に対してポジティブな思考になれるような名言チックなものがたくさんのっておます。ぜひ読んでみてください。 書蔵番号 493.39 Ya ゆず

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2023/03/09
  • ネタバレ

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【読書メモ】 ”残心、という言葉をご存知でしょうか?弓道、剣道、柔道などの武道、さらに伝統芸能の世界でもよく使われる言葉です。 意味としては「それを終えた後、力をゆるめる、あるいはくつろぎながらも、まだしっかりと注意を払っている状態」です。 気持ちが途切れていない状態、とも言えるでしょうか。日常生活でも、残心を生かしてみたらいかがでしょう。 ・ドアや襖は、静かに、最後まで閉める。 ・湯のみ、コップ、食器は、静かに置く。 ・静かに歩く。無用な音を立てない。 これらは所作としても美しく見えます。” ・信頼はしても期待はしない。 ・結果を求めない。依存しない。 ・なにごとも絶対視しない。 ・他人の評価に一喜一憂しない。 ・何かをしてくれたら有難う。してくれなくても当然。 ・約束守ってくれたら感謝。守られなかったら忘れる。 ・突き詰めて考えない。 ・マインドフルネス(心身がリラックスした状態):日常生活の動作一つ一つに心を込め、『今』に意識を集中すること。 ・今、この瞬間を生きることが、時間に支配されないことに繋がる。 ・他人とも、昔の自分とも比べない。 ・すべてをあるがままに生きるには:ただひたすら「何もしない」時間を作り、雑念のない無意識の状態をつくる。 ・相手の時間にだけ気を遣う(相手の時間を奪うのは失礼だから)

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2019/03/24

学ぶことは多かったが、内容量に対して価格がやや高い印象を受けた。1時間ほどで読めてしまい、最悪目次を読むだけでも事足りる。啓発本あるあるなのかもしれないが、このボリュームだと読み捨てになってしまう。

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2019/02/05

日常生活こそ大変な修行。宗教者が行うものばかりでなく、庶民の生活のなかにこそ大変な修行がある。混沌ななかにいると楽しいことばかりではない。そのなかで心を沈めるコツは「好きなことを考えること」。好きなことを考えると負の状況や嫌なことを遮断できる。あるいは「自分が光に包まれているイメ...

日常生活こそ大変な修行。宗教者が行うものばかりでなく、庶民の生活のなかにこそ大変な修行がある。混沌ななかにいると楽しいことばかりではない。そのなかで心を沈めるコツは「好きなことを考えること」。好きなことを考えると負の状況や嫌なことを遮断できる。あるいは「自分が光に包まれているイメージをする」のも有効。イメージは誰もが生まれながらに持っている感覚なのでそれを思い出すだけでいい。116ページ

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2019/01/24

人生を楽にする、人に左右されない、気負わない 自分は自分を貫く、時には思うまま、思った時に旅に出る、ボーッとする時間を設ける、いつ死ぬかわからない人生、自分大切に生きようそう思わせてくれる。 なかなか、難しいが肩肘張らず気楽に!

Posted byブクログ

2019/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今を感じ 今を楽しみ 今に意識を取り戻す サマディー(サンスクリット語) =三昧(さんまい) 雑念のない1点集中状態 ゾーンに入る 最高に心地よい「没我」ぼつがの状態 自分を休ませる練習:第6章

Posted byブクログ

2020/02/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一字一文が心を刺す言葉ばかりでした。 矢作先生に教えていただいたことを践行していきます。 - 何かをしてくれたらありがとう、してくれなくてもそれが当然 約束を守ってくれたら感謝、守ってくれなかったら忘れよう - 信頼していれば、期待外れでも、恨むことはない。 - 美しい所作は体と心に良い - 今すぐ決めなくて良い、やらなくて良い - やわらかな心は褒めることから - 体はお借り物、大切にしよう - 毎日自分の顔、じっくりみてあげよう 表情はいかが 口角が下がってないか 眉毛にシワ寄せてないか - 掃除はものと場所に感謝のチヤンス、意識を向けるこごはマインドフルネス - 腰を立てて、体幹を意識し、歩くこと - つらいとき、悲しいときでも、「好きなこと」をしている感覚があなたを守る。無我夢中 -とにかく今を生きる - 自分の人生の主役は自分だけ、家族だろうと親友だろうと脇役です。 嫌だなぁと思うなら、引き受けない 感情を乱されるようなら、付き合わない 誰かの勝手な思考や感情に、振り回されない。 他人の評価で一喜一憂しない。 - 今の自分は一番素晴らしい、過去と未来は今の連続 融通無碍(ゆうずうむげ)

Posted byブクログ